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cesta 07

かいしんのいちげき

2024'04.20.Sat
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2008'12.04.Thu



level.46 (きらめき団2008展覧会開催中。会場へはコチラから→


言い訳ですけど。
時間制限があるので、どうしても思う存分に作業を進めることが出来ません。

言い訳ですけど。
日中は恐ろしい程戦っているので、帰ってくると死にそうなくらいクタクタで中々作業を思うとおりに進めることが出来ません。

仕事辞めて、引きこもりたい。マジで。



こんばんわ、スナです。クリスマスまでには各お宅へ届くように発送致します(自分で作った締め切り、サラリと延長したよ、この人)


ふと。
たまに思うんですけど、何でこんなことやってんのかなと。

だってちゃんと仕事してるし、経済的にも安定してるし、だから仕事以外はショッピングしたり、好きなマンガを山ほど読んだり、職場の仲間と呑んで帰ったり、コンパ行ったり、美味しいもの食べたり、映画見て帰ったり…

好きなだけ煩悩に任せて生きれば良いと思うんですよね。

それなのに。
誰も頼んでもいないのに、ヒィヒィ言いながらチマチマチマチマ…作業をしてる。

何、やってんだと。いい歳して引きこもってどうすんだと。


3日くらい前から左目に鈍痛があって、ものもらいかしら?と思ったんですけど、別に痒くないしデキモノも出来ているワケでもないので…もしかしたら…っと。

幼稚園に上がる前に、左目、手術をしたんですね。本人はサッパリ何の手術か覚えてないんですけど、とりあえず、怖かったし、メチャメチャ痛かったってのは覚えてます。

何の手術だったんだろう…改造?

慣れない眼帯やら包帯やらで凄い気持ち悪かったけど、いつもはつっけんどんな母が、やたらめったら優しかったのだけは妙に覚えている。

何の手術?


とにかく。

その手術の時に、ちょいと涙腺が可笑しくなったらしく、左目だけやたらとドワ~と涙が出るんですよ。

普段はウザイなってな程度だし、もう何十年もコレでやって来たのでそんなに気にしてなかったんですけども!

もしかしたら悪化した!?
と少々不安になり、コンタクトを買うついでに診察してもらいますた。


診察結果↓
「涙、出ないより出た方がOK!」

あ、そうですか…てか、まぁ、何も炎症もデキモノも出来ていないとのことでとりあえずホッ。


ただ、この痛みは何なんだと問い詰めれば、おそらく眼精疲労とのことで、あまり酷使はしないよう気をつけるように言われたのと念のため目薬を処方してもらいますた。


常に、コレって今瞳孔開いてるよ!ってなくらいのイキオイで働いてはいますけど、かつて今まで眼が痛む程までなったことは無かったので、少々ショック…。



だから。
あんま頑張っちゃいけないんですよ。



でも。

それでも一生懸命、何かしらいつも引きこもってチマチマチマチマやってしまうのは…

好きなんだからだなと。



最近読んでいる本に、「ツェツェのAtoZ」ってのがあるんですけど、(あ、この本も只今、svobodný(お気に入り)にてご紹介中)二人のデザイナーってか、何でも好きなことはカタチにしちゃうような人たちで、でもそれらが商業として成り立っているってのがホント凄いなあと。

そんな本を読んでしまうと益々、私もやりたい事を出来うる限りやってみたい!と思うワケなのです。


来年の話をしたら鬼が笑うと言うけれど、来年もまた、フリーマーケットにも出店してみたいなと思ってるし、その時に出す予定の試作品ってなことで…。

とりあえず頑張ってます。左目、眼帯してたら「お、頑張ってますな!」と褒めてやってください。

そこまで頑張りたくもないけどね。



※<シシン>すんません、ちゃんとしたお返事は明日!必ず!!

★tenderさん
体調の方はどげなですか!?びっくりしますた。あまり無理はなさらないように。でも多分…あの、私が一緒に雨神さまと雪神さまを引き連れてやって来た極寒の日が堪えたのではないかと…本当に無茶ばかりさせて申し訳ございませんでした。でもマジで楽しかったです。
あ、ペン君、何気に1本、フィルム撮り終えますた。意外に早かったけど、次に難関だったのが巻き戻し。巻き戻ったと思ってカパッと開けたらまだだったと言う…。もうそのフィルム、見捨てようかなと。心機一転でまた撮り直し中でござる。
色々とご指導、ありがとうございます。今度はペン君持って参りますのでヨロシクです。
つうかさ、tenderさんの前で写真を撮ることが出来ないことに気付きますた。だってtenderさんのカメラ構えている姿は凄い格好良いんですもん。それに比べて私は…っ恥ずかしくて仕方ないです、ハイ…。

★える兄
おおおおおおー!
ついに見れましたか!?良かったー!!しかし、やはりMacは無理なのかなあ~。すんません。お手数をおかけ致しますた。
嬉しいな。感想有難うございます。秋の夕空ですな、アレはオヤジのカメラで撮った、極々フツーのフィルムカメラです。ちょっと望遠とかも付いてるけど、使ったことない。
あの写真はそのままスキャナーで取り込んだだけで、特に加工はしてません。つうか、あの「個人」の写真は全てそのオヤジのフィルムカメラオンリーの写真で、そして場合によっては少々私好みにコントラストを強くしたくらいで、色に関しては何もしておりません。
自然の色って時に恐ろしいですな。特に空は日々、同じようでいて違う。こんなに綺麗な色をしたものが頭の上にフツーにあることに時折ゾッとすることもあります。そして皆、見向きもせず、セカセカやってるのってのもゾッとします。何で皆、当たり前のようにやってんの?って…。そんなこと思うコッチが異常なのかも知れませんけど…。

是非是非!!きらめき団のご案内、宜しくお願い致しますー!!きゃっほ~い!









式も各クラスのホームルームも終わり、校内はざわついている。美術準備室でノンビリ寛いでいた俺は、スパーンと勢い良く開かれたドアに思わずため息が出た。
「外れたらオマエが直せよ…って、ムラサキか?」
予想していた人物とは違い、少々躊躇う。
「あはは、ゴメンゴメン。私が居た時は凄い立て付けが悪かったんだけどな、このドア」
念のためドアを見ながらムラサキは言った。
「うわ~、懐かしいな」
ぐるりと狭い準備室を見渡す。俺は広げていた新聞を折りたたみ、コーヒーメーカーの傍へと歩いた。
「あ、お構いなく。呼びに来ただけだから」
両手を目の前で広げるその仕草に俺は立ち止まる。
「俺はまだ帰れないぞ。これでも一応教師だからな」
「うん、分かってる。でも一緒に写真を撮るくらい良いでしょう?」
俺は眉をひそめた。
「苦手なんだよ、写真とかって。魂抜かれるぞ」
ムラサキはケラケラと笑った。
「良いから来なよ」
細くて小さな手が俺の手首を掴む。見かけによらない強い力で引っ張られた。
「ちょ、オイ。どこに行くんだよ?」
すぐそこ~と、ムラサキはズンズンと進んでいく。フォーマルなワンピースに似つかわしくない簡易スリッパの音をペタペタと響かせながら。
「はい、ここ」
確かにすぐそこだった。
「何だよ、美術室には何もないぞ?どうせ撮るなら校門とかが良いだろうが」
俺の言葉にニヤリと含み笑いをするとムラサキは、またもや勢い良く今度は美術室の扉を開けた。
「ちょ、オマッ!だから乱暴に…っ」
ムラサキへ向けられた俺の言葉は宙に消えた。その代わり、
「何やってんだ、オマエら…」
卒業生の3年だけでなく、1年から全ての美術部員がニヤニヤしながら立っていた。
好き勝手やってばかりで名ばかりの美術部は、放課後チラホラと数人が集まってダラダラと何かをやっていることはあったが、こうして全員が揃うのは「野外活動」と称した遊びの時と今年初めて参加した学祭での展示の時だけだった。だから今、この教室にこいつらが顔を揃えているのは何だか凄く気持ちが悪い。しかも皆が皆、俺を見ている。授業でこの教室の教壇に立っているとは言え、それなりにそれぞれと授業以外で何かしら関わりがある人間に一斉に見られると何だか落ち着かない。
「皆でね、絵を描いたの」
ハルタがニヤニヤしながら言う。
「絵?」
怪訝な顔をする俺に、一斉に頷く。
「…何の絵だ?」
何となく…嫌な予感がしたが俺は逃げ出すことも出来ず、なりゆきに任せるしかなかった。
「下書きはね、国立芸大に見事現役合格したサイトー君ですけど、でも皆で頑張って描いたんだよ~」
ハルタの言葉にサイトーは小さくピースをした。相変わらず生意気なヤツだ。俺がどんだけ指導してやったのか忘れたとは言わせねぇ。
「はい」
立派な額縁に入れられたその一枚の絵をハルタから渡される。俺は両手で受け取ると覗き込んだ。
「ふふ。上手ね。さすが美術部」
俺の横から同じく覗き込んでいたムラサキが小さく笑った。
そこには、この美術室で白衣を着た俺が談笑している、いつもの風景のような、でも全く違う光景が描かれていた。
「それぞれ自分は自分で描いたんだ。キザサワは何度も言うけどサイトー君だけどね」
そう、絵の中心に描かれている俺の周りには、この美術部全員の姿が描かれていたのだ。
「ありがとう、キザサワ。美術部、凄い楽しかった。あんま…絵は得意じゃないけれど、楽しかったよ」
ハルタはニッコリ笑った。他の生徒も口々に何か言っているが、俺の耳には何が何だか良く理解が出来なかった。まるで外国の言葉を話しているようだ。
「ほら、キッシーも何か言いなよ」
ムラサキにポンと肩を叩かれ、ハッと我に返る。絵から眼を上げ前を見ると、皆が俺を見ていた。
「俺は…」
そこまで言って声が詰まる。下を向いた俺の背にムラサキはそっと手を添えた。
「俺は、ちっとも良い教師なんかじゃないし、部活動って言っても何もしてやれなかった。サイトーは自ら俺にアドバイスを求めて来たからそれなりに応えてやっただけだ。そして頑張ったサイトーは合格をした。それだけだ。俺は…」
何だか分からないが涙が出そうになっていた。額縁を支えている手が震えてしまう。
「何もしてやれなくてゴメンな。そしてこんな良い絵を…ありがとうな」
ハルタが突如、俺に飛びついた。
「キザサワはサイコーの教師だよ」
俺はムラサキをチラリと見た。ニッコリいつもの笑顔で頷いていた。

※モジャとタローちゃんは学内を探検中。そして生徒指導の先生に不審人物と間違われて学校中を追いかけられてます。


※人は…。
他の人から見てちゃんと出来ていることでも凄く不安に感じているモンだと思います。自分がそうだから。でもだからと言って小さく縮こまってばかりじゃ何も始まらない。だから最後は自分との戦いで勝負は付くのだと思います。
でもやっぱりそれでも…不安なものは不安。そんな時、背中を押してくれたり、素直に気持ちをぶつけてきたりしてくれる人がいると、それだけで凄く勇気が出る。そこで初めて頑張ってよかったと思える。
勝ちに行けるのは自分の心構え次第だけど、でも結果を与えてくれるのは周りの人だと思います。
そして、そうして投げたボールをちゃんと受け止め、そして何かしらのカタチで返してくれる人が、その人にとって「大切」で「掛け替えのない」人と言う事になるんじゃないかと思います。
興味がなかったらボールはスルーされますからね。


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