2010'12.02.Thu
level.51
最近。
コミュニケーションって何だろう…?とか、考えたりしてます。
人は1人では生きられないってか、生きてはダメなイキモノだと私は思っています。
でも。
現実は、人に打ち明けたからと言って、それで解決するモノではないし、何一つ、動いていない。
むしろ。
相手に共有を強いてしまった時点で、大変なことをしてしまったかも知れない。
ってか、相手に本当にちゃんと伝わっているのか…不安にもなる。
何も良いことがない。そんな風に思ってしまう…。
それでも。
人は1人では生きちゃダメだと思うんです。
どんなに苦しくても辛くても不安になっても…。
それでも。
相手と向き合い続けなくちゃいけない。逃げ出したらダメ。
でも。
残念なことに、どうしても伝わらない人と人もいます。
そして。
その「伝わらない人」って分かる為にも、ちゃんと向き合うことが大前提。
心を剥き出しにして、そしてその心の真ん中にある自分にとって大切な大切なそれを相手に差し出さないと、何も分からない。始まらない。
もしかしたら。
「伝わらない人」かも知れない。私の大切なそれが、相手のそれと全く違うのかも知れない。
その瞬間。
物凄く傷つきショックを受けるかも知れないけれど、でもそれはとても大切なことだと思うんです。
人が人として生きる為に。
インド人の彼と相変わらず、毎日メールをしています。ちなみに…スカイプで話もほぼ毎日しています。
元来。
ユックリノンビリの性格で、それに比例して喋るのもユックリ派の私には、頭の回転が想像を絶するほど早く、そしてそれが彼にとっては当たり前のお喋りな彼は、日本語でも私は度々ついていけないことがあります。
会話の内容も次から次にと変わるので、全く飽きないし、宗教や文化が全く異なる彼の考え方やモノの見方は本当に興味深く、面白い。
全く信仰心がない私ですが…。
「祈る」と言う言葉と、その行為が好きで、いつも神と共に生き、彼の全ての1番が何より「神」であることが、私からみるととても神聖なことのように感じます。
「神は『真実はいつも己の中にある』と言っている」
私が仕事やプライベートで色んなトラブルや人々から振り回され疲れ果てていると、彼は良くそうアドバイスをくれ、励ましてくれます。
確かにそうです。
俗世に振り回される私は単なるバカだ。
でもね。
振り回されることによって、新たな自分が導かれることもあるのだと私は思う。
人が人をつくるのだと。
自分のワガママより、人のことばかり考え、そして生きている彼が私はもどかしく、つい、傷つけることばかり言ってしまい、それがまた情けなくもなったりするけれど、
「ワタシは今まで1人で生きてきました。家族にも自分の問題は殆ど言った事がありません」
そうサラリと何かのキッカケで言われたとき、私は思わず泣いてしまいました。
もどかしくて…。そうじゃない!とちゃんと私の考えを伝えたいのに、英語が使えない私に、カタコトの日本語日常会話で話をしてくれている彼に分かる日本語で伝えることのもどかしさ…。
これが目の前にいるのならば、全然違っていた。
渾身の一撃をお見舞いしてやってた。
コミュニケーションの殆どが、表情やボディーランゲージで出来ているのだと、つくづく痛感します。
動揺し、混乱し、そして興奮して泣き声でしか自分を表現出来ない私の泣き声を聞いた彼は、どう思ったのかは分からないけれど、
「これはワタシの当たり前です。ダイジョーブダイジョーブ」
と落ち着いた声で宥めながら、それでも「ネコチャンは元気?」とか、他の話題にし、私の気持ちを落ち着かせようとする、さりげない優しさが、益々自分が情けなくなったけれど、
私は間違っているとは思わない。
これが私の心の真ん中にあるモノだから。
人は1人で生きてはダメ。神と共にもダメ。
人は人と共に生きなければならない。
生れ落ちたその場所で。
当たり前のソレを、大人になった今、根本から変えることなんて出来ないけれど、
「日本とインドはとても遠い…。スナの側にはリアルタイムに一緒に悲しんだり喜んだり困ったり励ましてくれたりする人が居るのか?」
と、自分は「1人」の癖にそればかりを心配し聞いてくる彼に、私はもう一撃食らわせてやりたくて仕方ないです。
野蛮なことしか思い浮かばないバカで愚かな人間ですが、
それでもこんな人間に一生懸命向き合おうとしてくれる彼とは、これからも私も向き合い続けたいと思います。
人が人をつくる。
気付けば…私も随分変わった気がします。
まるで。
インドの1日は日本での1週間くらいに感じるこのパワーを毎日彼から与え続けられて、随分、強くなったし、前向きになった。
インドから帰国して半月ほどですけども!
「祈る」彼が私は好きです。私なんかよりも物凄く様になっていて、そして凄くスマート。
格好だけのモタモタしている私なんかよりも、凄く神聖で神々しい。
それでも私は。
「祈る」と言う意味を彼よりも分かっていると思っています。
神の為、大切な人の為に…そして全ての不幸な人々の為に「祈る」インド人の彼。
私の「祈り」は…私自身の為の祈り。
神が~とか、全人類が~とか、それが何だってんだ。
私は…
あなたがもっと自分に優しくなって、そしてノンビリお茶でも飲んで、ホッコリマッタリして、
隣で一緒にお茶を飲んでいる私なんかに気づかずホッと一息ついてる穏やかなその顔を、
私は見たい。
その私の自己満足の為に、私は祈るだけです。
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2010'11.27.Sat
level.51
私の好きな花は「梅」です。
こんばんわ、スナです。皆さん、お元気ですか?私は半分死亡です。
ポーション(栄養ドリンク)の小瓶を何か有効活用できないか…とか考えています。何か良いアイディアがあったら教えて下さい。
仕事が。
史上最強に忙しいです。こんなに酷い仕事している人、他に思い当たらない…。
眼精疲労から来る肩こりがハンパ無くて、特に上半身の右側が最悪なので右上半身は湿布とサロンパスでガチガチですが、それでもまるで癌のように痛むし、肌がかぶれて痒くて大変です…2重苦です。ホント、洒落になりません。
それでも。
毎晩、インド人の彼に英語でメールを送っています。
最初は3行短文を書くだけで精一杯だったし、次々に送られてくるスラングまみれのスラスラ英文メールに「うぇ~」となりながら何とか解読し、そしてまた3行ほど何とか送信…ってな感じだったのですが、
最近は英文のメールにだいぶ慣れてきました。
慣れって凄いですよね。
勿論、分からない単語だらけで、辞書を引き引きですが、パッと最初読むと知っている単語だけで何となくその文章の内容が感じ取れる。
そして何より。
彼の文章はいつも前向きで力強く、繊細で優しい。
S-KoreaとN-Koreaのニュースが流れたとき、スグにメールをくれました。
ぶっちゃけ…
TVを見ない私が、職場の友人からランチタイムにそのニュースを聞くより早く…。
「いつでもインドに飛んでくれば良い」
昨夜。生まれて初めてSkypeと言うものをしました。説明書なんぞ読んだこともない私が、あらゆる説明サイトを隅から隅まで読んでもイマイチ良く分からないまま、電話がかかってきたのです。
はわわわ~!と半ばパニックになりながら電話にでれば、懐かしい彼の声が飛び込んできて、ホッとしました。
ニュースの事をメールでも話したのに、電話でも気にしてくれ…でもネットニュースもあんまり流れてないし、日本の中で朝鮮半島に最も近いこの街は、いつもと同じなので特に何も言う事もなかったんですが、
それでもちょっとは不安に感じている私の心が声に出てしまったのか、彼は上記のように言ってくれました。
話は尽きることがなく…
インドから帰って来て今までロクに休みすらもなく、体も精神もボロボロの状態だったけど、朝方まで話し込んでしまいました。
彼は意外と花が好きで、特に日本の花たちに興味があるらしく、ボタンって英語で何ていうの?とか聞いてくるのですが、
英語名なんて知らないっての。
私の好きな花は何か?と聞いてくるので「梅」だと言えば、どんな花だと、しつこい…。
私も「何で何で?」と良く聞いてしまう方ですが、インド人はもっと「何で何で?」と探究心が強いです。
そこで今日の写真は梅です。季節外れですけども。
母が。
香りの良い花が好きなのもあって、実家には香りのする草木が多いです。
私は、植物の香りで四季を感じていた部分もあります。
梅の香りがしだすと「ああ、やっと春が来る…」と思ったものです。そして沈丁花が香り出すと「春だなあ~」と思う訳です。
そんな。
些細な話でも彼は熱心に聞いてくれました。
「雨は好き?」
突如、話が変わるのも当たり前です。私も「思考回路、どうなってんの?」と良く突っ込まれる方ですが、ホントにインド人は次から次に思いつつまま自由奔放です。
「好きだよ」
根っからの雨神さまの申し子なので、好きも嫌いも関係なくむしろ雨とは一心同体のようなもんなんで、サラリと言えば、
息を飲み、ビックリしているので、何かヘンなことを言ったのかと思えば、
「ワタシも好きです。でも好きだと答えた人は初めてです…」
まぁ、好きな人は滅多にいないだろうね…。
「私が何かしようとすると雨が降るのよ…だからもう、嫌うより好きになった方が…って、人の話を聞けよ」
ワタシは雨が降ると嬉しくて住んでいるマンションの屋上で踊ります。とか何とか勝手に言っているのが無邪気で、
そうね、良いね。としか言えなかった…。
必死に。
朝から晩まで日本語で日本人相手に仕事をしていると、いくら英語で毎晩メールを書いているとは言え、簡単に英語なんて出てきません。
しかも電話でなんてどうにか言葉を発するだけで精一杯で…
日本語でしか話をしない私に、一生懸命日本語でそして、時折もどかしそうに英語で話をしてくれた彼に、
とても感謝しています。
仕事は。
きついし過酷だし、忙しすぎて頭が可笑しくなりそうだけど、
私が、ずっとずっと気になって仕方がなかったインドで、
生まれ育った1人の、
ずっとずっと日本が気になって仕方がないインド人の青年から聞く日本語は、
とても温かくて、そして日本人の誰よりも優しくて、
私の疲れ果て荒んだ心に染み込んで癒してくれました。
「さっき送ったメール、読んだ?」
そう言われてメールを確認すれば、
「konwanwa…?『こんばんわ』なの?これ?」
思わず突っ込んでしまえば、恥ずかしい…と…。私が悪かった。
こんわんわ。良いんじゃないですか?
なんか…ワンコみたいで。
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