忍者ブログ

cesta 07

かいしんのいちげき

2024'04.27.Sat
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2010'11.27.Sat


level.51


私の好きな花は「梅」です。


こんばんわ、スナです。皆さん、お元気ですか?私は半分死亡です。

ポーション(栄養ドリンク)の小瓶を何か有効活用できないか…とか考えています。何か良いアイディアがあったら教えて下さい。

仕事が。
史上最強に忙しいです。こんなに酷い仕事している人、他に思い当たらない…。

眼精疲労から来る肩こりがハンパ無くて、特に上半身の右側が最悪なので右上半身は湿布とサロンパスでガチガチですが、それでもまるで癌のように痛むし、肌がかぶれて痒くて大変です…2重苦です。ホント、洒落になりません。


それでも。
毎晩、インド人の彼に英語でメールを送っています。

最初は3行短文を書くだけで精一杯だったし、次々に送られてくるスラングまみれのスラスラ英文メールに「うぇ~」となりながら何とか解読し、そしてまた3行ほど何とか送信…ってな感じだったのですが、

最近は英文のメールにだいぶ慣れてきました。

慣れって凄いですよね。
勿論、分からない単語だらけで、辞書を引き引きですが、パッと最初読むと知っている単語だけで何となくその文章の内容が感じ取れる。

そして何より。
彼の文章はいつも前向きで力強く、繊細で優しい。

S-KoreaとN-Koreaのニュースが流れたとき、スグにメールをくれました。

ぶっちゃけ…
TVを見ない私が、職場の友人からランチタイムにそのニュースを聞くより早く…。


「いつでもインドに飛んでくれば良い」

昨夜。生まれて初めてSkypeと言うものをしました。説明書なんぞ読んだこともない私が、あらゆる説明サイトを隅から隅まで読んでもイマイチ良く分からないまま、電話がかかってきたのです。

はわわわ~!と半ばパニックになりながら電話にでれば、懐かしい彼の声が飛び込んできて、ホッとしました。

ニュースの事をメールでも話したのに、電話でも気にしてくれ…でもネットニュースもあんまり流れてないし、日本の中で朝鮮半島に最も近いこの街は、いつもと同じなので特に何も言う事もなかったんですが、

それでもちょっとは不安に感じている私の心が声に出てしまったのか、彼は上記のように言ってくれました。


話は尽きることがなく…
インドから帰って来て今までロクに休みすらもなく、体も精神もボロボロの状態だったけど、朝方まで話し込んでしまいました。


彼は意外と花が好きで、特に日本の花たちに興味があるらしく、ボタンって英語で何ていうの?とか聞いてくるのですが、

英語名なんて知らないっての。

私の好きな花は何か?と聞いてくるので「梅」だと言えば、どんな花だと、しつこい…。

私も「何で何で?」と良く聞いてしまう方ですが、インド人はもっと「何で何で?」と探究心が強いです。

そこで今日の写真は梅です。季節外れですけども。


母が。
香りの良い花が好きなのもあって、実家には香りのする草木が多いです。

私は、植物の香りで四季を感じていた部分もあります。
梅の香りがしだすと「ああ、やっと春が来る…」と思ったものです。そして沈丁花が香り出すと「春だなあ~」と思う訳です。

そんな。
些細な話でも彼は熱心に聞いてくれました。



「雨は好き?」

突如、話が変わるのも当たり前です。私も「思考回路、どうなってんの?」と良く突っ込まれる方ですが、ホントにインド人は次から次に思いつつまま自由奔放です。

「好きだよ」

根っからの雨神さまの申し子なので、好きも嫌いも関係なくむしろ雨とは一心同体のようなもんなんで、サラリと言えば、

息を飲み、ビックリしているので、何かヘンなことを言ったのかと思えば、

「ワタシも好きです。でも好きだと答えた人は初めてです…」

まぁ、好きな人は滅多にいないだろうね…。


「私が何かしようとすると雨が降るのよ…だからもう、嫌うより好きになった方が…って、人の話を聞けよ」

ワタシは雨が降ると嬉しくて住んでいるマンションの屋上で踊ります。とか何とか勝手に言っているのが無邪気で、

そうね、良いね。としか言えなかった…。


必死に。
朝から晩まで日本語で日本人相手に仕事をしていると、いくら英語で毎晩メールを書いているとは言え、簡単に英語なんて出てきません。

しかも電話でなんてどうにか言葉を発するだけで精一杯で…

日本語でしか話をしない私に、一生懸命日本語でそして、時折もどかしそうに英語で話をしてくれた彼に、

とても感謝しています。


仕事は。
きついし過酷だし、忙しすぎて頭が可笑しくなりそうだけど、

私が、ずっとずっと気になって仕方がなかったインドで、

生まれ育った1人の、

ずっとずっと日本が気になって仕方がないインド人の青年から聞く日本語は、

とても温かくて、そして日本人の誰よりも優しくて、

私の疲れ果て荒んだ心に染み込んで癒してくれました。



「さっき送ったメール、読んだ?」

そう言われてメールを確認すれば、

「konwanwa…?『こんばんわ』なの?これ?」

思わず突っ込んでしまえば、恥ずかしい…と…。私が悪かった。


こんわんわ。良いんじゃないですか?


なんか…ワンコみたいで。





PR
2010'11.22.Mon



level.51


インドで。
デリーとアグラをガイドしてくれた彼と毎日メールしています。

勿論、英語です。うひぃ~!

しかも。
私は今まで中高の授業で受けた「英文」しか知らなかったのですが、英語の文章にも「若者文字」のような…「絵文字」のような…何ていうか、現代文字があるのでして、私から見るとまるで暗号文を解読しているような感覚です。

たぶん…。彼にとっては1分もあれば打てるような文章だろうけど。


こんばんわ、スナです。インドから日本へ帰国して1週間経ちました。本当に月日が経つのは早い!!


仕事が。
相変わらずの慢性繁忙期の上、休みも返上で強制出勤依頼が常に出ている状態なので、毎日クタクタでまるでインドが夢だったんじゃないか?と早くもそんな感覚に囚われているのですが、

「Hi! How r u ?」

とか書かれたメールを読むと、ああ…まだ繋がっていられてるんだ…と実感します。



インドと日本は…約3時間半位の時差があります。前半戦をどうにか生き延び、ホッと一息ついているころ、インドは一日が始まるような感じですってか、日の出と共に活動開始するようなヤツラなのですけども…。


帰宅し、深夜に必死に解読し、辞書や参考書やネットでの翻訳機能やらを必死で駆使し、何とか送信したメールに、朝には返事が来ている…しかも日によっては2.3通来ている…。

こっちは深夜の1,2時でも、向こうは21,22時なので軽く返信出来るってのもあるかも知れませんが、

結構…ってか、かなり大変です。


何故に私は日の出ずる国に生まれたのか…!?


時折。
ローマ字を使って日本語でも文章が来ます。簡単な文章ですが、本当に凄いなあ~!と舌を巻きます。

しかも…。
英文だと物凄い若者っぽいスラスラ文章なのに、日本文になると、「anone,ippai nete ne」
とか、急に可愛らしくなるので、誰に習った?と思います…。


どうしても。
スラングを使った文章は使えないどころか、通常の文章も言いたい事の半分も文章に出来ない自分に、とてももどかしく、そして同時に膨大な時間と労力を使い、毎朝出勤時は、ゾンビのように現れる私に、職場の人々は引いてますが、

それでも私は毎夜、寝る前に必ずメールを返信します。


日本にいると。

守られているような安心感が、ある。


日本語オンリーで一生大丈夫。そんな安心感がある。そして別に日本を出る必要性すらもない。

そんな安心感が、ある。


でも私はまたインドに行きたいし、他にも沢山行きたい場所が、ある。


そして何より…。
ムケシュと対等に向き合いたい。



日本人の、
古い馴染みの友人にすら、自分の気持ちを全て伝えることも出来ないのに、

大学受験以来、英語なんて殆どきちんと勉強してこなかった今、本当にもどかしくて悔しくて仕方ない最中、

あなたの文章はとても綺麗だ。

そう返事が来たとき、思わず爪を噛んでしまった。

この言葉達は私の心をちっとも表わせていないのに…。


夜に文章なんて書くもんじゃない。
そう、昔から言い伝えられている通り、夜に書いた文章を朝読み直すとビックリすることが多々ある。

どうしても。
1日全力で走り抜けてくたびれ果てた後になってしまう彼へのメールは、どうしても、弱気な文章ばかりになってしまい、そしてそんなヘタレメールに、

目覚めた1番に彼からの励ましメールが目に飛び込んでくると、とてもいたたまれません。


それでも私は毎夜、メールを打ち続けます。


読み書きより会話の方が断然楽だし、日本語も読み書きより会話の方が断然上手な彼は、Skypeで話をしようとも言ってきてくれており、そっちの方が私も助かるし、英会話もぐんと上達すると思うのですが、

つうか、Skypeって…何?

そう返信すると、物凄い量のSkypeに関する情報を送ってきてくれやがったのですが、

ギッチリ英文は吐くかと思った…。



英文は…。
何だか恥ずかしい言い回しが多くて、それに対しても今更ながらアタフタしてしまいます。

頑張ってみる!と言う日本語も、あなたの言葉で元気が出ました。みたいな表現になってしまうので、まぁ…間違ってはいないのだけど、日本語では

(あなたの言葉で元気が出ました、だから、)頑張ってみる!

ってな省略された部分を全面的に出すことになると、

ぶっちゃけ、恥ずかしいです。


「言わなくても分かるだろ!?」ってな日本語は日本語でしかないな…と…。


色んなことを日々、学んでいます…。



とは言え。
ほぼ24時間奴隷生活中の私に、仕事のこと以外、必死に英文で書くことが思いつかなくなってきたので、

今日のメールには、旅の途中に書かされたアンケートをこっちからもしてみたいと思います。

「What is your dream ?」

あなたの夢は何ですか?



この質問に私は…

「穏やかな老後を送りたい」

と書きました…。




まぁ、間違ってはいないでしょ!?誰だって穏やかな老後は送りたいでしょうが!?逆ギレすんな。


彼の夢は何なのか、楽しみです。






[2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12
«  BackHOME : Next »
profil
HN:
suna
HP:
性別:
非公開
kritika
[01/07 danna]
[08/12 える]
[02/19 ちか]
[02/15 える]
[01/12 える]
[11/16 ちか]
[11/14 きのきの。]
[11/11 みち]
[11/11 kotomi]
[11/11 ゆきんこ]
svobodný
































cesta 07 wrote all articles.
Powered by Ninja.blog * TemplateDesign by TMP  

忍者ブログ[PR]