2009'05.27.Wed
level.47
毎夜毎夜、
ドォンドォンと怪しげな音がしているのは、クルミボタンを作成しているからです。
そんな可愛らしいモノも、実はお見せできない作成過程を経て生まれていたりするのです。
渾身の力を込めてカナヅチを振り下ろしてるからね。
ストレス発散にはオススメの作業です。
今日。
社内で元上司に会い、何故か顔が険しかったので「どうしたんですか?」と何気に聞けば、席が暑いと…。ハンパなく暑いと…。
暑いと言えど、限度はあるでしょう?と思っていれば「本気にしてないでしょう?実際体験してみ?」と拉致され、彼女の席まで実際に行ったのですが(フツー行くか?)、ホントハンパなく暑かった…。
彼女の席は入り組んだ場所の端っこになるので空気が淀みやすいってのもあるけど、アレは相当だな。
温暖化、こんなところまで影響与えているよ。
彼女の席でそんな話をしていると、一緒に働いていた子達が次々に声をかけてくれて本当に嬉しかった。
つい半年ほど前まで一緒に働いていたのに、何だか随分と昔のような気がしていたけど、こうして極自然に話をしてくれると本当に嬉しい。
私が元いたチームは、上司をはじめ殆どが若い女の子だったので、キャッキャと話をしていると、
「スナさん、仕事してください~」
メガネがやってきた。やってくんな。
この女子校のような場所にノソリと現れた男は、何と似つかわしくなのだろうと改めて思った私と同じように多分メガネも、
いつもはギャーギャと喚いている私も、ここではキャッキャとはしゃいでいる私を見て不信そうな顔をしていた。
「あ、メガネさん『聖お兄さん』好きなんでしょう?」
私と絶対同じ周波数だとずっと思っている女の子がメガネにそういえばコクリと頷いていたのだけど、
「今は荒川を読んでいます」
別に聞いてねーよ、誰も。つうか、私のマンガだよそれも。
「どっちも面白いですよね~」
「今回の『聖お兄さん」3巻は、イエスの部下達の大天使がかなりインパクトあったよね。ウリエル、サイコーだよね」
メガネを上げながら淡々とタメで話しているメガネ上司の背景にはアキバが見えました…。
「確かに。上司も上司なら部下も部下ってのは、神様も一緒なんですかね~」
ん?
チラリ思わずメガネを見れば、メガネも私を見下ろしており、何だか気まずくなった私たちを見て、恐ろしい程空気読むのが上手な彼女は、
「あ、別に悪い意味ではなくて…荒川も面白いですよね~ってか、スナちゃん、私のマンガ読んだ?」
「あ、うん。明日持ってくるよ『人間時計』ってか、私のオススメマンガ持ってきても良い?あのマンガが好きなら分かってくれると思うんだけど…」
「持ってきて持ってきて」
「俺にも持ってきて」
「メガネさんはギャグマンガな」
マンガトークは尽きません。結局、私を探しに来たメガネも一緒になってキャッキャと話をしておりましたが、
「暑いんだけど…」
そうそう。忘れていたけど、ここに来た理由は元上司の席が暑いってのを体験するためだった…。
「何か…3人似てるね。同じ匂いがするよ?」
マンガを読まない元上司はパタパタとウチワを仰ぎながら、まるで異星人を見るかのように私たちを見てました…。
そーいや。
メガネは私の元チームの子達とは全く接点がないのですが、当たり前のように極自然に話をしていたのは、やはり、マンガの力だと思う。
マンガは世界を救う!
と言いつつ、今回のTOPは「カメラ日和」の今月号です。オススメです。
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