2008'08.02.Sat
level.44
一体、何年振りだ?と言う場所の花火大会に行って参りますた。
写真…何だかどこぞの国の祭で、何かイキオイで何かを爆発させちゃったYO!てな感じになってますけど、花火です、コレ。
ホントマジでココの花火大会は今後一生行かないだろうと思ってたし、事実、ホンの30分ほど前までは残業にヒィヒィ言っておりますた。
しかし!
思い切り行ってるし、しかも写真とか撮ってるし(ケータイだけど)焼きソバとカキ氷もモリモリ食べ、無料配布していたウチワを目敏く頂戴し、パタパタ扇ぎながら「た~まや~」とノンキに言ってたからね。
思い切り満喫してんじゃん!
最近。
リフレッシュのためか何なのか、席替えをしてですね、私の直の上司(自称ハードA)が違う方に変わりまして…。
その子(子とか言いよるけんね)が私の席と並んで隣でヒィヒィ残業をしながら「花火、行きたいー!」と叫んでですね、んじゃらばお供致しやしょうと…。
ココの花火大会は。
地下鉄1本で簡単に行けるとても便利の良い場所でして、しかも街中なので本当に本当に人出が多いのです。
だーかーら。
一生行かなくて良いやと思ってたワケですけど、別に断固行かない!ってワケでもなく、単にキッカケがあれば行くYOと言う、何ともイラッとする気分の花火大会なので、まぁ、丁度良いやと。
それに。
前直上司のハードAとは絶対に行かなかっただろうけど、今度の私のお世話係は本当に素敵な話しやすく&親しみやすく&私の性格とも良く合うし、しかも同い年くらいの女の子なのでまぁ、2人で会社の外で会っても支障はないなと。
ただ、心配だったのが、
やはり凄い人ごみだったらイヤだなと。
でも仕事帰り、しかも残業までしていた人間が急ぐこともなくノンビリ向かったところでは、想像していたよりはマシでホッ。
でもま、
地下鉄でたら凄い人で、この公園のど真ん中にある大きな池の傍までは到底近寄りたいとも思わなかったのですけど、それでも十分、楽しむことが出来ますた。
てか、反対に離れてて丁度良かった。
思ったとおり。
若者だらけのカップルだらけで、浴衣ユカタゆかたYUKATA…。
青春じゃのー。た~まや~。焼きソバモリモリ、モッサモサ。
色気のカケラもございやせん。
私の近所の浜でも。
毎年、結構大きな花火大会をやってます。
4~5年位前、「ファイナル!」と商店街に貼られているポスターにデカデカと書かれていたので、そんならちょっくら行ってみようかとノコノコ行ったワケで、事実、ホントヤケクソ気味にドッカンドッカン打ち上げられて、ああ、ホントにファイナルなんだな~と思った記憶があるのですが…
毎年フツーに開催されてます。勿論、今年2008年も張り切ってやろうとしている花火大会です。
一昨年。
この花火大会からの帰り道に。
「んじゃま、あと1年と言うことで」
んなことを通告した自分を思い出した。
来年のこの花火大会、また一緒に見に行くのは構わないけどってか一緒に見に行きたいと思っているのだけど、でも…それが終わったら別れましょう。
本当に。
酷い人間だったと思う。女とか男だとか…そーゆー前に、酷い人間だった。
花火は嫌いではありません。でも好きでもありません。妙に心を揺さぶられるので。
瞬きするほどの短い時間に、全ての輝きを発する光。
ドーンドーンと胸に響く大きな音。
「花火」と言う名の絶大なるパワー。
物凄く落ち着かなくさせる。実家のリキ君が毎年狂ったようにキャンキャン泣き喚いていた気持ちが良く分かる。
「自分」のことしか見えなくなり始めていた、「自分」に夢中で必死になり始めていたあの2年前、私は。
躊躇いも何も無く、簡単にアッサリと大切な人を切り付け、切り落とした。
2年前の自分も。
既に「若者」と言うにはおこがましいような歳になってたし、今更ドンチャン騒いだりするような気力も無く、今日と同じように浴衣を着て騒いでいる若者達を「青春だな」と何気に見ていた。
2年経ち、場所も一緒に見ている人も、スチュレーションも、何もかも全く違うけど、でも、
ドーンドーンと次から次に打ち上げられては一瞬で散ってゆく「花火」を見ながら、ああ、あの頃は若かったなと。
後悔は何一つしていない。自分で選んだ道だから。
少し切ない気持ちにはなったけど、でも今でも花火は、まぁ~、特別好きだ!ってワケではないけど、
嫌いってワケでもなく、過去と同じように素直に「綺麗だな」と楽しめるものであるってのが何よりの証拠だと思う。
酷い人間だったと心底思う。でも人は…私は…。
いくつものモノを抱えて真っ直ぐに歩いて行けるほど大きな器を持ち合わせていない。
抱えきれるものはホンのわずかだ。
そんな私に常に付きまとうモノ。それは、
何かを得るためには、それと同等の何かを手放さなければならない。
2年前に行ったこの自分ルールによって、私は過去今までにない位、
大切な人をこれでもかと言うくらい傷つけ、そして同時に同じくらい自分も傷つき、その傷口には今でも刃が突き刺さってて膿んでいる。
でもその傷口は、私が私であるこの人生が終わりを迎えるその日まで、そのままで良いとも思っている。
そのくらいの代償が必要であったと言うだけの話。
2年前の自分が選んだ「今」を1つも後悔せず、こうしてノンビリ花火を見ている。
そんな「今」であって良かったと思う。
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