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cesta 07

かいしんのいちげき

2025'07.06.Sun
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2009'07.21.Tue



←きらめき団2009spring開催中!


level.48


私がこの部署に配属されてから。
ずっと隣の席で相手をしてくれていたカレーライスさんがこの度、異動になりますた…おろろー!

昨年、11月。
私とメガネがそれぞれ別の部署からこのチームに配属されたのと同じように、カレーライスさんも異動でこのチームを去っていったのです。

この会社は。
ホントヘンな時期に突如、異動になります。まぁ、ドコもここも人数ギリギリでやってんので、数人退職されるだけで人数足りなくなって、こうして借り出されてしまうのです。私とメガネの異動もそんなもんだった。

同じ社内なので別に今生の別れってワケではなく、トイレとかでウロウロしてるとフツーに会います。私も今でも元チームに片足突っ込んでいるような状態なんで。ぶっちゃけ。

ただ、異動の知らせは本人には課長から早々に聞かされてはいるけれど、大々的にキチンと皆に発表されるのはホント直前なので、本人以外はかなり驚きです。

ただ、今回のカレーライスさんの異動は、カレーライスさんから直接聞いていたのでリーダーから発表があった時は驚かなかったけど、直接本人から聞くのと、こうしてまとめて聞かされるのとどっちが良いのかは分からない。

私が異動の通達を課長から受けたときも。
本当は当時、隣の席だった元上司にすぐに話したかったけど、それから実際に異動になるまで約一ヶ月くらいあるので、気を使わせたら嫌だなと思い、私は誰にも話さなかった。この会社に入社して初めての異動でってか、前の会社で異動なんて考えられないものだったので凄く不安だったけど、一度は別のところを経験してみるのは絶対アリだと今なら思える。

カレーライスさんも。
今回の異動が入社して初めてだとのことで、少々不安そうだったけど、でも、

既に楽しそうだからね。


彼が異動になって3日ほどですが、昨日たまたま社内で会い、何だか随分と懐かしい気持ちになり、
「カレーライスさんー!!」
と叫んで近づき握手をしながら少し立ち話をしたのですが、その時カレーライスさんと一緒に居たのはその新しいチームの1人で、その方と楽しそうに去って行ったんで。

「カレーライスさんも…あっちの人になっちゃったんですね…」
彼の後姿を見送りながらポツリ思わず呟けば、

「あっちってどっちだよ?」
その時、私と一緒に居たメガネがすかさず突っ込んでくれますた…。

「私はまだ元部署に片足突っ込んでいるのにな~」

「早くコッチに両足突っ込んでください」

メガネは私を見下ろしながらいつもの無表情でメガネをクイッと持ち上げた。

「ねぇ、異動になって良かった?」

今はカレーライスさんのいない我等メガネ島に一緒に向かいながら聞けば、またもや無表情で私を見ていたけど特に何も言わないので、

「私は嫌だったけど…だって私の元上司凄く好きだったしってか、今でも大好きだけど。でもまぁ、色んなところを見るのは一つしか知らないってのより絶対良いと思う」

そう1人で話しながらウンウンと頷いていると、

「そうだね。まぁ、俺と一緒の日にココにきたスナさんが、まさかこーゆー人だとは思いもしなかったから俺も良かったと思うよ」

「…どーゆー意味ですか?」

「色んな人がいるんだなと」

「その言葉、そっくりそのまま返して差し上げます」

カレーライスさんに幸あれ!


…ってか。
カレーライスさんは既に充実した日々を過ごしているっての。それより問題なのが…

私です。


端っこだったカレーライスさんの席が空いて、実質ある意味端っこになって席も広々使え、場所的にもベストの席なんですが、

私は今までどんだけカレーライスさんに話しかけていたのかってのを心底痛感しておるのです…あばばー。

「どんだけ1人ピクニックしてんのよ…」

様々な書類がドバーと二人分の席に散乱している私の席を見ながら呆れた声で毒舌同僚が言いましたが、

「さーみーしーいーよー!」

デスク上はピクニックでも、やはり1人でピクニックなんて寂しい。寂しすぎる。

1人BBQみたいなもんだよ~とほほ。

左隣のカレーライスさんがいなくなっただけで、私の右側には人が居るわけですが、それがつい最近このチームに配属になった新人君なので、カレーライスさんのようにバカな話を中々出来ない…。

何だかんだ言いながらも。
私が話をする内容は、仕事絡みのことばかりだったので、仕事の内容が分からないと私のバカな話に笑えないってな感じなので、隣の新人君に言っても絶対スベる!そんなだから…話しかけられない。

それに…ぶっちゃけちょっと…ニガテなタイプ…はわー!!

私は滅多にニガテな人ってのに出くわさないのに、今回ばかりはちょっとどうしてもニガテ…。

ホント色んな人がいるんだなと。


「はい、メガネです」

その新人君を挟んで向こう側にいるメガネに気付けば良く内線をしてしまっている。あ、別にカレーライスさんに話していたバカ話をするために
内線をしているワケでは決してございません。ちゃんと仕事の話です。

ってか、数歩歩けば居るのにワザワザ内線すんなってな話ですが、

「さっきね、お客さんから電話があってね…」

メインの話が終われば、そのまま切るのではなくやはり…今まではカレーライスさんにポロッと話をしていたような話をしてしまう。

メガネも別に何も言わず付き合ってくれますが、大人のカレーライスさんは「そうかい」とダンディズムに流してくれていたのにメガネはイチイチ突っ込んでくるのでムカつきます。

私はただ話を聞いて欲しいだけなんで。

「こーゆーことがあったんだよ~」「そうかい?」

メガネは仕事上ではミスすらも何も責めないのに、フツーの話になると鬼です。

何でだ!?

時折…その雑談がヒートアップして受話器からの声と一緒に席からも声が聞こえ、内線している意味があるのかってもなる…。

挟まれている新人君も、最初の頃はまさか自分の両隣が話をしているとは思いもしなかったようですが、最近は気付いているようです…。どんな上司と先輩なんだと…。


ただ黙々と業務を遂行すべきだとも思うし、実際前の職場では営業サンと打ち合わせをするときに少々雑談をするかしないかってなレベルだったハズなのに、

この会社に入社してからお喋りになってしまったようです…ってか元々お喋りな人間ではありますが。

元上司も私以上のお喋りだったしそれにその時の仲間達も皆若い女の子ばかりだったので自分では気付かないうちにキャッキャと雑談をするのがいつの間にか当たり前になっていたようで…。

そしてこの部署に配属されてからもダンディズムカレーライスさんに甘えてしまっていたってことにようやく気付きました。

「カレーライスさんの異動ってさ、」

受話器を肩と耳に引っ掛け、同時に仕事もしながらメガネに言った。

「うん?」

「カレーライスさんの為ってワケではなく私の試練の為だったのかも知れないなと思うんだけど…」

「は?」

「だって寂しいんだものー!」

「…こんだけ自由勝手にやりたい放題やってそれでも寂しいとか抜かすのは、確かに試練を与えるべきだよな。レベル上げに勤しんでください」

「スナはレベルが1アップした」

「ちゃららっちゃら~ってか、何でだよ?この瞬間にどんな試練をクリアーしたんだよ?!」

鬼のツッコミです。



皆さんはドラクエ、やってますか?既にクリアーされた方がいれば、是非ともこの私に貸してください。

もうコッチの試練の旅に出てやろうかなと思う今日この頃です。





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