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cesta 07

かいしんのいちげき

2024'05.19.Sun
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2008'02.29.Fri


level.42


選択すると言うこと。

ガリガリ君を食べようか、それともアズキバーにしようか…
ラーメンチャーハンを食べようか、それともウドンオニギリにしようか…

これは、単なる一つの例であって、
食べ物だけに限らず、人は常に「選択」を迫られて生きています。


時にその「選択」は、
どうしても選ぶことが出来兼ねる、とんでもないものであったりもします。


人生を左右してしまうような…。どっちを選んでも、後悔してしまうんじゃないかと言うような…。

そんな恐怖が不安が、今なら漏れなく付いてきます。てな「選択」


人の一生は、この日本で言えばおおよそ平均80年くらいあるんじゃないでしょうか。

そう考えたら私の人生なんてまだまだヒヨッコで、そしてその80になった時にようやっと、
この今、選んだ「私の人生の選択」の結果が分かるって思ったら、何だか途方も無くて、それこそ選ぶことなんて出来ない。

だから益々…。「選択」しないといけないのに、でもそれに気付かないフリをして有耶無耶にしてしまう…。


怖いから。


人の一生なんて、この長い歴史の中で考えたらホンの一瞬の出来事であり、私が何を選んだからと言って、この長い長い世界の歴史の先にある未来に影響を及ぼしてしまうなんてほぼ100%在り得ない。

でも、怖い。

せめて自分だけでも、自己満足でも良いから「良い人生だった」と思って幕を降ろしたい。


でも。
そうやって、怖いからと自分では選べなくて、他の人に委ねたり、有耶無耶のままにしてしまったり…そんな逃げてばかりではそれこそ、その先の未来には「後悔」しかない。


だから私は、
逃げ続けることの方が大変だと思うから逃げない。


昔。
本当に何もかもイヤになって、何もかもどーでも良くなってしまったことがある。

時に委ねて、そしてどうにでもなれば良い。

でもそれこそ辛かった。自分で何も決められない、自分の足で踏み出すことが出来ないと言うことが、こんなにも苦しいことだとは思わなかった。


結局、
周りの人の支えで、再び自分の意思で自分の足を踏み出すことが出来たし、その踏み出す「道」を選んだのは紛れも無く自分。


良くよく考えてみれば、支えてくれた周りの人々も、色々アドバイス的な意見もくれたけど、結果的にはそのアドバイス通りの道ではないと言うよりむしろ逆の道。

ゴチャゴチャ何やかんや言っても、結局は、当の本人は既に「選択」をしているのだ。


でも怖いから、不安だから足踏みしているだけ。


とてもとても辛い苦しい「選択」に直面している人には、私は、
その背中をそっと押してあげる、または手を差し延べることが一番だと思います。


本人が選んだ答えが、私が思った道とは違うと思っても、でも実際にその道を歩いてくのは私ではなく、本人なのだから。


ある本で読んだ言葉に、こんな言葉があります。

「選び疲れて眠るより、歩き疲れて眠りたい」


でも…。
マジメ気質の日本人は、
無意識でも周囲の「眼」が気になります。

自分が選んだその道が、舗装された一般的な綺麗な道ではなく、デコボコの砂埃が舞い、そして野茨がうっそうと茂って先が見えないような道だったら、誰だって周囲を見渡してしまう。

「え?あの人、この道に行くの?!」そんな声が聞こえてきそうな、そんな視線がないか脅えながら確認してしまう。


そんな友人に私は…。
「良いんだよ、それで。大丈夫、間違ってないから。いってらっしゃい」

そう言いながら背中をそっと押して、笑顔で手を振りたい。


そして。
迷ったり躓いたりして、膝を抱え込んでいたら…

手を差し出したいと思う。


でも差し出すだけで、立ち上がり再び踏み出すその一歩は、友人の意思や力だけであって欲しい。

そう思う。


たかだか人生、運よく生きて80年。

こうしてカタカタPC打っている私も、明日、空から降ってきた植木鉢に当たって死ぬかも知れない。
通勤途中でバイクにはねられて死ぬかも知れない。
イカレた通り魔に刺されて死ぬかも知れない。

どうなるか分からない。


誰かに差し伸べたその手は、本当は自分を助けたかったのかも知れない。
誰かに差し伸べられたその手を拒んだその時、本当はその温もりに触れたかったのかも知れない。

ちっぽけな意地で、そんなバカで無駄な後悔だけはしたくない。


誰かを妬んだり、恨んだり…足を引っ張り合うような下らない時間も私にはない。



自分を信じて、自分の大切な守りたい人を信じて、そしてそれぞれが、それぞれの道を進めたらと思う。

ゆっくりと。辛くて苦しくて真っ直ぐ歩けなくても大丈夫。
手も肩もいつでも貸すから、だから自分の意思で踏み出して。
忘れないで、踏み出したその一歩はいつだって始まりの一歩。


自分で選び、その一歩を踏み出したあなたはステキです。





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