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cesta 07

かいしんのいちげき

2024'05.01.Wed
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2009'07.19.Sun



←きらめき団2009spring開催中!!


level.48


冬に良く聴いていた「tacica」ってなバンドの「熱帯夜」を延々リピートしてます。
まさに熱帯夜。冬に聴くのとは一味違うぜ。

こんばんわ、スナです。PCデンゾーさんも爆発しそうなくらい熱いしウンウンと喚いています。

聞こえない振りして熱帯夜を聴いています。


久々やって来たかと思えば、何だこの写真?ってな画像がTOPを飾ってくれちゃってますが、

「幸せを呼ぶエビスさま」

とのことです。私の姉曰く。


昨日。
姉が私の住んでいる街にやってきました。メインイベントは勿論バーゲンです。

でも先月。
実家に帰った時に、その頃切ったばかりだった私の今回のヘアスタイルをみて、

「今度の髪型、アンタに本当に似合ってんねー!姉ちゃんも姉ちゃんに似合う髪型にして欲しいー!」

とある意味大絶賛しておったのです。決して私と同じ髪型をしたいってわけではなく、あくまで「自分に似合う髪型」を求めた…ってな経緯もあり、

いつもお世話になっている「LALAGRAY」に連れて行ったワケです。

私は決して。
こーゆー髪型にして下さいってのがあるワケでなく、ただイスに座っているだけです。
もっと正確に言えば…
ずっとベラベラ勝手に喋っているだけです…。いつもごめんね、トモコ姉ちゃん。

だから特別「ね!?良いでしょ!?」と色々説明出来るワケなんぞなく、

「あ~。姉です。髪切ってやってください…」

カリスマ美容師、トモコ姉ちゃんにバトンタッチ。あとはお洋服担当のアミチャンと試着の着せ替えでキャッキャ遊んでいるってな状態…。

それでもまぁ、
私自身も決して自分の髪型が気に食わないってことではなく、むしろ本当に気に入っているし、ぶっちゃけトモコ姉ちゃんが頼れなくなると本気の本気で困ります。

とまぁ、凄腕トモコ姉ちゃんでも、
知りたくなくても勝手にベラベラ語るので知り尽くしてしまっている私のヘアースタイルなんぞ朝飯前でも、

初対面でしかも私の姉なんぞを相手にするってのは流石に難しいかしらと少々不安でしたが、

大満足をしてスナ姉は去ってゆきますた。良かった良かった。

本当にありがとう!トモコ姉ちゃん!!そしてアミチャン!!



「見てみて」

チョッピリオシャレカフェにて遅めのランチを食べていると、突如姉がゴソゴソとカバンから何やら取り出した。

それが今日のTOP画像です。

実際はA4サイズの通常サイズではなく、キッズサイズのえびせんでしたが(まぁ、カバンに入っていたものだからね)

「超レア!超レア!もうどこにもないよ!」

ニヤニヤしながら自慢げに姉は言うと、そそくさと再びカバンに仕舞いました。

レアなのは分かったけどさ、どうすんのよソレ?

食べずにずっと取っておくのだろうか…そーゆーのが困りますよね、レア商品って。

つうか、
それをワザワザ私に見せるだけの為にはるばるカバンに忍ばせて来たってな姉の思考回路が、

妹の私も良く理解できません。


ただ…
本気の冗談ナシで、私の将来を心配してくれ、そして幸せになって欲しいんだと言う思いは凄く感じました。

あ、別にこのえびせんのエビス様を見せてくれたってことだけでなくてですね、何年か振りにこうして1日、2人っきりで過ごした時間の中でそう感じた訳です。


「アンタ、トモコ姉ちゃんがいなくなったらどうすんのよ?!」

そーゆーことを言ったのも姉です。良い髪型でしょ?コレ、特に何も要望言わなくても勝手にこうなるんだよ~!なんぞ調子に乗って言っていた私に、何気にそういった姉の言葉にドキリとしたもんです。

私の髪質や量が通常の人と違い、大変だと言う事。そしてそんな私がトモコ姉ちゃんに巡り会えたことに対して本当に感謝しなさいよ?と釘をさすような意見が出るのは、この私の姉だからこそだとも思いました。


普段の姉を私は知りません。
父に似て、社交的で人当たりが良く、太っ腹である姉は、姉の友人から良く「アネゴ」的存在だと言われているのは知っているけど、

「ほらほら!また零しているよ?」

箸がヘタクソな私が、ランチのオカズを零すとすかさずお手拭を差し出した。

物心ついたころから、私にとって姉は小言の多いロッテンマイヤーさんのような存在だった。


だからある意味アネゴだとは思うけど、何かちょっと違くね?と…。だから私は外での姉を知らないけど、でもそれで丁度良いのかも知れないなとも思う。


「お父さんからの伝言。『スナはいつ帰ってくるんだ?』」

「え?今月は繁忙期も正念場だから帰らないよ?」

「そうじゃなくて…」

「ああ~。まぁ、ね。今のところはまだ考えていない…な」

曖昧に答える私に、姉はちょっと溜め息をついて、

「分かっているって。アンタはアンタの好きなように精一杯生きなさい。コッチのことは何も考えなくて良いから。どこにでも自由に行くのがアンタだもの」


時折。

奇想天外なことを言ったり、口よりも手が先に出る乱暴なところもある、そんな予測不能の姉ですが、

私は一生、姉に頭が上がらないと思うし、それで良いと思います。



「ほら!シャキシャキ歩く!」

ボケーとして歩きながら空ばかりみていた私は、先を歩いていた姉がいつも振り返って私の手首を掴んで歩いた幼い日々。


今は。
この都会で追われる様に生き急いでいる私は、無意識のうちにまっしぐらに歩いている。

そんな私をみて姉が、

「ちょっと~。もっとユックリ歩きなさいよ?」


グイグイ私の腕を引っ張って先に歩いていた姉が、いつの間にか後ろから私の腕を掴んでいる。

姉は。

いつの間にかポロポロと落としてしまっていた大切なことを、いつもちゃんと拾ってくれる。

変わっていく私が自分を見失わないように、自分は変わらないでいてくれる。


そんな妹思いの姉が私は大好きです。









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