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cesta 07

かいしんのいちげき

2024'03.29.Fri
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2009'09.01.Tue



←きらめき団2009spring開催中!!


level.48


9月です。私の誕生月ですわっしょい!プレゼント受付中。


こんばんわ、スナです。私の街でも夜は虫の声が聞こえ、何とはなしに「ああ、秋だなあ…」とふと思うようになりますた。もう今年もとっくに後半戦だもんな。ホント早いな。

相変わらず…謎の顎の痛みに悩まされ、顎関節症なんじゃないかと思うのだけど、カクンカクンと顎が鳴る事は今まで1度もないので、もうコレ、おたふく風邪なんじゃなくね?ってか、おたふく風邪で良くね?ってな感じでとりあえず戦ってます。

体はホント、ピンピンなんで、もうね、常に腹ペコなんですよ。強制ダイエットですよ。ってか、気分的には断食に近い。

先週よりは痛みが緩和されているし、だいぶモノも食べられるようにはなって来ているし、何より病院に行く暇がないので自分の中にいる白血球さんたちに頼りきっている状態です…頑張れ!白血球!あばばー


PCの中身を少し整理していたら、懐かしい写真が出てきたのでUPしてみた。
この風景は、今はもうこの世には存在していない風景です。

私が小学生から中学生にかけての頃、嫌なことや悲しいこと等があった時、いつも寄り道していた場所です。

パタンと仰向けに寝転べば、周りはスッポリ草に覆われて何だかホッとするし、空しか見えないので余計なことを考えずにすむ。

土地開発が進んで。
私の実家のある周りは随分と便利で賑やかになり、裏山もすっかりなくなって新たな住宅街が出来、この場所がまだあった頃よりは随分と私の実家の土地も価値が上がったんじゃないの!?とか思ったりもするけれど、でもやっぱり…私の「終わりと始まりの場所」が無くなってしまったってのは寂しい。

嫌なこと、悲しいこと、辛いこと…そんなことは全てココに置いて、そしてまた元気に歩き出す場所だった。



「この前はごめん」
ボソリ言った私に、何のこっちゃと言う表情で顔を上げたメガネの視線から眼を逸らしながら、

「メール…」
そうまたボソリ言うと、ああ…とメガネは呟いた。

ドタバタとあっという間で物凄く疲れたけど、物凄く充実した時間を過ごせた休みの翌日は、ワザワザ言うこともないだろと思い、いつもと全く変わらず過ごしたし、向こうもワザワザ何かしら言ってくることも無かったのだけど、やっぱり何とはなしに気まずかったので今更とは思いつつ、思い切って言ってみた。

私たちの席からだいぶ離れた場所で、私は丁度退社のタイムカードをピッと通し、そしてロッカーに向かう途中にある、壁一杯が資料置き場になっているところでメガネがゴソゴソと探し物をしていたので丁度良いと…。

「俺は別に全然良いんだけど、でも…大丈夫?」

「ああ、うん。まぁ、何かこう…ね?あ、大丈夫だよ」

視線を泳がせながらボソボソ言う私を覗き込むように見ていたけど、決して視線を合わせようとしない私を見て、それ以上はメールの本題には触れず、オマケで書いていたお互いに共通する好きなバンドについて話題を切り替えた。

「あのバンドの曲を聴くと、高いテンションが益々高くなるよね~」

「え?誰のテンションのこと?」

「え?勿論俺のテンション」

「どこが高いの?」

「俺はいつもテンション高いけど?」

「ああ、そう…」

殆ど表情が変わらないし、滅多に自ら何かしら話をするってこともないので、皆からはクールだと言われている(私から見ると単なる引きこもりに見える)ので、どこが!?と思ったけど、

「体調はどう?ご飯は食べられるようになった?」

少し表情が和らいだ私に、サラリと聞いてきた。両耳の下を両手で包み込みながら「まだ痛い。常に腹ペコ。ホント食いしん坊バンザイ!だよ」そんなことを言う私をまたチラリ見て、

「俺じゃあ力不足かも知れないけど、無理はしないで…」

資料の詰まった大きなその鉄の扉をパタンと閉じながらそう言った。
いつもなら、無理をしたくなくても無理をしないといけないんだよ!とか何とかブーブー口を尖らせて言い返すところだけど、

「…ごめん。…ありがとう」

また眼を泳がせながら、でも珍しく素直にそう言った私に、

「お疲れさま。気をつけて」

ニッコリ笑ったその顔を見て、ちゃんと話して良かった。そう思った。



私の「痛み」や「弱み」を密かに置いてくる場所はもうこの世界には存在していないけど、でもそれはそれで良いのかも知れない。

あの場所は、子供の私に必要な場所であって、大人の私には使ってはいけない場所だったのだと思う。

自分自身が一体何なのかすらも分かっていない、ただ我武者羅に生きるだけだった子供の頃には受け入れられず、そして抱え切れなかったモノたちが、きっと今の私はちゃんとそれらを抱え自分の一部として受け入れることが出来る。

子供の頃よりも、つっかえながらヘタクソで格好悪い歩き方しか出来ないかも知れないけれど、それが今の私の「自分の足で歩いて行く」と言うこと。

今まで見て見ぬふりをしてポロポロとそこらじゅうに落としてきたモノたちを、今更ながら1つ1つ拾って行くというのはそう言う事だ。

抱えるものが多くなって、足もとがフラフラしても、それでも歩いていけば、そのうちシャンと歩けるようになれるかも知れない。

それに…
どうしても「荷物」が抱え切れなくて前に進めなくなっても私の周りには、一緒に持ってくれる人が沢山いる。

一緒に鼻歌でも歌いながら歩いてくれる人が沢山いる。


とりあえず。
早く肉が食べられるようになりたい…。せめてフツーに定食が食べられるようになりたい…。

違う意味でフラつきながら食堂に向かう、少し痩せた私の体を見て、同僚は羨ましいと言ってましたけども、私は骨付き肉を貪りたいんですけどっ

最近…はじめ人間に出てくる骨付き肉の夢を見ました…。


皆様もお体には十分、お気をつけくださいませ。食いしん坊バンザイ!



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