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cesta 07

かいしんのいちげき

2024'04.19.Fri
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2009'04.27.Mon



level.47


と言うマンガを読みますた。浅野いにお作「世界の終わりと夜明け前」
だから何だよ?って言われてもただソレだけなんですけどね…。

こんばんわ、スナです。

今日突如、元上司が私の席にやってきて「スナさん、ちょっと良い?」って言うもんだから、何事かと思いつつ着いて行けば…

「はい」

数枚のコピー用紙を渡されますた。「あげる。好きな時に読んでみて」

今、私が、すべての言葉の語尾につけてんじゃないかってなくらい彼女に言っている、

「インド」

についての、彼女の友人の日記の1つをプリントアウトしたものでした。


「何だかワケわからんくて、何だか知らん間にぼったくられて、何だか気付かないうちにスリにあって、何だか無性に悲しくなって、やっぱり何だかワケわからんくて…」

そんなことばかりツラツラと書かれておりましたが、最後の一文は、

「明日、キャンディーとチョコを渡しに旅立ちます」



鳥肌が立ちました。

どこの誰かも知らないし、コレを書いた人が男性なのか女性なのかも私は存じ上げませんが、1人、イキオイで乗り込んだインドで揉みくちゃにされたのに、それでもまたインドへ旅立ったこの人物の「明日」がとても気になりました。

「ワケわからん」その中で、
とてもお世話になった家族がいるらしく、そこの子供たちとキャンディーとチョコを今度は持ってくるって約束をしたらしい。

キャンディーとチョコなんてどこにでもあるこの日本で。
わざわざそれだけの為に「ワケわからん」国に再度向かうなんて…宅急便でも何でもあるだろうに…

そうじゃないんですよね。そういうことじゃないんです。





この日記は2006年のもので、今から数えれば3年も前のことです。今、コレを書かれた方は何をどこでやっているのだろう。

そうふと思ったけど、でも結構フツーに地味に社会人だったりするんですよね。


でもきっと。
ただの1社会人であったとしても、中身はただの1社会人ではない。この方の見ている世界と、隣で信号待ちをしている1社会人の世界はまるで別物のような気がします。


「本気で死んでも良いと思ったんです」

いつもキィキィ言っている割には別段パッとしない業績の1社会人をやってる私が、まさかそんなことを思い、そして実際に行動をしていたと言う、そんな過去があったことなんて思いもしなかったらしく、メガネ上司は何も言葉を返さなかったけど、誰だって1度や2度、人生をリセットしても良いんじゃなくね?と思ったっておかしくはないと思う。


この前、
久々休憩室で一緒にご飯を食べた若い女の子が、「最近、凄い食べ過ぎてしまうから嫌だ~」とか言ってましたが、

食べすぎが出来るってのがどんなに有難い事なのか、今の私には常識的に知っているので、

「太って嫌ならやせれば良い」

軽くそんなことを言ってしまいましたが、「どんだけポジティブなんですか!?」と突っ込まれてしまいました。



明日も明後日も…1年後も10年後も。

必ずやってくると信じて、そして老衰で死ぬってのを疑わないのは当たり前のことですが、そうでないといけないとも思いますが、

だからと言って、ナァナァに、タダ何となく、そのやってくると信じて疑わない明日を…1年後を迎えるのは嫌だなと思う。


確かなモノなんてこの現実世界にあるワケがない。私はそう思います。

だからと言って、何もかも信じないって言うようなワケでもなくて、逆に不確かなモノしかないからこそ、

信じるって気持ちが大事だとも思ってます。



このブログの初日、2007年8月1日に私はこう書いていた。

「必ず生きて帰る」

死んでも良いと本気で覚悟を決めていたのと同じくらい、「生きたい」とも本気で思っていた。

本気で命を掛けてたってことだなと、この時から2年近く経った今、冷静にそう思う。


何だかんだありながらも、ボロボロになりながらも、それでも宣言した通り、何とか生きて帰って来て、そしてまた旅立つ前と同じような環境下でそれもそれで必死にやっている今、

私はまた、命を掛けてみようと思っています。どんだけギャンブラーなんだよ…。


自分の足で歩くことがどれほど困難なことか…嫌と言うほど知っているけど、でも今の私は、この旅立つ前の私とは違って、

一緒に歩いてくれている、支えてくれている、大切な大切な人たちがいる。

そのことも嫌と言うほど知っています。


だからこそ、今度こそ絶対に生きて帰らないといけないと言う、絶対に負けることが出来ないと言う賭けになっちまうワケで、それはそれで凄いプレッシャーでもあるのだけど、

だからこそ人は、

強くなれるんだとも思うのです。



負けちゃったらまぁ…ごめーんね。










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