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cesta 07

かいしんのいちげき

2024'04.26.Fri
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2008'11.26.Wed



level.46 (きらめき団2008展覧会開催中。会場へはコチラから→


tenderさんにお会いした時…頂いちゃいますた。

オリンパス、ペンンンンー!!


TVもシティ情報誌も見ない、そんな私が必ずチェックしている雑誌に「カメラ日和」ってのがあるんですけど、

あ!何気に「svobodný(お気に入り)」をちょっくら変えてみますた。何となく…気分転換。そんだけ。B型は突如突発的に動きます。でも疲労のピークで枠線消すの忘れてしもうた。面倒だから良いや。また気が向いたら直します。


まぁ、そこにもご紹介している雑誌なんですけど、その雑誌にも常連さんで当たり前にいつも載っているのが、このハーフカメラ。

ずっとずっとず~っと!欲しいなあ~と思っていたのですが、まぁ、1960年代頃に販売されていたこのカメラ、今時中々入手困難。

オークションで競り落とすのが1番の近道だと思われる品ですが、私、本当にオークションが苦手で…。しかもそのオークションに出ているペンを含め古いカタチのカメラはジャンクモノが殆どで、操作方法すらもままならない私に、

手直しなんて出来るわけがあるかっ!!

てなワケで、99%、タダの憧れのカメラだったのです。


そんな。
私にとっては幻アイテムが「ほらよ」と手渡されると、何が起こったのかサッパリ分からず…

ちょ、ちょ、ちょっと待ってください、やり直し!!カットカットー!!


でも。
ちゃっかりちゃんと頂いてきたワケでして…。


父の愛用していた銀塩カメラを1台、ぶんどって持ってはいるのですが、ファミリー向けのどちらかと言えばコンパクトカメラだし、フィルム使うカメラは専らトイカメラだった私には、

このズッシリと漬物石並みの重量感のある、ヒヤッとした金属のカタマリに、アタフタアタフタ。


でもまずはやってみるべし!の私は、早速今日、出かける用事もあったのもあって、お供させたんですけども…

う~む。

難しい。


まず。
ハーフカメラと言うものについてなんですけど、ハーフって何がハーフ?

1枚の写真に使うフィルムが半分です。うまく言えないな…例えば、24枚撮りフィルムならば倍の48枚が撮れるのです。

まぁ、お得。

確かにシャッターを切って、その後の巻上げが、普通よりも短い気がしました。

んで。

このオリンパスペンだけなのかそれともハーフカメラ全般がそうなのかは分かりませんが、

縦と横が逆なんです。

フツーに構えると、出来上がる写真は縦長になるってワケです。



まずはその2点をちゃんと考慮して特に縦と横は頭に入れてたハズなのですが、

どーしても間違ってしまう。頭と体が付いていかない。

「え~と…。縦にすると横…」

ただでさえ、日頃の疲れが溜まりに溜まっていた今日、しかも繁華街のど真ん中でアタフタどん臭いチビッコが銀塩カメラを構える姿は、ジロジロ見られるし、この重さに慣れてもいないしで、ちっとも満足行かず…。

う~む。


次に。

いざ構えてみて思ったんですが、明るさや距離はどうなってんだろう…?全く分からなかったのでとりあえず、頂いたままの状態でシャッターを所構わず押したんですが、時折シャッターが下りない。

「AUTO」になってたからピントが合わないと下りないようになってんだと思うのですが、ならば、どこにすれば良いんだ?


しかも。
去年、旅の時に残っていたフィルムが全て24枚撮りなので、切っても切っても終わらない…

これ、全部ようやく撮り終えて現像に出しても、こんなメチャメチャなっ状態で撮りまくった、多分…トイカメラで撮ったよりもとんでもない写真がワッサワッサと上がってくるのかと思うと…

う~む。

重いから、きちんと左で支えないといけないんですが、機体が重い割にはシャッターは軽くて、その差にどうしてもぶれてしまうし…。

う~む。


まぁ、
初めて扱ったのだから仕方ないと割り切って、とにかく上がって来た写真とその時の自分の状態を照らし合わせながら次回に繋げるしか、この、理論派よりも実践派の私には道がないんですけどね。

習うより慣れよ。

しかし…。
絞りとか露出とか、広角とか…。そんなん1つも知らないので少しは勉強もしないとならんかのうとは思う。つか、ちゃんと知識があった方がもっともっと幅も広がるんだろうなと…。

でも。
一家に一台は必ず当たり前にあるデジカメ時代に、逆流するような自分のこの行動が、嫌いではない。



おっと。カメラについてこんなにもブツブツ呟く予定ではなかったんですけど…。歳を取ると独り言が多く&長ったらしくなって困りますな。



今日。
チェコアニメ界の巨匠の「ヤン・シュヴァンクマイエル」の作品、及びチェコの絵本展示会に行って参りますた。

チェコアニメをはじめ、チェコの芸術が本当に好きです。そーゆーところが凄い自分と同じ波長だと心底思う。

生まれて初めて貰ったクリスマスプレゼントは、小さなマリオネットでした。

股の間から出ている紐を下に、えいっ!と引っ張ると、両手両足がピンッと動くだけの単純でチャチな木の人形ですが、好きで好きでたまらなくて、何度もやりすぎて1本、紐が切れてしまった時は、本当にショックで…。それ以来、勢い良く連続で引っ張りたくて仕方ない癖に、壁に掛けて眺めるばかり。

小さな小さな子供だったのに良くもまぁ、我慢したなと。そのくらいショックだったってことですが。

チェコには。
マリオネットの専門学校があるくらい、本当にマリオネットが暮らしの一部になってます。毎晩どこかしらの劇場でマリオネットの演劇が行われてます。

私が1度だけ見たそのマリオネットの劇は…。
飛び入りで買ったそのチケットは凄い安かったし、本当に本当に小さな小さな劇場で、最後にステージで両手を繋いでお辞儀をした劇団の人々は皆、若い人ばかりだったので、おそらく…学生達の公演だったと思うんですが(内容も王道のドン・ジョバンニ)

でも本当に本当に感動した。

腰が抜けて、暫く本気で動けなかった。劇場を出たのは勿論、1番最後。一緒に見てくれた若者も苦笑してた。

お土産物屋でも当たり前に沢山沢山様々なマリオネットが売られているのですが、それでもやはりどれもこれも本当に本格的で値段も張るし、しかも私が持っているようなチャチなものなんて1つもなくて、チェコの後もまだまだ国を転々とする予定だったから購入断念…。

そんな「人形劇」が基礎になっているチェコのアニメは…

日本の恐ろしい程クォリティーの高いアニメとは全く異なる独特の雰囲気を持っています。

そして。
私が今日見たヤンのようなチェコの映像エンターティメントの初期とは違い、現代チェコアニメは、また一味違ったモノです。

まず、色彩が本当に美しい。どうしたらこんな色彩感覚が身に付くのか!?と不思議でならない程。

たぶん。
「色彩」ってマジで「好み」の話なんですよね。だから別になんとも思わない人も多数いると思うのですが、でも私の好みにズバン!とストライク!なのです。


まるで。
目の前で起こっているかのような錯覚がしてしまう程でもある日本のアニメは文句なしに世界一だと思う。

そのアニメとチェコのアニメを比較したら…勿論、結果は一目瞭然。


でもそーゆー問題じゃないんですよね。比較できるものではないんですよね。


チェコにはチェコの、辿ってきた長く長く、そして誇り高い歴史の中で変化をしてきたこの芸術は、私のセンサーに見事に引っかかりました。

前世は働き蟻か、はたまたミジンコだったんじゃないか?と思うんですけど、よしんば、チェコのマリオネットとかに携わっていられたんじゃないかと思うほど。


そして。
チェコには沢山の、本当に沢山の本屋があります。

勿論。
日本にもあるような大きくて立派な全国展開しているような新書ばかりの本屋もあれば、同時に、

とてもとても小さくそして古めかしい古本屋もいたるところにあります。

無造作に積まれた山のような本たち。お値段は…と言えば、裏表紙に鉛筆で走り書きされているだけ。これ…消して書き直してもバレないなっつうか、走り書き過ぎて読めないんですけどー!!?

店内だけでは収まらず、店の前にまでワゴンや、ヘタしたらダンボールや腐れかけた木箱にポンと放置されてますからね。

思い切り、日が当たってますけどー?てか、埃だらけですけどー!?

絵本も勿論あって、その中には、子供のドリルみたいなのもあって、可愛らしい字で全て書き込まれているものもあり…思わず苦笑。

私が初めて入ったプラハの古本屋は、市の中心部より外れた街にある、ヒッソリとした古本屋でしたが、店番の若い男性と女性が本当に気持ちの良い人でした。

結構買ったんですけど、丁度その時珍しく大きなお札しか持ってなくて…しかもカードは切れなくて…。

まぁ、お釣をもらえれば良いんだけど、つり銭がありませんと…。

いや、日本のお店ならば、どんなに小さな店でもこのくらいの釣りは絶対用意してるよ?てな釣りではあったんですが、

ありませんと…。


んじゃあ、取っとけ!なんて太っ腹に言えるほどの額でもなかったし、チェコ語でなんて言えば良いのか分からず、私と店員の女性はアタフタ。

私の接客をしていたその女性は丁度やってきた男性店員を捕まえ、「財布だせ」と…。

でも。女性店員と男性店員の持ち金を合わせても足りず…。


こうなったら!と男性が私のお札を握り締めて店を飛び出して行きますた。
近所のお店に両替して貰いに行ったんです。

本当にご迷惑をおかけしましたと、大恐縮しながらも、言葉が分からないからペコペコ頭を下げる私に、

物凄い気さくで素敵で、そして心からホッとした笑顔で見送ってくれますた。


そんな。

ちょっとしたハプニングや、そして静かにユックリと穏やかに流れる時間に住んでいるチェコの人々…

古いモノをただ古いからって敬遠するんじゃなくて、古くても良いものは良いと誇りを持っている、私よりも若いと思われる男女の店員、そして日常の一部として店に訪れる沢山の老若男女のお客さんたち…

そんな光景が。

今日、行って来た展示場に置かれているチェコの絵本をパラパラと捲りながら鮮明に思い出されました。

きっと彼らは昨日も今日もそして明日も。

石畳の道に面したヒッソリとした小さな古本屋で、人生の時間を過ごしているんだなと思うと、なんだか不思議な感じがした。


私が今、こうして。

今にもページが外れそうな古ぼけた絵本を捲っているこの場所は、凄い綺麗で近代的なオシャレでモダンなビルの一角にあるギャラリーなのに…と。

金額が分からないような、そんな鉛筆の走り書きではなく、キッチリと値札が貼られた、しかも立派な百科事典が買えちゃうような金額が付けられているのに…と。



まぁ。

どうしても海外くんだりまで出かけて仕入れてくるとなれば、その交通費や滞在費やらがウンとかさんでしまうから仕方ないんだけど、

何か…。

なんか、なんだか…。

違うんだけどなあ~と。


私の伝えたいあのチェコじゃないんだけどなぁ~と。



ま、

懐かしく、そして私の波長とピッタリと合ったあの場所、あの時間を思い出させて貰えただけでも大満足ですけどね。


つうか。

本気で長くなった、今日の日記…。

私のストライクゾーンは、カメラとチェコってことだぁね。

まぁ、分かりやすいこと。








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2008'11.25.Tue



level.46 (きらめき団2008展覧会開催中。会場へはコチラから→


昼ご飯だけが唯一の楽しみと言っても過言ではございません。

こんばんわ、スナです。

会社からちょっと遠めのセ○ンが、少々…ある事情により行けなくなってしまった為、専ら近くのフ○ミマか、まご弁(まごころ弁当と言うオッチャンとオバチャンご夫婦でやってる小さな弁当屋)なんですけど、フ○ミマの方は、ちょっと広くて店内に食事が出来るスペースもあります。

社内にも、食堂はあるのですが、土日祝日はキッチリとしまってるので、土日出勤の時は狭い休憩室よりも、ちょっとでも解放的なコッチに来ることが多い。

しかし。
そうなると、同じ休み時間である同じ部署やチームの人と鉢合わせになる。
勿論。
同じチームでいつも一緒に食べている子もいるし、別に他の子らと鉢合わせしても何も問題がないってか、むしろ団体様になって、ちょっとしたピクニック感覚で良い。

しかーし。
鉢合わせすると、ちょっぴり気まずい人も居るには居る。



昼の時間には少々遅い夕方。ようやく休憩が取れてフ○ミマに行き「食べてくんろ!!」と言わんばかりの、どデカイ「味噌カツ弁当」のみしか弁当コーナーに無かったので、結局そのどデカイ弁当を買い、温めて貰っている間に、

今週号の少年ジ○ンプを立ち読みしてたワケですけども…
ふと何気に隣を見れば、

「あ…」

上司が居た。今日はまともなネクタイをした、でも寝癖はいつもの2倍は付いている上司が居た…。


向こうも気配に気付き、思わず眼が合ったのですが、お互い手に取って開いている分厚い雑誌に無言…。

同じの読んでる!!


ただ、私は両さんのところで、向こうはONEPIECEですた…ってか、どーでも良いよ、んなこたあ!

何か言わねば…っ!と口を開きかけたその時、

「味噌カツ弁当、お待ちのお客様~!!」



あばば~!とレジの方を向き、雑誌を戻すためもう一度振り向いたその時、
「オマエか!」
と言わんばかりの表情で上司、こっち見てました。

すんません、最後の弁当の、しかも味噌カツなんてボリュームタップリの、¥550もした弁当、

私のです、ハイ。


ちなみに上司は草食動物のようなサラスパと、何故か納豆巻きを大量に食べてますた…外で(外には喫煙者用のスペースがあります)


「似てるね」と一緒に食事をした子がボソリ言いましたが、

全然似てません!!


その後…。

何事も無かったかのように、いつものように喚き散らしながらアタフタと仕事をしている私に、テキパキと指示をくれ、残業3時間で終業…。


明日は休みだ!ワッショイ★






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