忍者ブログ

cesta 07

かいしんのいちげき

2024'04.27.Sat
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2009'01.08.Thu



level.46


あけまして…つうか、


あけました。


オメデトウゴザイマシタ。






こんばんわ、スナです。やべぇ、もう2009年、1週間過ぎちゃったYO


まだ年賀状、出してません。すんません。こんな私めに元旦にワサ~と年賀状をキッチリカッチリ頂いてちょっとビックリしました。

いつもなら元旦は温泉の国へ里帰りしておるので知らなかったのですが、今年は既に元旦にユーターンしましたので、まさかこんなちゃんと皆、出してるんだとわっ!と…あばば。



今年は…
生まれて初めてと言っても過言ではないくらい、正月を体験しておりません。

正月?何それ?食べられるの?


ホントマジ、在り得ないんですけどぉぉぉぉー!!!!!?


今日は(てか昨日は)1月7日ということで「七草粥」を食し、正月で疲れた胃腸を労わるてな日本行事の日であったワケですけども!

肉、食わせろ~!




そんな怨念が溜まりに溜まって…こんな年賀状です、ハイ。

丑年なんて年なのもいけないんじゃないかと(もう何に当たればいいのかすら分からない…)


刷ったは良いものの、「本当にコレでいいのか!?」と…。

年賀状って、こんな感じで良かったっけ!?


何か最近の私に届く年賀状は、「幸せ家族計画」のようなモノばかりなので、独身は一体どんなモノを出していたのか分からなくなってしまいました。

ってか、基本、ぶっちゃけ私は年賀状を出さない派なので、年賀状と言うものに全く興味ナッシング!なのである(何で威張ってんの?)


もう何でもいいか。幸せ家族計画もお年賀、関係ないじゃん!丑年関係ないじゃん!ウシ何処にも載って無いもの。子供が干支代わりなのか?そうなのか?


荒んでますな~。



とりあえず。生きてはいます。

2009年一発目なのに、こんな病んだ内容ですんません…。



とにかく!気を取り直して…。

年明けらしく、今年の目標なんぞを叫んでみようかなと(勝手に叫んどけ)


「向き合う」です。


何と?



あ~。自分?とか、まぁ~。その他色々?(何、このグダグダ)


「若さ」だけに頼って突き進んできた人生ですが、そろそろそれだけではこれ以上、進めなくなって参りますた。


体力的にも精神的にも…。

まずはちゃんと自分と向き合うことを大切にしたいなと。寝ればHP回復する!ってゲームのようには行かないこの、リアル人生ゲーム…じっくり作戦を練らねばあっという間に棺桶の中です。


正月もままならない…そんな奴隷の拷問のような仕事に追われている日々なのはもう、しょうがない。選んだ自分の責任だ。

だからその限られた時間の中で、いかにちゃんと自分が納得できるよう、精一杯満足出来る1日1日を過ごせるのか本気で取り組むのがこのリアル人生ゲームの鍵を握ってんじゃないかと。


今、自分はどういう状態なのか?疲れているのは当たり前。眠いのも当たり前。だから無理をしないといけないのも当たり前。

でも悲鳴をあげているのが聞こえないフリをして押し通せば、倍になって返って来る。

さぁ、何をどう優先する?



簡単で当たり前のことだけど、私はこれまで一度たりとも「自愛」ってことを考えたことが無かった。

まぁ、年に1回くらいは「良く頑張ったな」と自分を褒めてやることはあるにしろ、

頑張る自分を好きだと思ったことがない。
好きな事をする、興味のある事をするってことはあるけれど、それに向かって頑張っている自分を「頑張ってるな!」とか思ったことはない。

だって、頑張るのは当たり前のことだから。



でも。

ちゃんと自分と向き合えない人間は、他人とも向き合えないんじゃないかな~と、ちょっと年を取り、(色んな意味で)丸くなって来た今、そう思うのです。



自分を好きになるって難しい。

12月31日のブログにも書いたように「自分を信じる」ってのと同じくらい、難しい。


でもただ遮二無二突き進めば良いってワケではないんだ、この私が生きている世界は。


頑張れば報われるってワケではないんです。時には頑張らないことが勝利に繋がることもある。


牛さんのように時には熱く情熱的になるのも良し。だけど、普段は風に身を任せ、思う存分草を貪り続けるだけの時間も大切なんじゃないかな~と。


バランスですな。うん。




ま、こんなアンバランス極まりない人間ですが何卒!

本年も宜しくお願い申し上げます。


2009年。1月。SUNA




「今日の定食、何じゃった?キッシー」
テーブルの中央に盛られたカードを引きながらモジャが言った。
「あ?サンマの塩焼きと何かの胡麻和えと…大根の味噌汁だったけど?そういうオマエは何だよ?」
片眉を上げ銜え煙草のままキシザワが応えた。男性にしては細い指に嵌められた指輪がキラリと光った。手持ちのカードを慎重に並べ替えている。
「ワシ?ワシは今日は謎のオッサンたちと呑んじょったけ、定食は食っとらんばい」
「何だよソレ?謎のオッサンって誰だよ?」
2人のやり取りに、アハハと笑い声がした。
「あのオッサンたちはナカガワ製薬の人たちだよ、モジャ。名刺交換したじゃないか」
モジャの隣に座っているタローが可笑しそうに言う。そうじゃ、そうじゃとモジャが頷いている。2人して今夜偶然出会ったリーマン連中と呑んでいた。
「へっ。オマエらリーマンはノンキで良いなっつうか、何で自分は食ってもいない定食なんかに興味を持つんだよ?」
「メガネさんはサルマーレじゃったっち言んしゃるから、キッシーは何じゃったのかな~って」
「何だ、そのサル…?」
「サルマーレだ。ルーマニアのロールキャベツみたいなもんだ。ちなみに今、オマエが捨てた札、チーだ」
メガネを上げながらチラリ、横のキシザワを見てインテリメガネが口を挟んだ。チッとキシザワが舌打ちをする。
「チーとかチマチマやんなよな。つうか何で俺はサンマの塩焼きでコイツはルーマニアなんだよ。相変わらず理解不能の定食だよな。材料は無駄になってないのか?」
「ムラサキはちゃんと考えて出してんだよ、バカザワ」
4人は揃って声のした方を向いた。トレーにワインのデキャンタとグラスを4つ乗せたハルタが突っ立っている。
「生徒が教師に向かってバカとは何だ?!」
「最近のキザサワはちょっと疲れているみたいだからって旬の高級魚を出してやったんだろうが。また絵を描いてばっかで寝てないんだろ?それよりお金は賭けてないだろうな?一応ココ、レストランだからな、オマエら」
向かい合っているソファーの間にあるローテーブルにテキパキとグラスを置きながらハルタは言った。
「金なんて下らんモンは賭けん。その代わり…」
モジャの言葉に注いでいた手を止め、ハルタが顔を上げた。
「負けたヤツは今週末の買出しに付き合う!じゃ!」
モジャの言葉に3人がゴクリと唾を飲み手元の持ち札に視線を落とす。
「バッカじゃないの?!」
ハルタは呆れた声で叫んだ。
「今週末は雪が降るとお天気お姉さんが言っちょったけ、命懸けになる」
カードを選んでテーブルの上に捨てながらモジャは真剣な声で続けた。
「買出しのときのムラサキは鬼じゃからな。せめてオマエだったら良かったのじゃが…」
「まぁ、確かに妥協しないからね、アイツ。ごめんね~、生憎フランス語のレッスンだからさ~」
「フランス語なんてムラサキに教えて貰えば良いだろが。そうだよ、教えて貰いながら買出しに行け!」
「オマエが行け!キザサワ」
そう言い捨てるとサッサとハルタは階段を下りていった。
「ま、負けなければ良いだけの話だ」
インテリメガネが早速ワインのグラスに手を伸ばしている。
「ってかさ、凄い後ろ向きな気持ちでゲームやってるよね、俺達って…」
「うっせーぞ、タローのくせに」
「オマエが勝手に付けたんだろうが、俺はタローじゃねー!」
「おお!キター!!」
モジャの大きな声に3人は彼に注目した。
「上がったぞい!ワシ!」
手持ちの札を全て放りモジャは両手をバンザイした。
「マジかよ!?在り得ねぇー!!」
「ほら見ろ。手持ちを減らしておいて正解だった」
「あ、キシザワが負けだね。勿体つけて出さないから~」
「クソー!もう1回だ!セブンブリッジなんてつまらん!大富豪だ!!」
トランプの札をグシャグシャと混ぜながらキシザワは叫ぶ。
「あ、まだちゃんと俺とメガネさんの点数数えてなかったのに~」
「良いんだよってかさ、このトランプの絵柄って何だコレ?」
「あ、キッシー気付くの遅いぜよ」
「気付いてたけど、あまりにも普通に皆やってから聞くのも引けたんだよ!」
キシザワがまとめたトランプの束をズラッとスライドさせてテーブルの上に並べた。
「幕末トランプじゃ!」
モジャはその中から1枚引き抜き言った。
「ほら、これはかの有名な土方歳三。シルエットでも男前じゃな」
切り絵のようなシルエットとその人物の名、そしてその功績が書かれたそのトランプはまるでゲームのトレーディングカードのようだ。
「うん、俺も気になってたんだけど誰のトランプ?」
タローも一枚引きながら言う。
「店のだよってかムラサキのだけどな。ホントあいつ、何考えてんのか分からん」
キシザワは煙草に火をつけるとソファーに深々と寄りかかった。
「んじゃ、キッシー。そーゆーことでムラサキの買出し、ヨロシクな!」
「…分かったよ」
苦々しい顔をしながらも煙草をふかすその顔はまんざらでもなく、3人は密かに目配せをした。


※新春一発目。常連さん4人のトランプゲーム。ちなみに会話を除いた状況はほぼ実話ですコレ…(年末、実家で買出し行く人決めで姉と近所の幼馴染みとでセブンブリッジをやりますた、幕末トランプでっ!幕末トランプでゲームしたい人、我が家にどうぞ)


PR
Post your Comment
Name:
Title:
Mail:
URL:
Color:
Comment:
pass: emoji:Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
[429] [428] [427] [426] [425] [424] [423] [422] [421] [420] [419
«  BackHOME : Next »
profil
HN:
suna
HP:
性別:
非公開
kritika
[01/07 danna]
[08/12 える]
[02/19 ちか]
[02/15 える]
[01/12 える]
[11/16 ちか]
[11/14 きのきの。]
[11/11 みち]
[11/11 kotomi]
[11/11 ゆきんこ]
svobodný
































cesta 07 wrote all articles.
Powered by Ninja.blog * TemplateDesign by TMP  

忍者ブログ[PR]