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cesta 07

かいしんのいちげき

2024'11.05.Tue
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2008'06.14.Sat




level.43


写真を撮るどころかアップするのすらやる気が起きません。その代わり最近はAmazonにご執心です。

ま、そんなもんです。B型なんてモンわっ


こんばんわ、スナです。毎日があっと言う間に過ぎて行く~。でも休みは遠い~!

今日が何日の何曜日か何てもうね、分かりません。今日なんて、降りるべき駅の1駅手前で自然に降りてしまいましたからね、関係ないけど。

昔。働いていた会社でも一度だけ、降りるべき駅で降りず、1駅乗り過ごしてしまったー!てことありましたが、今回は反対。降りるの早かった…。


あん時は…
繁忙期で死ぬほどクタクタでボーとしていたってのがあるけど、今回は別にそこまで疲れてないし、普通だったのに…ヤバイな。

普通と思っているのがヤバイのかもしれないな。酔ってないYO!と言うのと同じかもな…。


あ、そういえば良く聞かれる質問で、「何で1人暮らししてんのに電車通勤してんの?」と言うのがありますが、お答えは、

「電車に乗らないと会社に行けないからです」

物理的なことを言っているのではない(そうだったらマジでヤバイよ)
精神的なことなのです。

「電車」と言う乗り物に乗るから「モード」の切り替えが出来るのです。別の次元にワープしてるような感覚ですね。

プライベートの「素」の自分と、会社員の「仕事」の自分。行くときは勿論「仕事モード」で、帰るときは「素モード」への切り替え。

それに。
休みの日、フラフラしていてヘタしたら会社の傍だったー!とかイヤくね?

ワープ(電車)しなければ会社には絶対行けないってのが、かなり大きいです。

どんだけ会社行くのイヤなんだ、この人ー!



ま、そんなことは置いといて。

今回、TOPに貼り付けているのはご存知、宮崎駿大先生の2作品です。

とりあえず。読め!


「ECO」と叫ぶ前にまずこれを読め!


以上!!


※最近とんと皆さんのところに顔出しできず、ほんますんません。
そろりと現れた時は、気付かないフリをしながらも温かく迎えてやってくれたら飛び上がって喜びマス…(どうして欲しいつうんじゃ!?)

ホントすんません。





※この主人公(まだ名前も決まってない…)と同じように流されるタイプの人間です…。設定の上に細かいシュチュレーションの指示を頂きまして、クタクタの寝ぼけながら続きを書いたので何だか意味不明になりつつありますが、UPします…。

こんなん読んで喜んでいるのはオマエだけだ。オマエの為にこの場を使ってるんだ。有り難く思え、コノヤロー。



翌日。
俺はまた例の店に向かっていた。いつもなら休みの日は家でゴロゴロ過ごすか、はたまた近所をぶらつく程度で、出勤を思わせる電車になんて乗りたくない。ましてやいつもの駅で降りたいなんてこれっぽっちも思わない。それでも今俺は電車に揺られている。土曜夕方の電車は空いており、俺は悠々と座席に腰掛けていたが、電車=鮨詰め=座ることなんて在り得ないと言う定義が植えつけられている俺には、なんだか落ち着かないまま、流れる景色を見ていた。自然と両手は膝に抱えた紙袋を握り締めている。昨夜、一方的に押し付けられたクマのヌイグルミ。そうだ、このせいで俺は今こうして電車に乗っているんだと思うと何だか腹立たしくなってきた。が、それもこれも全て、流される気質である自分が悪いのだ。俺は小さくため息を1つ付く。アナウンスが今まで何百回となく聞いた降りるべき駅の名を気だるそうに伝えている。

ビジネス街に存在する飲食店なんて大概週末は休みだ。客も休みなら自分等も休もう。ま、そんなもんだろう。しかし目的の店は当たり前のように開いていた。昨夜と全く変わらない店の前。まだ随分と明るい時間帯であった為か、昨夜見た裸電球は付いているのかどうなのか分からない程度で看板を照らしていたので一瞬、休みかと思ったが確かに電球は付いており看板を照らしている。この裸電球1個で看板を照らそうとするあたりからやる気が見られないなと再び突っ込みモードになりつつある自分に思わず頭を振る。イカンイカン。冷静に、冷静に。俺は軽く深呼吸をすると扉を引いた。

カランコロンとこれも昨夜と全く同じ音色を立てて扉は開く。しかし店内は昨夜と違って活気がない…と言いたいところだったが、昨夜とは全く別の活気があった。客層が今度は皆が皆、女性客なのだ。一体この店は何なんだ!?とたじろぎ、引き返そうと思ったが、このままノコノコ帰るのも悔しい。俺はドキドキしながら店内へ足を踏み出した。まるで…どこかの女子大か、女性ばかりの職場に間違って入ってしまったような、そんなドキドキだ。甲高い笑い声、鳥が一斉に鳴いているような喧騒の中、俺は例の男を探したが、結局見当たらず仕方なく昨夜のウェイターを探した。彼に事情を話して、せめてこのクマのヌイグルミだけでも渡したい。今度はあの無愛想な若者を探しながら狭い店内を彷徨ったが、このウェイターの姿も見当たらない。狭い店内だ。挙動不審にウロつく俺に、時折女性客達は冷たい目線を送ってくれた。もう早くこの場から脱出したいと泣きそうな気分になりながら俺は意を決してキッチンへと続いていると思われる細い通路の先を覗きながら叫んだ。
「すんませーん」
「用があるならハルタに言って!」
即答。だからそのハルタは何処にいるんだよ!?てかハルタってあの無愛想なウェイターであってんのか!?俺は再び泣きそうになりながら店内に戻ろうとしたとき、ふと2階へ続く細い階段を見つけた。もしかしたら…とその小さな階段を登る。
「あ、いた!」
思わず声も出るさ。俺の声に例のウェイターがこっちを見る。
「あ、すんません。昨夜こちらのお店のカウンターにいた天然パーマ男、今日は来ていませんか?」
ようやく見つけた勢いで俺は単刀直入にぶつける。一瞬、何のことだと怪訝そうな顔をしたが、
「モジャなら今日は会議で遅くなるって一方的な電話がありましたけど」
そう言いながら相変わらずの無愛想な顔のまま俺の方へ歩いてくる。屋根裏のような狭い2階は、2人掛けのソファーがローテーブルを挟んで向き合った4人席の1組しかない。その席には既に1人の男が気だるそうに座っていた。まるで猫のようにスルリと俺の脇を通り抜けようとしたそのウェイターの腕を思わず俺は掴んでいた。さすがに一瞬、驚いた顔をしたがスグにまた無表情になる。
「…何か?」
「昨日、そのモジャ男から無理矢理コレ、押し付けられたんですよね。迷惑だったから返しに来たんですけど、預かって貰えますか?」
ガサゴソと紙袋から俺はヌイグルミを取り出して見せた。ウェイターはため息を1つ付くと、
「あの馬鹿が…」
とボソリ呟き、頭をボリボリと掻く。初めてこの無愛想なウェイターが、ごく普通の若者なのだと気付き、まるで自分に向けられた言葉のように酷くドキリとした。
「すみません。あいつには良く言っておきますので。ご迷惑をおかけしました」
男にしては細く長い指を差し出してクマのヌイグルミを受け取る仕草をする。俺はホッとして再びガサゴソと紙袋にヌイグルミを押し込み、彼に渡した。
「わざわざここまで足を運んで頂いたし、あいつがご迷惑をおかけしたお詫びと言っては何ですが、宜しかったらお食事されてください。勿論、お代は頂きませんから何でも好きなものを」
それは有り難いと思いつつ、「気まぐれ」しかないだろうがと内心突っ込んでしまう。
「あ、でも…。今、満席のようですから、また改めて来ますよ」
別に「気まぐれ」が嫌だと言う訳ではないのだが、事実席が無いのだ。
「ああ、今日はイベントの日だったから…。あ、こちらの席で宜しければどうぞ。この男、もう出て行きますんで」
飄々と言うウェイターに、ソファーに沈んでいた男が初めて声を発した。
「客に向かってなんてこと言うんだ、ハルタ。これだからガキは嫌いなんだよ。ああ、でもそちらさんが良ければ俺は合席でも一向に構わないぜ?」
「まるで自分ちのように寝てばかりの癖に客だなんて思えないって、キシザワこのやろー」
「あ、オマエ。今度のテスト3点な。はい、決定」
俺は二人のやり取りにポカンとしていたが、
「あ、それじゃあ俺、帰りますね」
と言った俺に、
「食べてけって!」「食べてってください!」
先ほどまで言い合いをしていた両者が揃って俺に向かって叫んだので、今、俺は…
こうしてソファーに座っている。
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