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cesta 07

かいしんのいちげき

2024'04.27.Sat
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2010'09.24.Fri


level.49


何だか…
色彩が暗い写真ばかり続いて申し訳ない。


こんばんわ、スナです。最近は月がやたらと眩しいなと見上げながらチャリでフラフラ帰っております。それも其の筈、中秋の名月の時期ですもの。

普段はメッキリ星や月なんぞ意識していない私でも、こうしてフト何気に見てしまうと程の月夜…。昔の人々はどんな気持ちでこの中秋の夜を過ごしていたのだろうか…なんぞチョッピリ浸ってみたりもする。

ちなみに。
現代人の私は、ガ○トなんぞでガツガツハンバーグを食いドリンクバーをグビグビ飲んでましたけどね。

ファミレス、結構好きです。


出勤の殆どが帰りが遅いのでディナーなんぞ滅多に食さないのですが、たまに人並みの時間帯に出勤&帰宅する日があって、今日はその珍しい日だったのです。

折角早く帰れるのだから!と仕事放ってキチンとしたリズムで1日を終えようとしていると、「お腹すいた~!」ですからね。

一緒にチャリで帰っている子を殆ど強制的に誘ってガ○トですよ。


毎日背中合わせで仕事をし、そして一緒にランチを食べ、帰りまで一緒…なのに、話は尽きません。
元々、波長が似た感じで私の打ち返して欲しい球を希望通りのところど真ん中に返してくるような人なのもあって、ホント面白い。

でも唯一合わないのが音楽の趣味…。

私は結構イキオイのあるノリの良い、口ずさみやすい曲が好きなのですが、その子は良く分からない、大○ケ○ヂのような…ミュージシャンってか、むしろアーティストと呼ぶべきような人が好きです。

別にそれがどうこう言うのではなくて、周りはイマイチ共感してくれなくてOKってか、むしろそうであるってな堂々とした態度であるのが潔くて良いなと。

来年年明けにも謎のアーティストのライブがあるらしく、1人で張り切って行くそうです…。

全く持って。
誘われないし私も行きたいなんぞ流れで思わず言ってしまうような空気にならないのが話をしていて良いなと。

自分の世界をキッチリ持っている人は、ホント好感度カナリ高い。



また夏がやって来るんじゃないの?ってなくらい、急に暑くなったかと思えば、木枯らしでも吹きそうな涼しさってか寒さに「やはりな」と…。

春と秋は1週間あれば良いってな気候になっちまったんだよ、この日本は。

中秋の名月とか何とか昔ながらの日本の風流を取り入れようとしても、温度差には負けるってか、勝てる気がしない。

しかし、職場は年中熱帯気候なので、気付けば着ていたカーディガンを着ていなくて、ボワ~と広がったワンピース一枚で帰っていたってのは季節的にも今後気をつけねばならんなと。

仕事が忙しすぎて、カーディガンを脱いだのも気付かないってのは、どうなんだろう…?

ついに。
うちのチームのリーダーまでもが体調不良でダウンし、今日早退して帰ってしまったってのには、人数が慢性的に足りていないこのチームでも流石にザワメキ立ちました。

しかも、風邪とかそんなんじゃなくて、不眠&食欲不振とかだからね。


もうホント解散宣言した方が良くね?


そんな中でも。
来月10月からは新人さんがまたドヤドヤと投入される&他の部署からも応援がかき集められるってことで、これが少しでも今後のうちのチームにとって明るい未来になれば…とどうしても希望を持ってしまうワケなのですが、結局は絶望に変わってしまうってのがオチだろうよ。


そんな環境で人生のほぼ大半を過ごしている私ですが、元気です。不眠も食欲不振も一向に訪れません。

弱点分野の、痛い系(腱鞘炎とか、骨とか間接とか)も、今のところ落ち着いてくれているので、この調子で今年を乗り切って欲しいところ…ヤレヤレ。


インドについても…。
相変わらず殆ど何も手をつけていない状況なのですが、それでも行くのは事実です。
「まだそんなこと言ってたの?」とか言われたりもしますが、行きます。冗談に聞こえているとしても行くのです。

大手の旅行会社は。
王道のルートを巡る&ギチギチのスケジュールばかりで、何だかイマイチ、ピンと来ないので、インド旅行専門会社とか…何だかこの言葉だけでアヤシイ匂い漂う小さな会社のHPばかりを最近回って検討していたのですが、これがね、結構あるある。

そんな中でも。
私のテキトーでボンヤリしているイメージにほぼピッタリのツアーを載せている専門旅行会社が一件だけ見つかったので、もうコレだなと。

しかし。
そんなインスピレーションだけは誇れる私でも、流石にイキオイに任せられず、何日も寝かせ、その間にも他の専門会社を巡り、何度も検討を重ねたのですが、

その寝かせているツアーに何度戻って来ても「やはりコレだな」と私の電波がピコンピコン反応するので、ついにチャチャッと問合せメールを送信しますた。

まず、指定されてる航空会社からこっちに変更希望とドカンと書いているあたりから、旅行会社の方こそ「コイツ、ヤバくね?」と思われそうな問合せメールになっちまいましたが、3年前、もっと酷いメールばかりを旅行会社だけでなく、ホテルやオプションツアーの担当者や、はたまた現地の人々までに、日本語やら英語やらでドカドカ平気で送り付けていたのを考えれば、

このメールなんて序の口だべ。問合せフォームがギチギチになったけど、序の口だべ。

それに…思うんですが、
質問が山のようにあるってのは、ちゃんと自分が何をどうしたいのかキチンと分かっていて、しかもその流れが理解できているからこそ、出てくるもんだと。

勉強でも…基本が分かっていないと応用しようとしても何がどう分からないのかすらも分からないのと同じように。

そしてもっと問い詰めれば、
基本を理解するためにはまず、動かなければ始まらないと言うこと。ゼロがイチになるためには行動しなければマイナスにもプラスにもならない。永遠にゼロのまま。

間違ったってマイナスだったって良いんじゃないかなと。あ、こっちマイナスだったんだ~と気付くために、プラスへ行くためには動かなければ分からない。

トンチンカンな見当違いな方向であっても、諦めず動いていればそのうち目的の場所へと近づくもんなのです。

ってか、そう思いたい。




返事が楽しみです。




こうして、まぁ…。
今の私はアジアのインドと言う、全くの未知のことへ手探り状態で、しかもナァナァの、どうにかなるっしょ的な感じでやっているワケですが、そんな私にも時折、ドイツやチェコの話を聞いてくれる人がいます。

日々日本が動いているのと同じように、他の各国もそれぞれ何かしら毎日があって…。自分でも驚いているのがユーロの為替レートが3年前と全然違う!ってことで、そんな風に、私の過去の経験が、ナマモノである今のドイツやチェコに通用するかどうかは全く自信がありませんが(まぁ、だからこそ面白いのだろうけど)、それでも、フンフンと真剣な目で聞いてくれる人がいると凄く嬉しいです。

あ、この人も私と同じことに興味を持ってくれてるんだ!と…。



ドイツは意外にも親近感があるようですが、チェコについては殆どの人が全くの未知のまるで宇宙の話のような顔で聞いているので、面白いです。

確かに私も、チェコなんて一生行かないと思っていたからな…チェコスロバキアだと思っていたからな。社会主義国の閉鎖的な、何だか怖い国とか思っていたからな…ホント酷い…。

共和国ですから。最近は通過もついにチェココルナからユーロに変わったみたいでますます変化していくんだろうなと思う反面、チェコらしさがそのままずっとあって欲しい…なんぞクソ生意気なこと考えたりもする。

良く知らないけれど何だか日本の昭和初期を懐かしむ感じです。ホント知らないけどな、映画の「3丁目の夕日」の印象だけだけどな。

つうか、私もまたチェコに行きたいんですが。



あ、何かこんなことばかりグダグダ書いていると、テンションが何気に上がってくるな。





んで。

イキナリですが「宇宙兄弟」の新刊が出たワケで、勿論予約注文していた私の元にもメール便でポストの中に押し込まれていましたとさ。

書店で並ぶのを今か今かとソワソワしながらヘタに動くより、むしろ書店に並ぶよりも早く我が家に放り込まれるってのは、本当に素晴らしいシステムでござる!

んで。

やはり今回も為になるエピソードが盛り込まれていたので感想も兼ねてご紹介をしたいなと。

表紙のムッタの両脇にいらしゃる外人さんお二方は今回のメインサブキャラです。何か言いまわしヘンだけど。

どちらもムッタの教官として関わっているのですが、第一印象はどちらも最悪。
向かって左の金髪のビンスは前巻から登場しているのですが、どうしてこんなに拘っているのか…?と引っ掛かるモノもありましたが、それが向かって右の栗髪ピコが絡んできて明らかになります。
「ああ…やっぱりワケがあったのね」と…。
このマンガに出てくる人々は皆、何かしらキチンとワケがあります。単に嫌なヤツはいない!

そして。
そんな第一印象は「最悪」の登場人物を「素敵人物」に変えてしまうのがやっぱりムッタと言う…どんだけナイスなキャラなんだよ。



「モノ作りには、失敗することにかける金と労力が必要なんだよ」

「本気の失敗には価値がある」


この2つの言葉が、今回私を最もドキリとさせてくれました。

ムッタが初めて登場した時、宇宙飛行士とは全く別の業界で働いていたことにもちゃんと繋がっていて、ホントこのマンガは内容がキチンと成立していて、だから納得できて分かりやすくて、そして面白いと思えるんだなと。

このマンガでの「モノ」ってのは、物質的な「モノ」をドカンと指していますが、でもその裏にも見えない「モノ」が隠されている気がするし、実際、自分の生活の中でも共感出来ることがあります。

例えば、人と人との繋がりだったり、はたまた自分自身のことだったり…。


「本気の失敗」なんて恐ろしすぎて私は逃げて誤魔化してばかりだったな…と何気に後ろめたい気持ちになったりも…。


過去はやり直すことが出来ないけれど、本気でやり直したいと本気で後悔してるモノがあるならば、それを今後どう生かしていけるのか…どう未来に繋げていけるのかってのが、失敗がどうのこうのよりも「本題」なんじゃないかと思います。


おっと長くなっちまったぜよ。

気候の変化がハンパないです。皆様いつもに増して体調にはくれぐれもお気をつけてご自愛くださいませ。。。


明日もシャンティな1日でありますように。



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2010'09.17.Fri


level.49


この前。
休みの日に窓からベロンと布団を干して、そして床に寝そべってマンガを読んでたんですけど、

ふと目の端に映った青空と白い雲が、あまりにも眩しくてカシャリ。

この頃は…一体いつまでこの暑さが続くのかよ~?とグデングデンでしたが、気付けばいきなり涼しいですね。


こんばんわ、スナです。ようやく過ごしやすくなってきた今日この頃、皆さんお元気ですか?

思うに、秋と春は1週間くらいで終了しちゃうんじゃないかと…。そんくらいの心構えでいかないと、もうね、夏の暑さと冬の寒さは乗り越えられないんじゃないかと…。

イキナリ暑くなったりイキナリ寒くなったりするんだって気構えていた方がダメージが少ない気がする。

ってか、何のダメージ?
んなこと考えている辺りでもうダメージ食らってる。



そう言えば…。最近、誕生日ですた。

昨年の誕生日は何をしてたっけ?とか考えてみたけど、何も思い出せない…。何とか思い出したのは、その頃お世話になっていたキノキノから、私が使用させて頂いていたドアのノブにプレゼントの紙袋が下がっていて、何だかサンタさんのプレゼントみたい!って思ったのを思い出した。
帰りが遅かったってことだから、フツーに仕事してフツーにヨガでもやって帰ったんだと思う。

どうですかね、キノキノ?(自分の過去の記憶を人に頼るな)


ちなみに、今年は…。
とんでもなく仕事運がない1日でした。フツーに出勤したまでは良いが、とんでもないトラブルの連続で、全く通常業務が出来なかったと言う…。あんなイレギュラー処理、リーダーレベルだよ。何でペーペーの私がしなくちゃいけないんだ。単に人がいないからだ。こんちくしょうめ。

特に。
何かイベントがあったワケでもないけれど、こんな1日で終わるのは流石の私でも嫌だと、今まで感じたことのない拒否反応が起こり、

誕生日くらい、勘弁してよ!と、早退しました。(別に誕生日ですとか言ってないよ、体調悪いって言ったよ…それもどうか?)

自分でも凄いなと思います。


フツーのリーマンとかもまだまだ外回りとかやっている時間帯に、シャーとチャリを飛ばす開放感が今年の誕生日プレゼントだったってなワケで…。

これぞ、ダメ社会人の誕生日プレゼントってことだよ。


ここ何ヶ月も…。
自分の道楽の為にってなウィンドーショッピングをしたことなかったので、何か思い出になるようなモノでも…とイソイソとウィンドーショッピングをしました。

思い出的なモノがないと、来年絶対忘れているし。


ストールかカードケースを買おうかと思ったけど、結局買ったのは…。

植物です。何かモシャモシャしたヘンなの。


ドカンと木でも買えば良いのに、数百円の小さな苗。

でもこれが良いと…私の唯一の特技であるインスピレーションが久々反応したワケです。


元々植物は大好きで、母方が華道の家系でもあったので花を生けたりするのも生活の一部だったのですが、ここ数年は殆ど植物に触れていなかったし、昨年は引越しをある意味2回、立て続けにしたモンだから、今、我が家にいる植物は24歳の誕生日の時にクンクンから貰ったガジュマロだけです。

昨日のことも曖昧な私が、こうもハッキリ断言できるのは滅多にないことなんだけど、こればかりは何も努力しなくても忘れない。

昔から。
我が家では誕生日に植物を贈ることが多く、我が家の庭木は、私と姉の誕生日と共にやってきた木や植物でワサワサしてるようなモンです。


緑を見ると…やはりホッと心が和みます。ワシャワシャした…モスのような柔らかなその葉に触れると思わず口元もほころびます。


真面目で責任感が強く。
馬鹿正直で諦めの悪い、そんな人間のハズなのに、本気の本気で「もう嫌だ!」と心底思って放り出してしまう(途中では放ってませんよ。区切りがついて帰りましたよ)そんな風な人間に豹変してしまうこの職場は、自分に向いていないのだとつくづく思ったりした。

でも生活するには働かないとならないし、自分に何が出来るのかとかも分からない。

3年前の誕生日に。
何もかも全て捨て去り飛び出した、あの頃をふと思い出す。

昨日ことも曖昧な私がこうも鮮明に、まるで昨日のことのように思い出すことが出来るのは、

あの3年前と今がまた同じ気持ちだからなのかも知れない。


モシャモシャの新たな住人を連れて帰っている途中、小さな公園のブランコをギーコギーコと漕ぎながらそんなことを考えていた。

覆いかぶさるような、コンクリートの大きなマンションに囲まれたこの小さな公園の小さなブランコでは、どんなに高く漕いでも何にも見えないけれど、

「おう、早いな、今日は」

自分の部屋のあるビルの屋上に鞄も置かず直行していると、作業場として借りている部屋のドアからカメラマンが出てきた。

「早退した」

「何で?どっか悪いのか?」

「誕生日だから」

「…ああ、そう。ってか、あ、オメデトーゴザイマス」

「アリガトーゴザイマス。ブランコ漕いでたんだけど、意外に怖くなかった。小さい時、物凄く怖かったのに」

「ホント、何やってんの?仕事しろよ…あ、いや誕生日ですもんね」

睨んだ私に慌ててそんなことを言ってたけど、誕生日なのに1人ですか?とまた睨まねばならんことを抜かすので、

「ハイ、乾杯」

屋上で缶ビールを奢ってくれた。

「オレ、仕事中なんだけどな…」

ブツブツ言っているのを無視して空を仰いだ。綺麗な夕焼けだった。


「夕焼けは良いねぇ」

携帯を出して写真を撮っていると、

「オレは朝の方が好きだな」

谷川俊太郎の「あさ/ゆう」の写真集を思い出し話をしたのだけど、

「別にあれは谷川俊太郎が撮った写真集ではないけどね」

仕事の邪魔をされて機嫌が悪いのか、普段に増してムカつくことばかり言うのだけど、この日の私の仕事の洒落にならない内容に比べれば何チャなかったので、そうだねとだけ言ってやった。

「でもあの『朝のリレー』は良いよね」

そうだねとまた答えてやった。


「屋上があるところに住めて助かったよ」

立ち上がり背伸びをしながら言うと、何が?と言われたけど、

「色々と…」

まぁ、こんなにしょっちゅう利用している人がいるってのも大家も嬉しいんじゃないの?とか何とか言いながらカメラも立ち上がり、

「んじゃ、仕事に戻るけど、飯食うとき声かけてくれたら何か奢るよ。誕生日なんだろ?」

そう言って降りて行った。勿論奢って貰いましたとも。近所の祭りの夜店の食べ物でしたが…。




シンプルに、静かに、滞りなく。

そんな風に穏やかに生きたいだけなのに、気付けば何やかんやゴチャゴチャ絡まりあってとても面倒くさい、億劫になっている。

ゴチャゴチャ毛玉のようになってしまってるのを取り除くにはきっとまた、

旅すれば良いような気もする。

誰も私のことなんて知らない、言葉も文化も違う、そんな場所へ。


でも、3年前と違うのは…「リセットをするのではないんだよ」と頭のどこかが言っている。

単にリセットをするのが全てで、そして必死だったあの頃よりは、少しは強くなれているのかも知れない。


今年ももっとシャンティであれますように。






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