2008'11.03.Mon
level.45 (きらめき団展覧会まであと9日)
今日。
お昼を一緒に食べていた子から「家に帰って何をやってるんですか?」と聞かれますた。
時間が不規則だから友達との約束も中々出来ない、TVも見ない…んじゃあ、何やってんのかと。
PC見てます。
PCなんてもう数ヶ月も開いていないと言うその子にとって、私の行動はさぞ、奇怪だったのでせう。
「そんなに何時間も何を見ているんですか?」
アナタが何時間もTVを見れるのと同じように気付けば何時間も経ってるんすよ…。
ぶっちゃけ、私もこんなにPCと向き合いたくないのだよ。人生の殆どをPCと見詰め合って過ごしてるなんて…うわ、引くわ~。
しかし現実問題、私にはこのデンゾーがいないと生きていけない状態なのだ。
恐ろしいな。
ちなみに今夜は…。
きらめき団出展用に撮ったフィルムを現像に出して帰り、そして家では以前現像に出してて上がった写真をせっせと取り込み、そして検討しておりますた。
どんだけ~。きらめき団~。
ま、こっちは今のところ至急分では無いので(え?)、大至急分の作業を必死にやって気付けば…もうこんな時間。どーん。
クンクン、明日とか言うんだもー。めっさ嬉しいけどさ、ヤバイよコレ。
クンクンへのBD用写真集をせっせと作成しておりますた。本日の1枚はその1つ。載せるもんが無かったから&記念にと…すまん、クン坊。
誕生日プレゼントを買う暇もないってか、買いに行く時間には店が閉まっているもんだから最近の私から友人へのBDP(BirthDayPresent)は専ら自作写真集です。
ホント申し訳ない。もっと計画的にだな、動こうな。
妙なところで神経質なので、印刷した写真は「らくがき帳」に挟んで最低一晩寝かせます。
なので。
明日朝、早く起きて作業を続けないといけない…起きれるか!?
ホント、計画的に事前にユトリ持って動こうな。
あ、フツーに仕事です。そして多分、当たり前に残業です。世の中は3連休だと言うのによ。
もう脳が全く動かないので、今回のクン坊のBDPは好きな曲の歌詞をうまくちりばめてみますた。どうよ?(どうよって…いばるなよ)
知っている人は、良く知っている曲だと思いますが、私はつい最近偶然、ヒョンなことで知りますた。普段は中々言えないけど、伝えたいことがある…お?この曲、誕生日とかに良くね?みたいな風に勝手に解釈した曲です。
多分、全く誕生日関係ない曲だと思いますけど。いいんだ。もう限界だ。
Q:普段、仕事終わって何をやってるんですか?
A:必死にPCフル回転させてます。
あ、曲は「愛をこめて花束を」と言う曲名です。キザ過ぎだろ。
空港で…。ムラサキとタローは勿論、そしてついでにモジャを拾い、店に向かう。そして店の前には何故かインテリメガネがいた。凄い偶然だと思うも同時に、今ここにこいつらがいるってのは極必然的なことでもある気がする。
ハルタの焼き菓子を食べ、何だか随分と久しぶりで懐かしいと感じるムラサキの料理を食べ、大いに飲み、そして笑った。
タローとインテリメガネは駅へ、時差ボケなのかモジャは大きなイビキをかきながらソファー席で寝ており、そしてこの中で1番疲れたであろうハルタはカウンターに突っ伏してスヤスヤと寝息を立てている。ムラサキは黙々と後片付けをし、俺はテーブル席で悠々と煙草を吸っていた。
「ずっとハルタの傍にいてくれたんだって?」
ムラサキの問いに「ああ」とだけ返事をする。
「私さ…」
ムラサキはそれだけ言うと俺の座っているテーブル席の前の椅子に腰掛けた。流石に俺も彼女を見る。ムラサキは頬杖をつくと言葉を続けた。
「ちゃんと頭では分かってるのよ。でも心がね、ついてこないの」
俺は短くなった煙草を灰皿に押し付けムラサキの言葉に集中するため彼女を見つめた。
「物凄くね、疲れるの。疲れるってのは無理をしてるってことでしょう?でも誰だって何かしら無理をしながら毎日を生きている。そうやって日々をきちんとちゃんとやっている。頭では分かっているのよ。でも心が納得してくれないのよ」
うまく言葉で伝えられないもどかしさにムラサキは自身の親指の爪を噛んだ。いつも穏やかで元気なムラサキは滅多に苛立ちや怒りなどを表に出さないが、ほんの時折、こうして爪を噛む。自分でも気づいていないほど無意識の行動だと思うが、これが彼女の唯一のSOS信号だ。
「オマエ、ハルタの進路を知ってるか?」
俺の言葉にムラサキは爪を噛むのを止め、顔を上げた。
「モジャのツテとそしてモジャの出資でフランスの洋菓子専門学校に留学するんだとよ」
ムラサキは元々大きな眼を一層大きく見開き、同時にすうっと息を吸った。全てがスローモーションのようにユックリで、次に何をしだすか手に取るように分かった俺は身を乗り出し彼女の口を手で塞ぐ。
「むぐ」
「すまん。しかしホラ、2人が起きるだろが」
ムラサキもコクリと頷くとテーブルに両肘をついて額を乗せ、すった息を長く吐いて言った。
「嘘でしょ?」
「本当だ。俺が嘘をついたことがあるか?」
静かに淡々と話す俺に弱弱しく頭を振る。俺は新しい煙草に火をつけ、深く吸った。
「…いつ?」
「さあな。俺もさっきモジャから聞いた。ムラサキには頃合を見て話すつもりだが、自分はあまり日本にいない身でそのタイミングを見逃してしまうかも知れないから俺からも言えるときがあれば言って欲しいだとよ。まさかこんなにスグ言ってしまうとは俺も思わなかったけどな」
ムラサキは長い髪をくくって留めていた髪留め代わりの割り箸を抜き取ると、バキリとへし折り(髪留めに割り箸を使うのもどうかと思うが、それをへし折るのもどうか…?)頭をワシャワシャと乱暴に掻き毟った。たまに可笑しなことを言い出すことはあったが、奇怪な行動はあまり見たことがなかったので俺は呆気に取られながらもどう反応すれば良いか分からずそのまま黙って煙草を吸っていた。
「ああ、もう!」
いい加減、掻き毟るのを止めさせた方が良いだろうかと思ったその時、ムラサキはそう叫ぶとガタンと勢い良く立ち上がり、ツカツカとカウンターへ歩いていく。
「オイ!?」
俺が止める前にムラサキはハルタの肩を乱暴に掴み、寝ぼけている彼女の頬を思い切りビンタした。
パシーッ!
景気良く響いたその音にモジャのイビキも止まり、シンと店内は一瞬静まり返る。
ハルタはぶたれたまま顔を右に向け、そして髪が乱れて表情が見えない。ぶったムラサキも自ら掻き毟った髪の毛がヤマンバのように乱れていて表情がここからでは分からない。俺は立ち上がり二人の名を呼ぼうとしたその時、
「何、すんだ…」
ハルタの地を這うような低い声が聞こえたかと思えば次の瞬間、ムラサキがカウンターに突っ伏しそのままズルリと床に倒れる。平手でぶったハルタに今度は、ムラサキ自身が倍返しに、それも拳で殴られたのだ。
「オイ!やめろ!!」
俺は叫び、二人の間に割って入る。
「大丈夫か、ムラサキ!?」
俺はかがんでムラサキを抱き起こす。
「いった~」
ムラサキは頬を擦りながら顔を上げた。唇の端から血が滲んでいる。
「おま、グーで殴るやつがあるか!?」
俺はハルタを見上げる。スツールから降り立ったまま俺達を見下ろしていたハルタは間髪いれず言った。
「先に手を出したのはムラサキだ!」
確かにそうだが…。俺は再びムラサキを見る。グイッと自分で唇の端を乱暴に拭うと床に手を付きながらも立ち上がった。体を支えてやりながら一緒に立ち上がる。
「何で私に1番に言わないのよ!?」
「…何のこと?」
支えていたムラサキの肩が細かく震えていた。怒り…なのか?そんなことを考えていると、突如クルリとムラサキが体を反転したので思わず肩から手が離れた。グラリと一瞬ムラサキはよろめくが、カウンターに片手をつき中2階を見上げ、そして叫んだ。
「モジャ!アンタもちょっと来なさい!!」
その言葉にハルタの顔が強張るのを俺は見逃さなかった。何か言うべきなのだろうが、見たこともないほど怒りのオーラが出ていて、そしてその外見もヤマンバのようなムラサキに俺は圧倒されて何も言えないまま突っ立っていた。
※ヘンなとこで切った。早く終わらないかなホントに…っ
大切な人との繋がりほど、厄介で儚くてそして怖い…。裏の裏の裏のそのまた裏を読んで読んで読みまくって…。アレ、表?みたいな。
「人は深読みする癖があるイキモノだ」とか何とか言う言葉を昔見たことがあるんですけど、ナルホドなと。
絶対的に傷つけたくない大切な人ほど深く傷つけてしまうのは、相手を傷つけたくないと必要以上に深読みしてしまって、冷静に&素直に考えれば何てことないことだった、だから傷つけてしまった…。う~む戦略家にはなれません。
PR
Post your Comment
profil
kategorie
poslední verze
(12/31)
(08/07)
(07/26)
(04/13)
(03/12)
(03/04)
(02/11)
kritika
[01/07 danna]
[08/12 える]
[02/19 ちか]
[02/15 える]
[01/12 える]
[11/16 ちか]
[11/14 きのきの。]
[11/11 みち]
[11/11 kotomi]
[11/11 ゆきんこ]
linkovat
svobodný