2010'03.03.Wed
level.49
仕事が。
多忙期に突入し同時に、左手中指の腱鞘炎がまた痛み出したのに加えてお隣の人差し指まで痛み出し、こりゃもう再度病院に行くしかねぇべ…と余っていたロキソニン湿布を貼っての打ち込みです。
こんばんわ、スナです。最近、家でPCを開くことはありますが、TVや雑誌を読まない私にとっての唯一の情報源としてであり、こうして何かを打ち込むってことは滅多にありません。
痛いからです、手が。
本当に困ったものだ。
今まで。
生きてきて一度たりとも、指を動かすことが怖い。なんぞ思ったことは無かった。
でも今は。
左手で思い切り握り拳を作ることは出来ないし、箸も上手く持てない(元々ヘタだけど)
爪きりすらままならない(ヤスリ使うから良いけど)
全く動かせないワケではないのだけれども、多分…力を入れられない中指を無意識に庇って生活してきたこの数ヶ月のツケが、ついに人差し指にまで出てしまったのだとなると、本当にヘコむ。
五体満足であることが、どんなに幸せなことなのかと言うことが身に染みてます。
体はいたって健康だし、色々やれねばならんことや、やりたいことも沢山あるのに、どうしてもモチベーションが上がらない。
利き手が何も違和感無く当たり前に動かすことが出来ないってなだけで、こうなってしまうのです。
ヤレヤレ…。
まぁ、こうウダウダ言っていても何も解決しないので、今度の休みにでも整形外科に行って来ようと思います。
ビルの1階にある、住民達の赤い小さなポストにムギュっと押し込まれるように入っていたフリーペーパーに、結構良いことが書かれていたのでそれをご紹介したいと思います。
つうかフリーペーパー1つ入っただけでポスト一杯ってどうよ…?勿論、鍵なんかかけられるものではないのだけど、ペーパーが飛び出て郵便屋さんが入れる上のフタの部分も開きっ放し…なんですけど、まぁ、取られて困るような郵便物なんぞ、ナイも等しいので良いんだけど。
つうか、ここの住人共に、そう言った神経質な人間がいるとも思えない(自分も含む)
レトロで不便でセキュリティー的部分もゼロのこの建物ですが、反対にこう言った環境の方が皆、丁寧に暮らしている気がします。
人数も5人しかいないってのも大きいのかも知れないけれど、ポストの周りにチラシ1つ落ちてないし、ゴミだしマナーも完璧。
チャリも…最初は置き場に見えない葛藤が繰り広げられていましたが、今は定位置が決まって順番がいつも一緒です。
ちなみに…私は階段下のスグ傍で、頭をかがめないと止められない…。まぁ、チャリも持ち主も一番チビッコなんで仕方ないってのもありますが…。
おっと、脱線してしまった。えっと…何だっけ?そうそう、フリーペーパーに書かれていた、結構良いこと。
「ツキの十か条」
1:プラス思考になる
2:勉強好きになる
3:素直である
4:関心を持つ
5:感動する
6:感謝する
7:ツイている人と付き合う
8:親孝行をする
9:ほめる
10:ツイていると思い込む
利き手が思うように動かせなくなっている私は、それこそツイてない人間だと思います。私のこの今の気持ちを分かってくれる人なんていない。
でもそれはそれで仕方がないことだし、まさか自分がこんなことになるなんて考えもしなかったワケで、反対に私と同じようなことになってる人がい方がそれこそ嫌だ。
私が思うに、この10項目、全て繋がっているんですよね。2007年に人生の中で一番大それた一人旅をすると決めたとき、その前年の2006年の1年間は私の中で最も精力的だった1年だったのですが、今、その頃を思い返すとこの十か条が凄く頷けます。
旅をする地域やらの勉強や英語の勉強を必死でしたし、色んな人の本や話を読んだり聞いたりしてそれら全てを素直に感動して吸収した。
旅の途中も。
沢山のモノや人に関心を持ったし、感動したし、そして感謝した。
そうやって。
その時吸収したものは、私を大きく良い方向に変化させてくれ、今の私があるのだと思う。
ツイているって言うのは…宝くじが当たるとかそういうんじゃなくて、
自分の思うとおりに好きなように生きることが出来ているか?ってことなんじゃないかなと思います。
手に痛みがあって動かすのが怖くてどうしても中々モチベーションが上がらなくて、思うとおりに生きられていない今の私が言うのも何ですが、でも昔の私だったら、治るまでグダグダウジウジしていただけだと思うけど、
いつも頑張ってくれてありがとねと左手に感謝し今は労わる時なんだなと。そして何も考えずに当たり前に動かしていたこの利き手も、私の一部なんだと治った後もこれから先、きっと前より愛おしいと思えるんじゃないかなと…はい、ポジティブシンキングです。
生きていれば。
辛いことや不安なことや面倒くさいこと…どうしてもモチベーションが上がらないことも多々あるけれど、
人生の80%はそういったことばかりだと私は思うので、それならば逆に開き直って、その環境を楽しんだ方が良いような気がするのです。
こういったアホなポジティブ思考は、旅で身につけたモノの1つでもあったりする…あっははー。
こんな人間だから、こんな牛乳瓶受けのようなポストでも「ま、良いか」とフツーに暮らせているのだとも思います。
ちなみに…この前、朝、出勤しようとドアを開けたところでバッタリ上の部屋のカメラマンにまたもや遭遇しますた。
朝からカミナリが鳴っているような土砂降りで、嫌だなあ~とそれこそテンション低くドアを開けた瞬間、丁度、私の部屋の階への階段を登りきったところで、目の前にバーンと突っ立っている状態になったので、
「ひぃー!」と叫んでしまったのですが、
「あ、こんにちは…」
頭からスッポリフードを被った黒のウィンドブレーカーがグッショリで、一瞬ヘンタイかと思ったのですが、まるで何も気にしていない感じで当たり前に挨拶をされ、
「ああ…どうも、オハヨウゴザイマス…」
遅出出勤だったので時間帯的には「こんにちわ」で間違っていないのだけど、今日初めて遭遇した人間には思わず、「オハヨウゴザイマス」と言ってしまうのは仕方ないでしょうが。
自分の今の格好には全く動じず「今から出勤ですか?重役出勤ですね~」なんぞ爽やかに言われましたが、
「ちょ、ずぶ濡れですよ?カワウソ君みたいになってますよ?」
私の声に改めて「ああ~」と自分の格好を見ていた…。
「ちょっと走ってきたから」
カミナリの鳴る土砂降りの中、ジョギングするのは彼だけだと思います。
「じゃ、行ってらっしゃい~」
呆気に取られている私に再びそう爽やかに声をかけ、自分の部屋への階段を登って行かれました。
オマエは働いているのか?
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