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cesta 07

かいしんのいちげき

2025'07.05.Sat
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2008'11.05.Wed



level.45(きらめき団展覧会まであと7日)


クラブ通いが趣味の子が。
この前の土曜に行きつけのクラブでハロウィンをしたと言って、その時の様子をコンデジで見せてくれますた。

彼女は友達とペアで「チャッキーとその恋人ティファニー」と言う、メジャーなのかマイナーなのか良く分からない仮装をしておりますた。ちなみに彼女はティファニー役。

外人さんも沢山来ると言うだけあって、外人さんらの仮装は妙にシックリと馴染んでいて「やはり本場モノは違うな」と…。

決して。
彼女をはじめ、ジャパニーズの仮装がどうの…ってワケではないのですけども、
何故だかどうしても、オタクのコスプレに見えてしまうのは何故だ?

スナさんならどんな仮装をする?って言うので、上記のような絵を描いて見せたらば、
「絵、うまいんだねー!!」
と…。

内容に突っ込んで欲しいなと…。

ハロウィンの話をしてたので、何気にそれを意識して考えましたが、ぶっちゃけ、マンガのコスプレをやってみたいんですが、何か?


ルフィーとか、20世紀少年のともだちとか、ジャガーさんとか…。


ハロウィンとは全く関係ない方向に妄想してる私の頭ん中なんてツユ知らず、皆さんキャッキャ楽しそうに話しておられますたとさ。


こんばんわ、スナです。
会社の近くの「まごころ弁当」(略してまご弁)に予約してた弁当を取りに行ったとき、あまりの寒さに驚きました。でももう11月ですもの。そりゃ寒いさね。

何気に顔見知りの小さな店に入るとき、私は必ず「こんちわ!」と叫んでしまうので、今日もまご弁のオッチャンに「こんちわ!」とサラリと言ってしまったんですけど、一緒に受け取りに行った子から、
「マジで常連ですね」
と言われました。

いやいや、別にそんなにまご弁食べてないよ。むしろアンタの方が食べてるよ。

都会の子は挨拶を特別なモノのように考えていると思った田舎者です。


相変わらず…。
皆さんのところにお邪魔できていない日々が続いております。もう忘れ去られているんじゃないかと思います。それで良いと思います。

仕事のこととか…。
プライベートもきらめき団やら友達の誕生日やらが重なってマンガを読むこともままならない状態なのでございます。やだなもう。

11月後半くらいからはもう少し落ち着くと思うのでってかそうであって欲しいと切実に願っているので、その頃、また皆さんのところにいらないコメントを残すことになると思うので、その時はどうぞ、ひとつよしなに…。




↑きらめき団、バナー。11月11日AM0時~、つながります。







「…何じゃあ~?」
コツコツとモジャの靴音が近づいてくる。俺はゴクリと喉を鳴らして唾を飲み込んだ。
「アンタのお節介にはホトホトうんざりするわ!」
モジャの姿が見えたか見えないかの位置でムラサキはいきなり叫んだ。
「…どうしたんじゃ、ムラサキ?珍しいな、オマエが怒っているってのは。そうじゃな、昔ようやくオマエを探し当てた時以来…かの?」
「だったら怒らせるようなこと、勝手にするんじゃないわよ!」
初めて聞くムラサキの大きな大きな罵声に俺達は皆、黙り込む。ハァハァとムラサキの荒い息だけが聞こえた。
「…どうして?」
ようやく息を整えたムラサキは再び大声を出すかと思ったが、逆に蚊の鳴くようなか細い声でポツリと呟く。思わず息を飲んだ。
「ねぇ、家族って何?」
「ムラサキ…ちょっと落ち着け、な?」
キッとムラサキは睨む。手を伸ばしかけていた俺は思わず肩をすくめた。情けないが、一体どうすれば良いのか本当に分からないのだ。
「ハク、確かにうちは貧乏よ。高校生なのにオシャレもさせてあげられないし、いつも私の勝手気ままに作った料理を毎日毎日食べさせてるし、お小遣いだってまともにあげてないのに店の手伝いばかりやらせて…友達との付き合いだってあるだろうに…ごめんね。でも、まずは私に相談をしてくれても良かったんじゃない?結局は…モジャに頼ることになったかも知れない。でもそれは私がモジャに頭を下げてお願いすることなのよ…っ!」
俺を睨んだ険しい顔のまま、今度はハクを睨みつけながら早口でボソボソと呟くように言ったが「私が」と言う所だけは妙に強調した。ムラサキは泣いていた。本当に…悔しそうに悲しそうに辛そうに泣くってのは、こういう顔を言うのかも知れないと馬鹿なことを思いつつも俺は見ていられず気付けばムラサキを抱きしめていた。さっきまで、威嚇しまくるノラ猫のように鋭いオーラを出し、近づくことすら躊躇われたのに今、俺の腕の中で苦しそうに嗚咽している彼女は小さな捨て猫のようだった。ボサボサの髪を撫でてやりながら俺はハルタとモジャを交互に見ながら言った。
「すまん…。俺がさっきムラサキに話した。ハクの…進路のこと」
「な…っ!?」
ハルタがドンとカウンターを叩く。
「キッシー、確かにワシがオマエさんに話をしたが、まさかもう本人に言うなんてどうかしちょんぞ!?」
モジャは手のひらで顔を覆った。
「ムラサキは…その、うまく言えないが…その~何だ。自分自身の心もまだうまくコントロールすることが出来ないんだと。確かにな、俺だってそうだ。だって俺達まだ20代だぜ?教師なんてやっててもロクにガキも育てたこともない人間がってか、未だにガキでもある人間が偉そうに人を導くことなんて出来るワケないだろうが。単にまだ生徒たちと同じ感覚で接しているだけだっつうの!飄々としているように見られるけど、そう振舞っているだけだっての!メチャメチャ不安なんだよ、怖いんだよ。面倒なことに関わりたくないだけなんだよ」
何を言っているのか支離滅裂だ。でも俺は続けた。
「ムラサキだってさ、同じなんだよ。今までこの店から出られなかったのは多分…怖かったんだ。不安だったんだよ。ハルタが待っていてくれているって分かっていても此処に帰ってくる自信がなかったんだ。いや、むしろ…ハルタが待っているって、自分を待っているっていう人がいるってことが怖かったんじゃないのか…?」
最後の方の言葉はムラサキの脳天に向かって言った。かすかに頭が頷く。俺はまた顔を上げるとハルタを見て言った。
「でも自分はハクの唯一の家族だ。血の繋がった家族だ。だから絶対もう2度と裏切ることは出来ない。ならば店を出なければ良い。自分がハクを待つ身であれば何も怖れることはない…」
俺の言葉にハクは下を向いた。
「それだけがムラサキの全てだったんだ。しかし…う~ん、キッカケが何かは俺には分からないが、ムラサキはここから外に出た。でもちゃんとこうして帰って来た。今回は…な。人はすぐに変われるもんじゃない。人は…変わっていく生き物だが、それは突如変わるものではなくて、自分でも知らないうちにユックリと変わっていくものだ。確かにムラサキの中で何かが変わった。だけど、その変化にまだうまく追いついてないんだ。だから不安定になっている、ムラサキは」
「ならば何故今、ハクの進路のことなんぞ話したんじゃ!?」
モジャの言葉を遮るように真っ直ぐ彼を見て俺は続けた。
「さっきも言ったが人はユックリと変わる。ハクが旅立つ、そして自分を待つ人間がいなくなり、反対に完全に自分が待つ身になると言う、その事実を知り、そして覚悟を決めるには丁度良いタイミングだと思っただけだ。むしろ遅すぎるくらいかも知れない。違うか、ムラサキ?」
俺の声にムラサキはユックリと離れた。俺も腕を下ろしムラサキから離れる。手のひらで乱暴に涙を拭うとムラサキはハクを真っ直ぐ見ていった。
「ごめんね、ハク。頼りなくて…守ってあげられなくてごめんね」
拳でカウンターを叩いたその姿勢のまま、ハクはジッと下を向いていた。しかしその小さくて白い拳はギュッと握り締められ、そして僅かに震えていた。
「…キザサワ」
まさか俺の名を呼ぶとは思わなかったので俺は「へ?」と間抜けな返事をしてしまった。台無しだよ。今までの大舞台が一瞬で台無しだよ。
「アタシは…邪魔だったのか?」
「そういうことを言っているんじゃない」
「アンタから見て、アタシがムラサキの病気の大元だったって言ってんだろ?!」
俺の声を遮るようにハクは叫ぶ。再びダンッとカウンターを叩いた。
「オマエはアホか?」
俺も負けじと少し大きな声を出す。普段俺は、滅多に自ら話をしないし、話しかけれても適当にノラリクラリと受け答えをするだけだ。特に「教師」としての顔ばかりしか知らないハルタはたじろいだ。俺はその隙を見逃さず追い立てるように続ける。
「ムラサキを病人扱いしているのは…。オマエだ、ハク」
ハルタはじっと俺の顔を睨みつける様に見ている。お得意のへの字口を結んだその頬は、ムラサキの手形が赤くバッチリと付いていて痛々しい。ムラサキだけじゃない、深く深くその心に傷を付けたのは、ハルタ自身も同じなのだ。


※ぶっちゃけ…何気に現実にあったことが練りこまれていたりもします。内容も状況も何もかも全く異なるんで誤解を招いては困るのですけど、傷つけられた方だけ傷つくのではなくて、傷つけた本人も同じくらい…いや、それ以上に深い傷を負うってこと。
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