2007'08.08.Wed
level.1
気づけば…。
もの凄いことになっている。何がって、部屋が。
気づけばって、まるで今まさに気づいたような言い方だが、まぁ…随分と前から凄いことになっているのに気づいてはいたのだけど…、
でも最近はもうホント凄い。
机の上に積み重なっている、本やらメモやら資料やらを押しのけて、相棒の猫のミルがドッカリと寝そべるもんだから、雪崩が起きて、それら殆どが床に落ちて散らばっている。
そして…。
勿論(何ていうのも既に可笑しいが)、床にも机の上に負けず、本やら辞書やら雑誌やらが積み重なって置かれているので、連鎖反応として…
ミルが寝そべるから、机の上で雪崩が起きる→その雪崩が床に置かれている「山々」にぶち当たって、新たな雪崩が起きる…→床が見えない。
サイアクだ。
でも。
気づけば、いつの間にこんなにも多くの本やら資料やらを、この部屋に持ち込んでいたのだろう何て、ちょっと驚いた。
渋々、その雪崩れの片づけをしてみれば…
再度読み直したいものばかり見つかって、結局何1つ、片付いていないのだけど。
ボンヤリ都市の名を知っているくらいで、その都市で使われている通貨すらも…もう、何もかもが無知で、とにかく興味のある部分をドワー!と書き出してまとめただけだった数ヶ月前と、
旅行会社気取りで、スケジュールを組み始めている今では、随分と違うことに気づいた。
あ、この本にもこの店が紹介されている。
あ、やっぱりココは要チェックだな。
そんな感じ。
そして。
少し…ネズミが齧ったくらい少し、知識がついた今、部屋に積み重なっている大量の本を見ると、あることに気づいた。
そしてそれは、私のこの旅の「目的」でもあることに気づいた。
この部屋に溢れ返っている本たちの殆どは、個人が書いた「旅行記」みたいなものばかりで、旅に必要な「情報誌」ではないということ。
ある本では…
観光地は1つも書かれておらず、ただの買い付け日記だったりもしている。
ある本では…
オススメ!と書かれていても、「墓地巡り」だったり、「街にある植物」のことだったり、「きのこ狩り」がどうのこうのだったり、家々の「窓」やら「扉」ばかりの写真しかなかったり…何がオススメなんだ…?
でも。
観光名所やら、名産物やら、有名料理店やら、三ツ星以上のホテルやらよりも、
こうした、まるで自分の今、住んでいるこの場所でも出来そうなことについてのことの方が、何十倍もワクワクするのは何故か?
それは…。
私の「旅」がいつも、「その土地で生活するように」だからだ。
ぶっちゃけ、地元人間に間違われたい。
以前。
長崎へフラリ、1人で行って、街中をフラフラ歩いていると、男の子2人組から「オススメの中華料理屋を教えて下さい」と声を掛けられたことがある。
私も知りたいんですけど…。
広島に行った時もそうだ。「○○と言うお好み焼き屋はどこですか?」
知りません。そこのお好み焼き、美味しいんですか?
まぁ…。今度は、見慣れない人種の私は、そうそう「地元」には間違われることはないだろうし、日本とは違って少なからず気も張っているだろうからそんなことはないだろうけど…、でも、
その土地の「生活」に触れたい。
それが私が旅する目的の1つでもある。
朝の通勤電車にも乗ってみたいし、公園でノンビリしたい。路上の露店で立ち食いしたいし、観光ガイドのドコにも載っていないような小さな古本屋を漁ってみたり、スーパーや市場で買い物もしたい。
そんな旅。
勿論、折角だから美術館やらの観光もするけれど、その目的地に行くのにタクシーは使いたくない。
今まで。
私がこの場所で、当たり前に生活してきたことを、旅先でもやってみたいのだ。
そして。
ホッとしたいのだ。
ああ、私は間違っていなかったんだと思いたいのだ。
そして同時に。
こんな生活もあるのだと知りたい。
それが「cesta」なのだ。私にとっての。
まだ。
想像でしかない…まるで本の中の世界のような場所へフラリと入り込み、そしてそこで口笛吹きながらトコトコ歩いてみたい。
「主人公」と言うよりも、「通行人A」になりたい。
ちょっと変わっているかも知れないけど、こんなだから、どのツアーを見てもちっとも心が動かなかったのだろうと思う。
この「cesta」を無事に終え、本当の私の「地元」に戻って来た時は、
マニアックなガイドブックが1冊、出来上がっていることだろう。
きっと、そのガイドブックを手に取って貰っても、パラパラと捲られるだけで、スグに私の手に返ってくることだろうけど、
それが私の狙いだったりもするのだ。
気づけば…。
もの凄いことになっている。何がって、部屋が。
気づけばって、まるで今まさに気づいたような言い方だが、まぁ…随分と前から凄いことになっているのに気づいてはいたのだけど…、
でも最近はもうホント凄い。
机の上に積み重なっている、本やらメモやら資料やらを押しのけて、相棒の猫のミルがドッカリと寝そべるもんだから、雪崩が起きて、それら殆どが床に落ちて散らばっている。
そして…。
勿論(何ていうのも既に可笑しいが)、床にも机の上に負けず、本やら辞書やら雑誌やらが積み重なって置かれているので、連鎖反応として…
ミルが寝そべるから、机の上で雪崩が起きる→その雪崩が床に置かれている「山々」にぶち当たって、新たな雪崩が起きる…→床が見えない。
サイアクだ。
でも。
気づけば、いつの間にこんなにも多くの本やら資料やらを、この部屋に持ち込んでいたのだろう何て、ちょっと驚いた。
渋々、その雪崩れの片づけをしてみれば…
再度読み直したいものばかり見つかって、結局何1つ、片付いていないのだけど。
ボンヤリ都市の名を知っているくらいで、その都市で使われている通貨すらも…もう、何もかもが無知で、とにかく興味のある部分をドワー!と書き出してまとめただけだった数ヶ月前と、
旅行会社気取りで、スケジュールを組み始めている今では、随分と違うことに気づいた。
あ、この本にもこの店が紹介されている。
あ、やっぱりココは要チェックだな。
そんな感じ。
そして。
少し…ネズミが齧ったくらい少し、知識がついた今、部屋に積み重なっている大量の本を見ると、あることに気づいた。
そしてそれは、私のこの旅の「目的」でもあることに気づいた。
この部屋に溢れ返っている本たちの殆どは、個人が書いた「旅行記」みたいなものばかりで、旅に必要な「情報誌」ではないということ。
ある本では…
観光地は1つも書かれておらず、ただの買い付け日記だったりもしている。
ある本では…
オススメ!と書かれていても、「墓地巡り」だったり、「街にある植物」のことだったり、「きのこ狩り」がどうのこうのだったり、家々の「窓」やら「扉」ばかりの写真しかなかったり…何がオススメなんだ…?
でも。
観光名所やら、名産物やら、有名料理店やら、三ツ星以上のホテルやらよりも、
こうした、まるで自分の今、住んでいるこの場所でも出来そうなことについてのことの方が、何十倍もワクワクするのは何故か?
それは…。
私の「旅」がいつも、「その土地で生活するように」だからだ。
ぶっちゃけ、地元人間に間違われたい。
以前。
長崎へフラリ、1人で行って、街中をフラフラ歩いていると、男の子2人組から「オススメの中華料理屋を教えて下さい」と声を掛けられたことがある。
私も知りたいんですけど…。
広島に行った時もそうだ。「○○と言うお好み焼き屋はどこですか?」
知りません。そこのお好み焼き、美味しいんですか?
まぁ…。今度は、見慣れない人種の私は、そうそう「地元」には間違われることはないだろうし、日本とは違って少なからず気も張っているだろうからそんなことはないだろうけど…、でも、
その土地の「生活」に触れたい。
それが私が旅する目的の1つでもある。
朝の通勤電車にも乗ってみたいし、公園でノンビリしたい。路上の露店で立ち食いしたいし、観光ガイドのドコにも載っていないような小さな古本屋を漁ってみたり、スーパーや市場で買い物もしたい。
そんな旅。
勿論、折角だから美術館やらの観光もするけれど、その目的地に行くのにタクシーは使いたくない。
今まで。
私がこの場所で、当たり前に生活してきたことを、旅先でもやってみたいのだ。
そして。
ホッとしたいのだ。
ああ、私は間違っていなかったんだと思いたいのだ。
そして同時に。
こんな生活もあるのだと知りたい。
それが「cesta」なのだ。私にとっての。
まだ。
想像でしかない…まるで本の中の世界のような場所へフラリと入り込み、そしてそこで口笛吹きながらトコトコ歩いてみたい。
「主人公」と言うよりも、「通行人A」になりたい。
ちょっと変わっているかも知れないけど、こんなだから、どのツアーを見てもちっとも心が動かなかったのだろうと思う。
この「cesta」を無事に終え、本当の私の「地元」に戻って来た時は、
マニアックなガイドブックが1冊、出来上がっていることだろう。
きっと、そのガイドブックを手に取って貰っても、パラパラと捲られるだけで、スグに私の手に返ってくることだろうけど、
それが私の狙いだったりもするのだ。
※明日すること。
□英語のお勉強。及び、ドイツ語とチェコ語とポーランド語の基本フレーズのお勉強。
□訪れる予定の場所場所を地図で再確認。
□今日チェックした情報ページをコピーすること。
□レートチェック。
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