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cesta 07

かいしんのいちげき

2024'04.18.Thu
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2010'04.26.Mon


level.49

今月末で。
私のお隣でこれまで頑張って来てくれた新人さんが、退職されることになりました…。

以前も。
辞める寸前まで行って、でもようやく仕事に慣れて来た頃だったし、空前の人手不足で、今1人でも欠けてしまったらこの部署自体本気で沈没してしまう!ってな時だったので恐らく…上の人々が引き止めたみたいで頑張ってくれていたのですが、

体を壊してしまって…。


入社して数ヶ月は私とは席が離れていたのですが、本当に頑張り屋サンで遠くからも凄いなと思っていたし、何よりシャキシャキ声も大きいし明るいし、挨拶もすれ違う皆に爽やかに出来る人だったので、このままいけばこのドンヨリ&白けた人ばかりのこのチームのムードメーカーになるんじゃないか!?と密かに「新風キター!」と期待していたんですが、

何せマジでこの部署をまとめてそして引っ張って行くべき上の人々が頼りなく、そして「人を育てる」ってどころか「芽を潰す」ってなイキオイの人々なので、折角の新風も幾重もの古株ブリザード等には太刀打ち出来なかった…。

ってか、何も力になれなかった自分が悔しくて仕方がない。


彼女が入社して数ヶ月後に…。
席替えがあって私のお隣さんになったのですが、ボケーとしている私にとても親しくしてくれて、時々一緒にお昼を食べに出たりもするようになった。

元々。
私と一緒にお昼を食べていた同じ部署の人たちもいて、その輪に一緒にってな感じになったってワケですが、この前たまたま、その人々が同時にお休みで、二人きりで外で食事をすることがあった。

良い天気で。
近くに広い公園があって、その公園で弁当を並んで食べたのですが、近くにポピーの群生が一斉に咲いていて、本当に可愛らしくて。

久々アマチュアカメラマンの血が騒ぎ、
「ちょっと良いですか?」
と弁当を置いてイソイソとそのポピーに近づいて、かがんでケータイでピロピロと撮り捲っている私を見て彼女は「写真が好きなんですか?」と私に聞いてきた。

「ええ、まぁ…。ヘタクソですけれど風景や花とかの写真を撮るのが好きなんですよ~。今は私のせいで活動が止まってしまってますけど、写真団体もあるんですよ~。そうだよ、復活せねば…っ」

とぶつくさ言っている私に、
「そんな趣味があったんですね~。でも何だかスナさんらしいですね~」
と…。

ほぼ毎日のように肩を並べて家族以上に一緒に時を過ごしているのに、お互いのことは、これポチも知らない。

仕事に忙殺され、私も私自身のことだけで手一杯で…。

以前。
ポロリ涙を流して指導係りの男性に「辞めたい」と言ったようなことを聞いてしまったとき、少しでも彼女の不安や重圧を拭えたら…と思ったのに、実際は結局何1つ出来なかったその事実に、自分の不甲斐なさを思い知り、情けなくそして悔しい。

私は…何て無力なんだろうと。


彼女自身も。
本当に責任感の強い人で、そして物凄く気を使う人だったので、何か困ったことがあっても隣でキィキィ叫びまわっている私には遠慮をして指導係の癖にちっとも指導をしていないその男性に必死で相談して頑張っていた。

事実。
時折たまに私も手が空いたときや余裕がある時などに彼女に声を何気に声を掛けても「大丈夫です」と反対に凄く恐縮するので私もそれ以上突っ込まなかったってのもあるのだけれど、でも…

もっと突っ込めば良かった。


時期的なモノもあって本当に私も入社して一番だ!と思うくらい今年の繁忙期は洒落にならない忙しさだったけれど、でも、それでも手を止めるべきだった。

残業になったとしても、彼女に無理矢理にでも話をさせ、そして一緒に考えるべきだった。

分かっていたのに。指導係のその男性が、ちっとも役に立たないノータリンのイカレポンチでトンチンカンなこと。


彼女の退職が決定したその日、隣の私にはスグに話をしてくれた。
これ以上、体を壊してしまった彼女を引き止める理由は1つもなく、また自分自身ですらもこの会社勤めは「生活のため」と割り切ってやっているのに、彼女に対して何1つ、この仕事の良いところとか希望とかを語ることも出来ないどころか、反対に、この彼女をこれ以上こんなところに居させてはいけない!と思う気持ちが大きくて、

「何も出来ずに…ごめんなさい。そして今まで本当にありがとうございます」

それだけしか私は言えなかった。

「スナさんの隣で本当に良かったですよ!こちらこそありがとうございます」

そう言ってくれたのが私の救いです。


組織と言うものは。
一体何なんだろうとツクヅク思う。

あまりにもこの会社はその組織と言うものが大きすぎて私には全く見えないし、分からない。

みんなロボットみたいにただ淡々と仕事をこなすだけ。スグ隣の人のことなんて気づきもしていないんじゃないか?と思う。

そういう私だって。
今日彼女がどんな服装だったかとか…答えられなかったりする。


元々から私は。
入社した時から本当にタダ単に「お金のため」と割り切ってこの会社に入ったワケで、だからこそ、特に何も考えずに気付けば何年もここで働いているのだと思うし、以前の仕事の方が数百倍もヤリガイがあったし誇りにも思っていたし、同時に責任も感じていたからぶっちゃけ、申し訳ないけれど、どうでも良いやってな気持ちで今の仕事はしている。

でもそーゆー考えの人々がこの会社では生き残り、そして一生懸命頑張る人ほど耐え難くそして犠牲になってしまうのだ。

彼女の退職が、そんなイカレたこの会社のこの現状を私の何も考えていなかった脳ミソに衝撃を与えてくれたのだけど、でもだからといって私に何か出来るのか?って考えると…何もない。

単にコマの1つでしかない私に、この全貌が分からない組織を変えることなんて出来ない。

こんな私だって。
たまにはこの組織の理不尽さに憤りや不安を感じ、悩んだこともあったけれど、でもその度に同じように励まされたことがあったなと、寝癖だらけのモッサリした頭のメガネ上司を見た。

相変わらずネクタイは奇抜で、どっかのデパートの包装紙のような柄のネクタイをしていた。

私の視線に気付いて「何?」とメガネをクイッと持ち上げながら聞いてきたけれど、「ネクタイ、デパートの包装紙みたい」と言えば、ムッとしてまた自分のPCに向かっていたけれど、結局彼だって何も力がないタダのコマなのだ。

ただ部下の愚痴を聞いてそれを吸収するしかないスポンジみたいな存在。

それはそれで大変なことなのかも知れないけれど、キサマはそれで良いのか?
ただ単に「スポンジなのだ」と割り切っているようにしか見えない彼にも疑問を感じつつも、でも私はその「スポンジ」にすらなれなかったのだと思うと…相当へコむ。


せめて。たった1つ、退職する彼女が私に言った要望を全力で叶えてあげたいと思う。

私がこの会社に入社した時、私の初めての指導係として頑張ってくれた女性と一緒に呑みたいということ。

一緒のチームではなくなっても、この会社内にいれば時折話をすることもあるし、一緒に帰ることも今でも勿論あります。

そんな時にとても親しく楽しげに話しをしている私とその元私の上司を見た彼女は、凄くその元上司に興味を持っていたらしく…。元々、本当に人を惹き付ける魅力のある女性ではあるのだけれど、明るくシャキシャキしていた彼女もその元上司に何かしら通じるものを感じたのかも知れないなと。

そんな願いしか私には答えることが出来ないけれど、それでも「良い人たちもいたんだな」とせめて感じてくれたらと思う。

結局は何1つ、私自身の力では彼女の救いになることは出来なかったワケなのだけど、まぁ、

それが今の私のレベルなのだと気付けただけでも良かったのかなと…あばばー

楽しい呑み会にすっぞー!




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2010'04.23.Fri



level.49


一体何の写真だよってな一枚になってしまいましたが、我が家の本棚です。本棚ってか…雑誌入れです。

こんばんわスナです。暑いのか寒いのか良く分からない、この写真のようにホワホワした気候ですが体調など崩されていませんか?

ネット通販で試しに購入した簡易のシェルフが、予想以上に簡単組み立ての上(組み立てと言うよりパタパタ開けばOKのだけだった)お値段以上の勝手良さと見た目良さで調子に乗ってもっと大物の雑誌収納棚を購入したのは良いが、こちらもある意味予想以上の品となり…、

物凄く重くて玄関から運べない上に、組み立てがチンプンカンプンだった。

とにかく。
玄関先で梱包を解き、部品の持てる限りを持って設置したいスペースに移動させる往復作業を数回し、何とか玄関先から移動はさせたものの、

一体いつになったらコレ完成するの?

てな状態だったのですが、つい先日、職場の同僚の可愛い子チャン御二方が我が家にやって来てキビキビと作業をしてくださり、そしてあっと言う間に完成。

ついでにカーテンレールまで取り付けてくださった(まだ取り付けてなかった…)

本当に私の生活は、皆様に支えられてこの世に存在しております。アリガトウゴザイマス。


通販は。
便利が良いし値段も本当にお得なのですが、こうやって組み立てタイプばかりなのがネック。

何せ、不器用者ですから。面倒臭がり屋ですから。

でもどうしても、この棚が欲しくて仕方なかった。まぁ…それに時間は人の倍は掛かりますが、諦めるってなことはしない人間なので1人でもいつかは完成したのだろうけれど、

人手がある時にチャッチャとやっちまいな!と可愛らしいキュートな見た目とは裏腹にオカーサン?ってなシャキシャキ気質の御二方のお力は、本当に有り難かった。

年末に引越ししてから今現在まで。
ダンボールに詰めたままの大量の雑誌や本などをようやく収納&スグに手に取ることが可能となりやした。わーい!

表の扉に雑誌たちを立て掛けてディスプレイ出来る上に、大収納力です。まるでオシャレな本屋さんのような収納棚です。きゃほーい

こうして。
本当に少しずつですが、人が住んでいるんだなってな空間になりつつありますです、ハイ。

後は…
マニア雑誌以上にあるマンガや本たちを収納出来る本棚をゲットすっぞー!
この雑誌収納棚とお揃い&上に重ねて置ける本棚も同じネット通販のお店にあったのでそれを購入するか、はたまた、壁に直に木の板を取り付け棚にするかをマダ迷い中…。本棚の方がキッチリカッチリしたイメージになるけど、自由な発想で本以外にも色々ディスプレイ出来そうなのは自分で作る棚なんだよなと…。

ま、とにかく何にせよ先立つものがない。

つうか、今までどんだけ狭苦しい部屋でやりくりしていたんだと言う事なのだけど、確かに「私の持ちアイテムと言えば本たち」と言っても過言ではない様なそのモノたちは、うず高く積まれていたなと…。整理しきれていない書庫のような状態だったなと…。

元々。
赤帽さんトラック一台で引越しを済ませてしまうような人間だったってのも考えモノでもありますが、母親からは「アンタはモノ多すぎ!」と言われていたのは、とにかく本や雑誌やらの、かさ張る上に重たいモノがあまりにも多いからなのだけど、こればかりは仕方ないだろうよ。

好きなのだから。

普通。
私と同い年くらいの人間ならば、洋服やアクセサリーやら靴やらバックやらと言った、軽くて細かいものが多いと思うのだけど、こればかりは仕方ない。マニアなのだから。

…最悪なマニアだな。


次の引越しを考えるとホントとんでもないことになりそうだし、今の私の人生でそういった予定もないってのが何だかチョッピリ切なくもなるので、あえて何も考えないことにします。

本棚、大好き!本棚、BANZAI!!

ボケーとして何の役にも立たないこの部屋の主の代わりにシャキシャキ素晴らしい働きをしてくださった可愛い子チャンお二方の1人が、車も出してくださったので、ずっとずっと行きたくてウズウズしていた「流木人」に久々行って来ました。

この店は、雑貨をはじめ、その雑貨たちをディスプレイしている古い棚とか机とかも売り物にしていらしゃり、私も実際、HPからそのいくつかを注文し、長机やらを配達して頂いたことがあるのですが、その時、配達してくださった店主さんが私を覚えていてくれててワザワザ挨拶をしてくださりました。

「あのビルは本当に個性的で味があって素敵ですよね~」
とか仰ってましたけども、古道具やらばかりを扱っている店主ですらドーンとインパクトに残ってしまっているビルに住んでいるってのが、嬉しいやら恥ずかしいやら…。
まぁ、2階のフロアはお店で、その階の端々には古いイスやら机やらも何気に置いてあり、まさに流木人さんたちがハントしたいんじゃないかってなモノたちだなと私も思ってはいたのですが、まさにその通りだったんだなと…。

何だか日本じゃないようなこのビルは、旅した国々のドミトリーを思い出させるところもあり、最初は本当にやっていけるのか!?と不安の方が大きかったけれど、今ではもう極自然に階段を上り下りしている自分が何だかちょっと不思議な気もする。

しかしそんな中。
私の部屋のお隣さんが引越しをして去って行き、代わりに別の住民がやってきた。
やはり。
住める人と住めない人とにパッキリ別れるビルだとは思う…。

若い男の子のようで、この前友人達と一緒に大工仕事をしていたみたいで朝からキャッキャと煩くてたまらなかったのですが、新生活☆だものなと若い人の輝く未来に幸あれ!と祈りながら私はノソノソとチャリで出勤をしたワケです。

ホント…終わってるな…。

ま、それは別に良いし(良くないだろ)それ以来は静かでマナーも良いので苦情はナイのですが、

新たな戦いが始まった。


自転車置き場、争奪戦。


ようやく。
それぞれのチャリの定位置が決まって落ち着いたところだったのに、見慣れて来たチャリが1つ減り、代わりにやって来たチャリが私の定位置だった場所にドーンと置かれていて…。

狭苦しい場所だし、私のようにミニチャリでもなければ反対にデカイママチャリなのでワザワザ動かすのも面倒だと、置かれているチャリを一瞥したらば、不安定極まりないマウンテンバイクの隣が空いていたワケで…。

嫌だな。と…。

このマウンテンバイクは上の部屋のカメラヤローのモノであり、私と同じように出勤で利用しているようで稼働数がハンパない。他のチャリはあまり動かず固定されているので、そっちの隣の方が、ぶっちゃけ自分のチャリを動かしやすいのです。

しかもこのマウンテンバイク、チャリを支える部分が壊れているらしく、ちょっと触れるとパタンと倒れて来やがるので近くに止めるのが、ぶっちゃけ煩わしい。

今朝は雨降りだったので久々電車で出勤したのですが、帰宅してポストのチェックを兼ねてチャリをみれば、

私より先に出てなくなっていたハズのそのマウンテンバイクが既にあり、それは別に良いのだけど、

私のミニチャリにのしかかっていた…。可哀相、私のチャリ…っ

ムキーと思いながら扱いなれていないそのマウンテンバイクを必死に自力で立てさせようやく部屋に戻ることが出来ました。

別に困るようなマナーの悪い人間達が住んでいるワケではないけれど、このチャリ置き場だけは、

戦場です。

つうか、このビルの住民共は何故に皆、チャリを持っているのか?
エコは推奨しますけどもね。謎なんですよね。


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