2009'04.18.Sat
level.47
一週間前から。
楽しみにしていたBランチの「鯛の煮付け定食」が完売で、ショックが隠しきれませんですた。
今日1番のショックな出来事です。
「どうする?私は別に何だって良いんだけど」
本当に、どうだって良いってな口調で一緒にお昼を食べている子が言っていましたが、反応できないほどフリーズしてしまっていた私のケータイがブブブ…と震え、ロクに着信も見ないまま反射的に出てみれば、
『もうお昼食べてる?』
カレーライスさんからですた。
「た…」
『た?』
「鯛の煮付け定食が完売してんですけどー!?」
『…あのさ今、俺とメガネさん、いつもの中華に来てんだけど…どうかなと思って…』
お昼は中華になりますた。
この部署に来て私はほぼ毎日、お昼は外に出かけます。一緒の連れもお昼を持ってこない人なのもあるのですが、一旦、この習慣が付くともう、狭苦しい休憩室でチマチマ昼食なんて食べてられません。
トイレもままならない束縛からせめて1時間でも解放される時間が無いと本当に気がおかしくなってしまう。
「お疲れ様です~」
私たちの姿に気付いてカレーライスさんが手を上げてくれたのですが、
昼時を過ぎた時間、すぐ分かるっての。
「何を食べてんですか?」
一目見れば分かる日替わり定食を男二人はガツガツ食べておりましたが、とりあえず聞いてみる。
「今日の日替わり、結構イケるよ?」
優しいカレーライスさんはそう答えてくれましたが、
「んじゃあ、天津飯で」
カレーライスさんのオススメで知ったお店ですが、本当にココの料理は美味しい。スターレーンの地下にあります。(分かる人にはコレで分かるはずだ)
「カレーライスさんが日替わりオススメしてんのに迷わず天津飯?!」
隣でムシャムシャ頬張りながらメガネ上司が話しかけてくるので、
「私も第3の眼を開眼させようと…」
一瞬、メガネ上司は「?」の顔をしましたが、
「ああ…そっちの天津飯ね…どうせなら俺は飛影の方が好きだけど」
「え~だって飛影は邪眼じゃないですか」
「だから何だよ…?飛影をバカにすんな」
「何の話…?」
私の連れがウンザリした顔で言いました。勿論、マンガトークです。
昼くらい、自由の身になったってバチは当たらんだろが…っ(逆ギレ)
昼ごはんくらいしか楽しみがないってのは、少々寂しいけど、
「ホントあの店、美味しかった」
会計を済ませ、会社へ向かっている途中でボソリ呟いたメガネ上司の横顔を見て、
「たまには外で食べるのも良いでしょう?パンばっかじゃ力が出ませんよ?米を食べないと!」
「…今度は天津飯を注文するよ。第3の目、開眼させないとね」
「何気に思ったんですけど、第3の目開眼してもメガネですか?」
「何で近眼前提!?」
ちなみに。
この店は会計時にドリンク無料チケットを1人1人にくれます。でもそのチケット1枚で4人まで無料になります…。
このドリンクチケットの魔の手にメガネも巻き込まれたか…と。
だって減らないどころか増えてるんだもの。連れが増えるたび、チケットも増えて行くと言う、本当に凄いシステムだなと思います。
「そういや…昨日貰ったメガネさんの仕事、ようやく全部終わりましたよ」
「それじゃあ、次の分は…」
「自分でやってくださいってか、褒めてください。上司の仕事を請け負う部下は私だけだと思いますけど」
「素晴らしい!」
「何ですか、ソレ」
「スナさんの真似」
あの泣きそうになりながらも必死に自分の気持ちを伝えた夜を境に、今までは一人で何でも抱え込んでしまうような人だったのに、開き直ったかのように次々押し付けてくるこの上司の力になれているんだと思う反面、
何か…違くね?
とも思う今日この頃です。
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