2007'08.05.Sun
level.1
今週末は…。
結局この「cesta」は休戦状態で、自分のlevelアップに勤しんでいた。
と言いつつ…。やっぱりlevelは「1」のままが正しいと思うのでそのままで…。
「cesta」のための、武器やら防具やらは持っていたけれど、でも結局はこのイベントでは使わなかった。
まぁ…一緒にパーティー組んでいた仲間が、「今、それを出すのは野暮デショ!?」てなオーラを120%出していたのもあるし、それもそうだなと自分でも思ったからだ。
だからlevel上げに行ったつもりが、結果は全くそうではなかったのだけど、でもそれ以上に、私にとって必要なモノを手に入れることが出来た。
sunaという人物の、「原点」を。
新たな旅であるこの「cesta」に夢中で、過去を振り返らず…て言うよりも、振り返る暇も無く、ただ必死に前を見て進もうとしていたこの今、
その景色は、私の中で忘れかけていた「原点」を思い出させた。
それは、いつも…。
1人で見ていた景色。
今はもう、その場所はこの世界には存在しない。
それでも、忘れることなんて絶対にないと信じていたのに、私は…。
1人ぼっちだったけど、でも…
「人が好きな人でありたい」
いつもそう願っていた。その景色を見ながらそう、願っていた。
どんなに裏切られても、嫌われても…。
何度辛い別れを繰り返しても…。同時に新たな出会いに戸惑いながらも…。
それでも。
人を好きな人でありたい。あり続けたい。そう、思っていた。
そうすれば、いつか必ず。
私を分かってくれる人が…、私を受け入れてくれる大切な「仲間」が出来るのだと。
ランドセルを傍に転がした、何も力のない幼い子供ながらにそう、願いを掛け続けていた。
私の「原点」
今。
たった1人で旅に出ようとしている。
問題は山積みだし、こんなノンキなこと、やってる時間なんてないけれど、でも…来て良かった。
私の「原点」である、あの草原ではないけれど、でも来て良かった。心からそう思った。
「自分の思うとおりに…。自分を信じて進めば良い」
ランドセルをかるった幼い私が、ボンヤリ突っ立っている今の私を見上げて言った。
「一体、どうなっているのかは分からないけど、凄く苦労したり苦しんだりしてるかも知れないけど、それでも良いよ。好きに生きなよ」
声がして振り向くと、今度は高校時代の制服を着た私が、ニッコリ笑って立っていた。
そうだ。
高校卒業前に、面白半分に仲間で撮ったビデオで、そんなことを私は言っていた。
「ありがとう」
紺のジャージに、薄汚れたジーンズ。首からはトイカメラのsumenaをぶら下げた、今の頼りない、何の地位も名誉も肩書きもない私は、古ぼけた水色の帽子を脱いだ。
日差しは強かったが、風がとても気持ちよくて、汗でへばり付いた髪の毛を梳いていった。
「あんたらしく、生きて欲しい」
ランドセルをかるった小さな私と、ブレザーの制服を着た高校生の私は、並んで立ってそう言うと手を振って消えていった。
「ありがとう」
明日からも。
キチガイめいた怒涛の戦いの日々。横道に逸れたイベントに時間を費やした分、今まで以上に「cesta」を続けなければ。
でも。
心と体は、信じられないくらい…軽かった。
※大切な場所→「草原」 (Cesta~episode2~番外編)
※明日すること。
□今までの英語帖と電子手帳を使いながら英語のお勉強。
□旅行会社Sさんへメール。
□ポーランド日程及び宿探しをすること。
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