2010'09.29.Wed
level.50
この前久々。
家で晩飯を食してみました。何を食っているのか?なんてのは、料理にトンと興味のない私にとってどーでも良いことなので、敢えてぼかしてますけれど、そう!撮りたかったってか言いたかったことは、
箸の向きが左ってことですよ。
こんばんわ、スナです。秋の夜長、皆様いかがお過ごしですか?
過去にも何度かブツクサ呟いておりますが、私、左利きなんですね。
もう何十年もコレでやってきているので何か言われてもサラっと流せるのですが、そんな私でも「またやってしまった…」と今でもそしてこれからも恐縮してしまうことがあります。
右利きの右側に座って食事をしてしまうこと。
これが結構やってしまうんですよ。まぁ、どちらも気をつけながら食事すれば良いのですが、やっぱり「箸は右」ってのが当たり前のこの日本では、どうしても気まずい…分が悪い…。
それでも今日も明日もこれからも。
私は左で箸を持ち続けますけどね。
こういった食事の時が「左利き」の指摘をされることが多いのですが、その時に決まって一緒に話をしてしまうのが、
ジーサンの話です。
母方の祖父がこの家系で唯一の左利きだったらしく、そして頭の渦が二つあったのも、このジーサンと私の2人だけなのです。
隔世遺伝っての?
甘いモノが大好きで花や植物を愛で自分の好きなことにはトコトンまっしぐら…ってなジーサンが、私の中では一番血が濃く繋がっているなと、子供の時から何気に同じ匂いを感じ、私はこのジーサンが好きで好きでたまらなかったワケです。
ジーサン側からすると…。今思えば、自分のペースを崩される幼子がチョロチョロして「ウザッ」てな感じで、特に相手もして貰えなかったのですが、それでも華道の家元だったこのジーサンから私も華を教えて貰ったりもしたのです。
しかし。
そんなジーサンとの思い出も…小学校半ばまでしかありません。
もっとちゃんと分別が付き、メキメキ色んな事を吸収できるパワーを持つ青春時代に、本当はもっともっと沢山、ジーサンと触れ合いたかった。
「ジーサンがスナにって」
何年も昔に母から貰った鉄の花鋏。左利き用の特注だったのですが、実はそれは、ジーサンが愛用していたものだった。
だから私は。
右利きの右側に座って恐縮しながら食事をしても、左利きであることを誇りに思っています。左利きで良かったと。もし子供が生まれたら強制左利きにしたいくらい。
そんな私が。
左手では絶対に食事をしてはいけない文化を持つ国へ行きます。
日本なんかよりも遥か何千年何万年もの気が遠くなるような昔から存在し栄えた国へ。
左で食べるからこそ美味しいと感じて生きてきた私には、どーしても不安要素であります。
旅慣れたバックパッカー共らが皆「中級レベルはあるね」と言う、日本人では常識を覆されてしまうと言う、そんな複雑で根深い文化と宗教と歴史のある混沌としたカオスの国で、一番の不安要素がコレですよ。
思わず左手出ちゃったらどうしよう。
この一ヶ月は右で食べる修行をすることにします。郷に入れば郷に従え。が私のモットー。
と言う事で。
インドに行きます。決定です。会社にはまだ言ってないけど決定です。
前のブログで。
大変マズイ状況だ!とワタワタしておりましたが、やっぱり第一希望の出発日のチケはゲット出来ず…。大安でもあったからこの日が良かったんだけどな~(ヘンなところで験担ぐ…)
でもま、良いや。何だって良いや。
だって。
ずっとずっと…気になっていたインドに行けるんだもの。
金とその気さえあれば。誰だっていつだって行ける。
そんなモンの筈だったのに、何故か、ずっとずっと行けなかった。
1人で遠出をするなんて。
考えもしたことがなかった高校生の頃、何故かインドと言う国にだけ、引っ掛かった。
でもやっぱり。
自分がその地に行くなんてことは思いも考えもしなかったワケで。
ただの地理の授業の1つだった。
そんな私が現実に行こうとしている。
何年もの時を経て。
それだけで何だかもう、全てOKになる。
ただの小汚いドタバタの、あっという間の短い旅になるだけなんだろうけど、
それでも何か1つ、
とてもとても重要なことが1つ、私の中で区切りをつける気がする。そんな気がするのだ。
「世の中の大概のことは、どうにかなるもんだ」
またもや家の近所のコンビニで上のカメラに遭遇し、立ち読みしているその近くの飲み物コーナーでウロチョロしている私がそう言えば、
「は?」
と振り向かれた。
「何か、良いことあった?」
「いつもと同じ奴隷ですよ。良いことなんて、1つもないですよ。お、洋なしオレとか出てるじゃん。今あったよ、良いこと」
「…甘いモンばっか飲んでんのね。しかも新作には弱いのね」
「ジーサン譲りですから」
「何それ?」
孫に甘い食べ物や飲み物ばかり、それも新商品ばかりを買って来て私と一緒に食していたジーサンの笑顔を思い出す。
出発まであと一ヶ月ちょっと。
準備が間に合うかどうかホントハラハラ状態なんですけども、
世の中の大概は、どうにかなるもんだ。
明日もシャンティな1日でありますように★
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2010'09.26.Sun
level.49
昨日送信した…、
常識外れの問合せメールに対しての返信が来ておりました。
物凄く丁寧に&分かりやすく常識的にご回答して下さっていたので満足なのですが…、
こいつぁ~…マズイかも…。
ちょ、ダメかも。
何がって、チケが入手できないかもなのです。わっははー初歩的ミス~!!
結局。
ご回答頂いた内容と、私の仕事のスケジュール及び利用できる有休などを考慮し検討した結果、航空券+現地ツアーでの手段を選択しようとしているワケですが、
ちょ、この航空券の値段って…一般的相場はいかがなもんか?とチョチョっと調べてみたところ、ま、的確な相場だったのですが(どこまで信用していないんだ…)
ちょ、満席?!
ある航空券予約サイトで空席状況ば調べたら、私の第一希望が満席と出たワケです。出てしまったワケです。
ちょ、今まで何やってた、自分!?
「出発日の4日前まで予約可能」とかの言葉に惑わされた…こんちくしょうめ!
しかも。
今回はビザが必要の国の為、何気にビザについても問合せしたところ…、
明日にでも速達で送らないと代行間に合わないんじゃないの!?
どうしてここは、大阪または東京ではないんだ!?
自分で取りに行ったとか言う人のサイトとか見ていると出発前日に滑り込んで取得したとかあったので、結構ギリでも間に合うんじゃないの?とか思ってた自分が阿呆だ。私は自分で取りに行けないのにー!!自分で取るとか本気で思ってた。大阪までどうやって行くっつーんだよ!
更にディープな狂った問合せメールをギッチリ書いて再度送信。
突如現れたチンチクリンに担当者は「死にたい…」とか思わないで欲しいと願う。
昨日のブログでは…。
トンチンカンでも動かなければ何も始まらないとか何とか偉そうなことグダグダ述べ散らかしましたが、
最低限のトンチンカンがあるだろう!?とか自分に突っ込んでしまう始末です。
どうしても。
航空会社を譲れないワケがありまして…。
旅行会社が全て指定している航空会社やホテルや移動手段やらを一まとめにした、いわゆるパッケージにすれば簡単だしお得なのですが、
どうしても譲れない。人間、譲れないものは譲ったらダメだ。
突如発揮するサムライスピリッツ。
しかし。
一昔のパッケージツアーなんて想像すれば、団体旅行のようなイメージだったのですが「お1人様」からある、しかもフリープランとか色んなカスタマイズが可能で、かなり自由なプランを願い出ることが可能なんだなと、今回ヒィヒィ言いながら旅行会社のHPを彷徨いながら思いました。
これもまた勉強。
勿論、私がイメージしている団体旅行!のようなパッケージプランもあるワケで、でもコレが結構長期間なんですよね。15日間とか16日間とか…。
ま、折角添乗員付きで行くならばミッチリ!ってなことなのだろうけど、疲れないのだろうか…。
旅行=非日常的な日常ってな感覚なので、毎日毎日ヘタしたら分刻みでスケジュールに追われる旅は私は絶対について行けそうにありませんー。
遠足なんかでも…
ちょっと立ち止まって草木を見ていたら、一番最後尾歩いていた先生に追い立てられてた…ってな人間なもんで。
まるでムシャムシャ草食ってるウシかヒツジかなんかが猟犬にギャンギャン追い掛け回される感じです。
どんだけドン臭いマイペースなんだと…。ってか、団体行動自体、相当の弱点なんですけどね。
しかし。
本気で冗談にならない程、仕事が奴隷のように忙しくて死にそうってか死にたい…。
昨年とか一昨年とかは、もっと繁忙期とそうじゃない期間と分かれてて、もうちょっとの辛抱だ!とか1年の中でもとりあえずのゴールってか、セーブポイントがあったハズなのに、
今年はどこにもセーブポイントが見つからないんですが…。
もう目の前の画面が真っ赤なのに、セーブポイントどころか、宿屋や回復の泉とかすらも見当たらない…。
誤魔化し誤魔化しの薬草だけでは、もう持たない。
常に「いのちだいじに」の状態でイキオイ任せで突っ走ってんのに、2.3歩行けばスグに有り得ない敵(トラブル)に掴まる。
「逃げる」を必死に連打してんのに、全く逃れられない。むしろ物凄い一撃を食らわされ続けるってのは、
ホントにもう、すみません、勘弁してください。
何に謝ってるのかすらも分からないんだけど、もう半泣きしながら謝罪の言葉しか出てきません。
「あ…」
今宵も強制残業で、逃げようとしてもムチでぶたれて逃れられずボロボロの状態で帰宅している最中、家の近くのコンビニに寄ったらば、カメラが立ち読みしてました。
「宇宙兄弟、読んだ?」
私は雑誌コーナーのスグ脇にある、飲み物コーナーで、いちごオレのパックにするかカフェオレのパックにするか吟味しながらそう言えば、
「まだってか、宇宙兄弟読んでんの?ってか、この雑誌読んでんの?!」
「読んだらいけないんですか?」
昼間、職場の近くのコンビニでメガネと並んで立ち読みしたばかりだったので、何気に聞いただけだったのに、思わぬ反応が返って来たので何気に驚いた。
「いや…いけないワケじゃないけど、こんなマンガ雑誌読むとか意外だったから…」
「マンガ、超好きだけど?それより、イチゴにするかカフェオレにするか決められない」
「イチゴイチゴ!」
カフェオレにしました。
「お疲れですな」
一緒に帰り、チャリを置いているとそう言われた。
「奴隷みたいにこき使われてますから」
私の言葉に苦笑してたけど、
「好きな仕事じゃないの?」
好きなワケない。またもや苦笑していたけど、
「仕事って難しいよな。好きだから良いってワケじゃなくてそれだからこそ辛いときもあるし…。ま、頑張らないように頑張ってくださいってか、オレもそうします」
そう言った顔は私なんかよりも数倍、疲れた顔をしていた。
急に現実見帯びたインドへの旅のこととか、もう何年も慢性的にきつくて辛い現実の仕事とか…何だか自分を見失いそうで頭がパーン!ってなりそうだけど、
ま、なるようになるもんだ。
とか、そんな風に時には流れに任せてみることも大切なのかも知れないなと。
ガチガチの強靭は、或る日ポキンと折れてしまうかもしれない。しなやかな竹のように明日は少し、肩の力を抜いてみよう。
狂ったメールへの返信が楽しみです。
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