2010'01.16.Sat
level.49
一昨日。
今年初の雪が降りました。
初雪です。ってか、吹雪です。
こんなに寒いと部屋でジッとコタツにでも潜って、マンガを読んだりウトウトしてみたり、ミカン食ったりウトウトしてみたり…なんぞグータラの極地を満喫してみたいもんですが、
何せ今、奴隷だからね。
吹雪いていようが構わず、チャリ飛ばして会社に行って拷問のような仕事をしないとならないんだからね。
吹雪のピークは収まりつつありますが、それでも極寒の地のように寒い今日この頃、皆様お元気ですか?
仕事は仕事で奴隷の拷問を受けないとならないのは置いといて、プライベートの我が家も、いい加減、勝手が良くならない落ち着けない。
消しゴム一個探すのに何日掛かっているんだと。
そんな我が家です。
とりあえず。
その辺のダンボールを開けてみたらば、古ぼけた世界地図が出てきたので壁に打ち付けてみた。
おお…何だか私んちみたいだぞ(自分ち何だけど)
調子に乗って、数少ない家具の無印のシェルフも組み立ててみたらば、
おお…益々私んちみたいだぞ!(自分ち何だけど。既に家賃も今月分引き落とされていたんだけど)
しかし。
前の部屋では、この地図を貼ったら既に壁一杯になっていたのに&シェルフを組み立てたら何だかギュウギュウだったのに、
地図もシェルフも凄く小さく感じます…。
しかも。
家具は以上なので相も変わらず、何だかガラーンとして部屋と呼ぶべき場所ではない…。
一体。
いつになったらココは住居になるのだろうか…っ
カーテンも。
折角奮発して作ったお気に入りなのに、突っ張り棒で固定している不安定な状態なので、イキオイ良くシャーッと開けない。
いい加減マジどうにかしないとなと、ようやく先ほどネットでカーテンの上に取り付ける、シャーッと出来るアレを購入しました。
でもこんなもの今まで買ったことも無かったし、対して気にもしていなかったので本当にこの商品で間違ってなかったのだろうか…と少々心配。
色んな意味で、届いてからのお楽しみでございます。
ネットでショッピングをしていると…
本当に色んな店があって、彷徨っているうちに一体自分は何を買おうとしていたのか分からなくなってしまいます。
カーテンのシャーッと出来るヤツも。
凄い明確な目的があったにも関わらず、気付けば古道具屋の骨董品を必死に見ていたり…。
このダルマ、目が既に二つ黒々と入ってんだけど、買う人いるのかな…?
そんな心配をしながら唸っていたり…。
何やってんだと。ってか、何で願い事叶った勲章のダルマが販売されているのかってのも謎ではなりますけども、
とにかく、ネット通販は本当に恐ろしい場所であります。便利は良いけど。
まぁ。こうして色んなお店を彷徨っていると、本当にグッタリと疲れてしまい、カーテンのシャーッと出来るヤツも実は…引っ越す前から検討はしていたのですが、本当にワケが分からなくなってきて、何だかもうどうでも良い感じになってしまい、今日まで購入クリックに辿り着かなかったってな経緯があったりする。
もっと気楽に買い物すれば良いんですが、何せ時代を逆流している人間ですから、色々考えてしまうのですよ。
相変わらずTVも付けもしないので「ほら、コマーシャルで流れてる…」とか言われても、そんなコマーシャルがあるんだ?ってなところからですからね。
消しゴム一個すらもどこにあるのか分からないこの部屋に、腹一杯残業して疲れた体で戻ってくるってのは、やはりどうしてもテンションが上がらず、空気パンパンに入れているハズのチャリも重く、エッチラコッチらと帰宅すれば、丁度一緒に、カメラヤローがチャリを置こうとしてますた。
「…こんばんわ~」
チャリ置き場と言っても、ポストの隣の階段下で、5台止めればもうギュウギュウの狭いスペースなので、既に3台止まっていた場所にカメラヤローは少々苦戦しながらチャリを止めている最中で、チャリもそして乗っている本人もチビッコの私なんぞに全く気づいていなかったらしく、ボソリ言った私の声に相当驚いた反応を示しながら振り返り、
「あ、こんばんわ~」
チマイと言えども私のチャリを置く場所はちゃんと空けておけよと気にしながら止めるのを待っていると(1人ずつしか止められない)
「いや~寒いですね~」
ああ、寒いな。早くしろよ。
「今、帰りですか~?」
ああ、奴隷の拷問残業だったんだよ。早くしろよ。
心の中ではそうボヤキながら実際はコクリコクリと首を縦に曲げるだけの私に、少し苦笑しながら、
「どうですか、最近は笑えてますか?」
言葉は発しなくても即座に頭を動かしていた私は、その問いには固まり、ちょっと考え、そして答えた。
「たまに」
カメラヤローはまた苦笑して、
「良かった」
と言うと私のチビッコチャリをグイッと引っ張り隣に止めてくれました。
一緒に古ぼけた階段を上がり、私の部屋のあるフロアに来ると、カレーの匂いがした。
「ご近所さん、今日はカレーか…。そういや、お名前聞いても良いですか?」
独り言のように言うので私は聞いていなくて勝手に鍵を取り出しドアを開けていると、慌てたカメラヤローにようやく気付いて、
「ああ、カレーですね」
「あ、いやそうじゃなくて、いや、カレーですけど、名前…。あ、俺、○○です」
「ああ…どうも、スナです。それじゃあ、お疲れさまでした~」
チャチな鍵でこれまた古ぼけたドアを開けながら私は言った。
「スナさんの写真も良かったら見せてくださいね!お疲れしたー!」
全然疲れた感じがない、それどころか少々爽やかにカメラヤローは廊下を歩き、私の上の部屋へと階段を登って行きました。
相変わらず。
たまにトンカンウルサイけれど、パワフルな青年に私も少しは見習おうと思い、今日、カーテンのシャーッとするアレを購入したってのもあります…。
意外にも。
このビルの住人たちと遭遇することは少ないのですが(まぁ、自分がシフトで動いていて不規則だってのもあるけれど)、住民に会うと言うと何故か、上のカメラヤローです。お隣さんですら、挨拶で会ったっきり…。
でも。
前のマンションでは考えられなった、こうした住民との挨拶や会話ってのは、悪いもんではない。
カメラヤローも悪いヤツどころか、好青年です。トンカンウルサイけれど。
まだ。
ホテル住まいのような感じで、まだ全然自分の部屋だと認識できていないのだけど、少しずつ自分の居場所はココだと認識出来る様になっていくのと同時に、こうして少しずつ、ココの住民達との関わりも極自然なモノになっていけたらと思います。
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