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cesta 07

かいしんのいちげき

2024'03.19.Tue
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2008'08.05.Tue



level.44


え~と。

ついにぶっ倒れてしまいますた。皆様もお体にはホント、十分お気をつけくださいませ。


こんばんわ、スナです。朝からいつもにましてテンション上がらないなと思いつつ、フツーに駅に行き、フツーに満員電車に乗ってたのですけど…

突如、耳鳴りがしだし、サーと血の気が引く音と共に頬から喉にかけて筋肉の硬直、及び寒気が…っ

指先は痺れ、目は霞み、「あ、ヤバイ」と思ったところで電車が運よく駅に停車したので降り、ホームに設置してあるベンチにヘタり込み、何とかバターンと意識を手放すことなく自力で難を逃れることが出来ますた

が、

3秒遅かったら洒落になってなかった。


しかもその降りた駅ってのが、鈍行しか止まらないところでして、偶然にも鈍行に珍しく乗ってたってのが本当に良かった。

不幸中の幸いだよ、まさに。


我が家のミル公より私の方が先に暑さにやられている所存でござい。


結局。仕事には行く気にならず(ってか我に返ったときには既に遅刻…)電話をしてそのまま家に戻ったワケですけど、不規則な仕事、慢性睡眠不足が一気に噴出したのか、さっきまで寝てますた…オイオイ、何十時間寝てんだ?

それでもこれ書いたらまたすぐ寝られる自信ある(断言)


昨年の今頃は。

毎晩仕事が終われば、辞書やら歩き方やら入った重たい鞄を振り回しながら走ってカフェに行き、終電まで英語の勉強と旅の情報収集をしていたのだけど、

休みの日も朝方床に倒れて気絶するまでPCと睨めっこしてワケの分からない英語サイトを一生懸命読んで予約したりしてたのだけど、

それでもピンピンだったのに、

今年はダメだなぁ~。



去年…こんなに暑かったっけ?



暑さも感じないほど夢中になれるものを持っていた自分が確かにあって、そしてその先に今の自分がいる。

人は常に前に進み、そして向上して行く生き物のハズなのに、下がってどうすんだよとゴロゴロベットに転がっておりましたが、

「ありがとう」

グーガー寝ている間に届いていた一通のメール。無理矢理一方的に送りつけた私の今年の「暑中見舞い」と称した物体に対してのメール。


郵送の他にも直接手渡した人たちもいて、私の前でパラリパラリと捲ってくれた。

特に何もコメントは無くってか別に「写真談義」を熱く語るほどのカメラ好き写真好きでもない、一般人なので、

この写真のココ!この色とかちょっと微妙なんだよね~。とか、

同じくこの写真のコントラストもちょっとクドくね?とか、

だからやっぱまだプリンター使いこなせてないんだよね、印刷も結構重要だよねっつうか、一般ウケする色味を出すプリンターだとは思うんだけど、やっぱ私はアイツの色味の方が好みだったな、あのやる気のないマニアックな色合いがさ。とか、

そんな細かいことよりも、ただ、

「キレイ」とか「ココ、ドコ?」とか、そんな言葉しかなかったワケですけど、それでも、

次のページを捲るときの、ちょっと楽しそうな期待しているような、そんな穏やかな表情が凄く嬉しかった。



こう見えて。
物凄い完ぺき主義なので、実は納得してないんです。特に色味には拘るので、使い初めで上手に印刷できなかったのが悔しくてムキー!となってたんですけど、

でも。

ただ喜んで貰えた。それだけで十分なんだと思いました。


メールをくれたひろやん、そして受け取ってくださった方々、こちらこそ本当にありがとです。



私は何の為に写真を撮るのか?何故、こんな「空」や「花」や「景色」ばかりの何の「記録」にも「思い出」にもならないような写真ばかりを撮っているのか?


ただ、世界はこんなにも美しいんだと、そしてその「世界」ってのは、飛行機に乗って行かないといけない秘境の地ではなくて、

ふと見上げたその視線の先、ふと見下ろした視線の先に広がっている「世界」なんだと言う事を伝えたい、感じて欲しい。

そう思ったのが始まりでした。


こんなんじゃダメだ。もっとちゃんとしなくちゃ!…ちゃんとって何だ?


いつの間にか随分と自分を追い込んでいたのかも知れないなと。それが今朝の貧血としてでちゃったんじゃないかなと。


もう一度。原点に返って素直な目でカメラを覗き込んでみようと思います。


そんなワケで。今日のトップの写真は、買ったばかりのデジカメにウハウハしていた頃の写真です。

意外に良くね?


…この数日後にデジカメにカレーを零してしまったことは、忌まわしい記憶だけど(UPするとき思い出してしまった…アイタタ)




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2008'08.02.Sat



level.44


一体、何年振りだ?と言う場所の花火大会に行って参りますた。

写真…何だかどこぞの国の祭で、何かイキオイで何かを爆発させちゃったYO!てな感じになってますけど、花火です、コレ。


ホントマジでココの花火大会は今後一生行かないだろうと思ってたし、事実、ホンの30分ほど前までは残業にヒィヒィ言っておりますた。


しかし!
思い切り行ってるし、しかも写真とか撮ってるし(ケータイだけど)焼きソバとカキ氷もモリモリ食べ、無料配布していたウチワを目敏く頂戴し、パタパタ扇ぎながら「た~まや~」とノンキに言ってたからね。

思い切り満喫してんじゃん!


最近。
リフレッシュのためか何なのか、席替えをしてですね、私の直の上司(自称ハードA)が違う方に変わりまして…。

その子(子とか言いよるけんね)が私の席と並んで隣でヒィヒィ残業をしながら「花火、行きたいー!」と叫んでですね、んじゃらばお供致しやしょうと…。

ココの花火大会は。
地下鉄1本で簡単に行けるとても便利の良い場所でして、しかも街中なので本当に本当に人出が多いのです。

だーかーら。
一生行かなくて良いやと思ってたワケですけど、別に断固行かない!ってワケでもなく、単にキッカケがあれば行くYOと言う、何ともイラッとする気分の花火大会なので、まぁ、丁度良いやと。


それに。
前直上司のハードAとは絶対に行かなかっただろうけど、今度の私のお世話係は本当に素敵な話しやすく&親しみやすく&私の性格とも良く合うし、しかも同い年くらいの女の子なのでまぁ、2人で会社の外で会っても支障はないなと。


ただ、心配だったのが、
やはり凄い人ごみだったらイヤだなと。


でも仕事帰り、しかも残業までしていた人間が急ぐこともなくノンビリ向かったところでは、想像していたよりはマシでホッ。


でもま、
地下鉄でたら凄い人で、この公園のど真ん中にある大きな池の傍までは到底近寄りたいとも思わなかったのですけど、それでも十分、楽しむことが出来ますた。

てか、反対に離れてて丁度良かった。


思ったとおり。
若者だらけのカップルだらけで、浴衣ユカタゆかたYUKATA…。

青春じゃのー。た~まや~。焼きソバモリモリ、モッサモサ。


色気のカケラもございやせん。



私の近所の浜でも。
毎年、結構大きな花火大会をやってます。

4~5年位前、「ファイナル!」と商店街に貼られているポスターにデカデカと書かれていたので、そんならちょっくら行ってみようかとノコノコ行ったワケで、事実、ホントヤケクソ気味にドッカンドッカン打ち上げられて、ああ、ホントにファイナルなんだな~と思った記憶があるのですが…

毎年フツーに開催されてます。勿論、今年2008年も張り切ってやろうとしている花火大会です。


一昨年。
この花火大会からの帰り道に。

「んじゃま、あと1年と言うことで」

んなことを通告した自分を思い出した。


来年のこの花火大会、また一緒に見に行くのは構わないけどってか一緒に見に行きたいと思っているのだけど、でも…それが終わったら別れましょう。


本当に。
酷い人間だったと思う。女とか男だとか…そーゆー前に、酷い人間だった。


花火は嫌いではありません。でも好きでもありません。妙に心を揺さぶられるので。


瞬きするほどの短い時間に、全ての輝きを発する光。

ドーンドーンと胸に響く大きな音。

「花火」と言う名の絶大なるパワー。


物凄く落ち着かなくさせる。実家のリキ君が毎年狂ったようにキャンキャン泣き喚いていた気持ちが良く分かる。


「自分」のことしか見えなくなり始めていた、「自分」に夢中で必死になり始めていたあの2年前、私は。

躊躇いも何も無く、簡単にアッサリと大切な人を切り付け、切り落とした。



2年前の自分も。
既に「若者」と言うにはおこがましいような歳になってたし、今更ドンチャン騒いだりするような気力も無く、今日と同じように浴衣を着て騒いでいる若者達を「青春だな」と何気に見ていた。


2年経ち、場所も一緒に見ている人も、スチュレーションも、何もかも全く違うけど、でも、

ドーンドーンと次から次に打ち上げられては一瞬で散ってゆく「花火」を見ながら、ああ、あの頃は若かったなと。


後悔は何一つしていない。自分で選んだ道だから。


少し切ない気持ちにはなったけど、でも今でも花火は、まぁ~、特別好きだ!ってワケではないけど、

嫌いってワケでもなく、過去と同じように素直に「綺麗だな」と楽しめるものであるってのが何よりの証拠だと思う。


酷い人間だったと心底思う。でも人は…私は…。

いくつものモノを抱えて真っ直ぐに歩いて行けるほど大きな器を持ち合わせていない。

抱えきれるものはホンのわずかだ。


そんな私に常に付きまとうモノ。それは、

何かを得るためには、それと同等の何かを手放さなければならない。


2年前に行ったこの自分ルールによって、私は過去今までにない位、

大切な人をこれでもかと言うくらい傷つけ、そして同時に同じくらい自分も傷つき、その傷口には今でも刃が突き刺さってて膿んでいる。

でもその傷口は、私が私であるこの人生が終わりを迎えるその日まで、そのままで良いとも思っている。

そのくらいの代償が必要であったと言うだけの話。



2年前の自分が選んだ「今」を1つも後悔せず、こうしてノンビリ花火を見ている。

そんな「今」であって良かったと思う。


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