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cesta 07

かいしんのいちげき

2024'04.26.Fri
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2009'08.02.Sun

←きらめき団2009spring開催中!!


level.48


8月ですな。あっという間に今年もあと5ヶ月…ホンに早いー!!

こんばんわ、スナです。暑中見舞いを出すぜよ!出すぜ!と思いつつ…気付いたら残暑見舞いになっちゃうぜよ!という…ホント月日の流れについていけてません。

ヤバイ、マジヤバイコレ。

つうことで。
取り急ぎ、暑い日々が続いておりますが、皆様、オゲンキデスカ?私は体力的には元気一杯です。インフルエンザ?何それ?ってなくらい、ピンピンなんですが、精神的には結構参ってます…。

A sound mind in a body
健全な心は健全な肉体に宿ると申しますが、心、病んでるんですけどー!?

やるべきことが山積みなのに、中々思うとおりにちゃんと進まない…。コレ、いつものことでもあるのですが、最近特に時間に追われ、イライラ…。

イカンなあ。ホンにイカン。

皆様、こんな人間にならないよう、くれぐれも心にユトリを持ってご自愛くださいませ…。

とまあ。
暑中見舞いでも何でもない、単なるダメ人間のお披露目となってしまいましたが、まぁ、こんなモンです。

期待はしないでください。



今日。
久々に元上司と帰りが一緒になり、一緒に駅まで歩いたついでにファーストフードで軽く食事をして帰りました。うふ。

1年前の8月1日。

まだ私が元部署で、そしてこの上司の隣の席でヒィヒィ仕事をしていたその日、この街で結構有名な大きな花火大会があって、「行きたい!行きたい!」とブーブー言っていた上司を見かねて思わず、

「んじゃま、行きますか?」

と誘って一緒に花火を見に行った。その日が彼女と初めて会社の外でも一緒に過ごした日だったんです。

だからある意味…私にとっては記念日でもあったワケで…って、気持ち悪い?そうですね。

この会社に入社した時。
研修で様々な部署の様々な指導係が私たち新入りの研修担当をしてくれたんですが、その中で私は、

「何てステキな人なんだ…っ!」

と一瞬にしてドキュンと心を貫かれたのが、この今では私の元上司である女の子です。

しかも。
初めて配属された先に彼女が居て、そして彼女が私の直上司となり、隣の席になった時、本当に運命を感じてしまったのだから…まぁ、仕方ないでしょうがっ(誰にキレてんだ…)

今度の3日から…。
彼女はさらに上の立場になるための人たちを対象にした研修にみっちり3日間参加するメンバーに選ばれたのですが、

心底その研修が嫌だと…。

ちなみに。
その研修には私の現上司であるメガネも参加します。
もひとつちなみに…。
うちの部署の週休とその研修が重なるため、研修が始まるとメガネは休み無くぶっ続けで出勤し続けることになってしまうので、最近その代休でずっと休んでいます。ぶっちゃけもう、顔を忘れてきました。

ホント、どーでも良いんですけど。


元上司は。
この会社で別に上の立場に上がって行きたくないってのが本音。
今の立場になったのもただ単に仕事歴が長く、皆よりは経験も知識もあるし、ぶっちゃけ他にやる人が彼女のいる部署にいないから無理矢理やらされているってな状態で…。

だから何の為に自分が今回の研修に参加するのか分からない…と。

こんな私よりも、もっと頑張っている人もいて、そして出世したいと思っている人がいるハズだと…そんな風に考えている。

難しい悩みですな。

でも私も別にこの職場で頑張って行きたい!なんぞミジンコほどにも思っていなくて、単なる生活費を稼がせて頂いているってなだけだし、前回の日記にも書いたように、こんな大きな組織の中で働く人間ではないんだと思っているので彼女の気持ちも良く分かる。

でも。
同時に良いキッカケになったんじゃないかなあ~と彼女の話を聞いていて思ったんです。

自分がどういう風にこれから生きてゆきたいと、自分はどういう人間なんだと言う事を見つめなおすキッカケを与えて貰えたのだから。

ただ単に「嫌だ」と言うだけではなくて、んじゃあ、何が「好き」なのか…?


人の考えはそれぞれで。
だからどれが「正しい生き方」だ!なんて言えないけれど、

Life is either a daring adventure or nothing

こんな風に言い切られたら当然、前者を選ぶでしょうが。

ちなみに…。
この日本語訳は「人生とは、果敢なる冒険か、つまらぬもののどちらかだ」となり、この言葉はヘレンケラーの言葉です。

面白きなき世を面白く。

生涯「困った」と言う言葉を口にしたことがないと言われている高杉晋作の最期の言葉。

まさにその通りだと。



人生は。
「選択」の連続です。選択の内容はその人それぞれで、他人から見れば「何て簡単な選択に迷ってんだよ!?」とか「その選択に迷うなんて何て贅沢なんだよ!?」とか思うようなことも、選ぶ当人にしてみると、もういっそ殺してくれ!ってな絶望のどん底にいるかも知れません。


年を取る度に。
その「選択」は困難になっていって、結局選びきれずにそこから先に進めずズルズル悪戯に時間だけを費やしてしまう…それが「大人」ってイキモノなのかもしれないなとも思う。



困難になる理由に。

彼女のように、自分自身の内部から発生したモノではなくて、周りの環境が彼女を「選択」をせざるをえない場所に連れて行ったってなもの。

勿論、自分自身の内部から発生したものもある。生まれ持った体力の問題や性格の問題…。中々変えられるものではないから「選択」をせざるをえないってことになる…ってなこと。


でもその「選択」に直面して悩んだり迷ったりしている自分に気付き、そして「どうしたいのか?」とちゃんと自分と向き合えるってのは本当に奇跡だと思うのです。

普段は。
本当に選択の連続で、自分の無意識の段階で既にもう、選んでしまっているってな状態なのだから。

人は弱いイキモノだし、年を重ねるにつれ「経験」も増えるから、その弱い自分を守るために「経験」から作り出された「マニュアル」を頼ってしまう。

傷つきたくないから。マニュアルを元に危険を避けるよう自己防衛機能が備わっている。

だからこそ、迷うイキモノでもあるのだろうけど…。



私も。
こんな偉そうなことばかりつらつらと書いておりますが、結局は自分の持っている「マニュアル」に載っていないことの「選択」を強いられ、結局…「逃げた」人間なのです。

選択を放棄したのです。


でも単に逃げるのではなくて、その対価として多くの犠牲も払ったし、今でもその支払った犠牲のトラウマで次の選択が出来ない状態でもあります。

一体いつになったら支払い終えることができるのか…分からない。ってかおそらく死ぬまで支払い続けるのだと覚悟してます。


だからこそ。
逃げないで欲しい。気付いてしまったのならば、向き合って欲しい。

気付くってのは決して悪いことではない。気付かない方が良かったってなことはないと私は思う。


そんなことを思いながらも、結局は私は彼女の話を聞くことしかできない立場の人間ではあるのだけど、でもきっと外に出すってことは、良いことだと思う。

自分の中では何だか良く分からないモヤモヤしたものが、外に一旦出してしまうことで、客観的に見つめなおすことが出来て、そのモヤモヤしたものの実体が見えてくるものでもあるのだから。


私がこうしてブログをグダグダ書き続ける理由の1つも、自分の中だけでは良く解釈できないものがブログによって鮮明に見えたりもするからです。

ああ、私はこんなことを考えたり思ったり感じたりする人間なんだと気づくことが出来る。


「スナちゃんの直上司のメガネ君も今度の研修、参加するでしょう?」

ふと何気に彼女はメガネの名前を出したので、咄嗟に頷けば、

「今度の研修、嫌な理由の一つとして、メンバーなんだよね。私以外、本当に真面目気質で私と全く肌が合わない人ばかりだと私の上司に相談したんだけど…」

んなことを上司に言う彼女に驚きです。さすが私の面倒をフツーに見てきた元上司だ…。

「メガネ君はあの中でもフランクだよと言われたんだよね~」

フランク…?


frank:ざっくばらん。率直。気取ったところのないさま。



「フランク?」

思わず聞き返してしまった素の私の顔を見て、元上司も何だか気まずそうな表情をした。

私「すんません、何度も。フランク?」

元上司「うん、フランク…」

………。

どんだけ最強メンバーなんだと…。ぶっちゃけ、私の今の上司であるメガネの先輩は、この元上司です…。

私よりも数倍、メガネについて知っている彼女からすれば、本当に何とも「しょっぱい」言葉だな…と。


「…フランクってか、まぁ、その~。アイツを見ていると昔の私と重なる部分があるなとは時々思いますけどね」

「どういう意味?」

ボソリと言った私の言葉に、元上司は身を乗り出した。

「あ、いや…。大したことではないんですけど、どんだけオマエ、仮面を被ってんだってな…ね?」

「え?」

「皆は『メガネさん優しい!』『さすがメガネさん!』といつも絶賛してますけど、アイツがそう言われれば言われるほど、私は何だか悲しくなります」

「…何で?」

「アイツは皆が勝手に作り上げた人間を必死で演じているように私には見えるんですよ。良い子でいなくちゃ!って…。私もね、必死にそうやって作っていた時期があったから…。心の中では泣いているのに、顔は笑っているってな…う~ん、上手く言えないけど…。皆に褒められている時のメガネさんの表情が、昔、良く鏡で見かけた表情に似ているってことです」

「………良く分かんないけど、スナちゃんとメガネ君は良いコンビだと
思う。色々あるみたいだけどね。最近はどう?またケンカしてんの?」

「最近、この研修の代休消化でヤツは休んでばかりいるので顔も忘れてきましたよ」

ちょっと肩をすくめてそう言えば、彼女は笑った。この日初めて見た、彼女の笑顔だった気がした。


慌しい日常と。休んでいるメガネの代理での、お隣の席の新人君の指導で。

メガネの顔を本当に忘れてきているし、凄く特徴のある話し方をする男で良くモノマネをしてはこの元上司がウケてくれていたのに、今はそれすらも分からない。

ただふと何気に話に出てきて思い出したこの男の顔が、ほんの時折…ホントにほんの一瞬だけど、私の何気ない話に顔の半分を口にするくらい笑った笑顔だった。

あんな表情を出来る人間なのに、本当に勿体ないと思う。


「フランクとは私は言えませんが…アイツの化けの皮を1枚でも剥いでみることを目標にしてみるのをオススメしますよ。研修、頑張らないように頑張ってくださいね」

「…うん。ありがとう」


人間って…。
本当に生きるってのが面倒で大変なイキモノだとは思うけど私は、

死ぬ覚悟よりも生きる覚悟をして生きてゆきたいと思っています。















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