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cesta 07

かいしんのいちげき

2025'07.08.Tue
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2009'04.22.Wed



level.47


「茶柱が立つと縁起が良い」とか「黒猫が横切ると不吉だ」とか、
バーサンの知恵袋のような…ジンクス的なものってあるじゃないですか。

私の場合それが、
「メガネをかけて出勤をするとトラブルばかりの大変な1日になる」とか「魔よけの指輪をしていればそれなりに過ごせる」とか、

何だか消極的で不吉なモノが多い。


今日。
久々寝坊してしまい、ドタバタと慌てていたのもあって、その二つの禁忌を犯してしまいますた。

メガネをかけて、魔よけの指輪を付け忘れてしまったと言う…。


やっぱりとんでもない1日ですた。



皆、「暇~」とか言っているのに、私1人、受け持ちの担当から何だか面倒で厄介でワケの分からない問い合わせの電話ばかり入り…

1人テンヤワンヤ。

ってか、メガネと大バトルだよ。巻き込まれたメガネ上司もホント、いい迷惑だったと思う…。



言い争いのような、今にも髪の毛を引っ張り合わんかのようなやり取り中に突如、

「気になってたんだけど、そのTシャツってオセロ?」

オセロです。


「やりますか、オセロ?」

Tシャツを引っ張って見せればメガネを持ち上げ、

「だからこの場合コレは…」

何だよ、Tシャツの話をしてたんじゃないのか!?



こんばんわ、スナです。何も載せるネタ図がなかったので、気まぐれに自分を撮ってみましたが、ちょっと悲しくなるね。


ヘタクソな写真に写っている格好で本日出勤したのですが、このTシャツ、結構お気に入りだったりします。

でも今まで一度も会社に着て行った事が無かった。だってふざけてんだもの。


白のTシャツにオセロ盤が描かれており、付属品として白黒2個ずつの缶バッチが付いてます。

洗濯する時、いちいち取り外しをしないとならんので少々面倒ですが、再び付ける時、どこにしようかと考える楽しみがあるし、別にこの缶バッチを必ずしも付けないとならんと言うわけでもなく、そして別に付属の4つだけしか付けてはいけないと言うわけでもない。

私は丁度同じ大きさで1つベルリンで購入したピンクの缶バッチを持ってるので、それも付けたりします。

ババ抜きのババみたいになります。


仕事上ではあまり良い服とは思えませんが、こーゆー遊び心のある、そして着る人によっていくつものパターンが出来るってのは好きです。


しかし~。
無理矢理強制的に他のチームの仕事の手伝いに抜擢され残業された上に、自分の仕事でも最後の最後にドタバタと再び何件ものトラブルが起きたのに、

「あとどれくらいで帰れる?」

とかホント聞かないで欲しい。総リーダー。ようやく落ち着いて仕事が出来るって感じなのに。

今、
監査期間中で労働時間の目が大変厳しいみたいなのですが、それならこっちの状況も見ず、そしてこっちの意見も何も聞かず、他の全く関係ない仕事の手伝いなんてさせるな!


総リーダーとキィキィやり取りしてる目の端に、メガネの姿が映りチラリと見ると、ハラハラしながらコッチを見てますた…。

何だかメガネが可哀相になったので、
「すんません…。ただ明日はどうしても早出をさせてください」
と言う事で、今日締め切りの仕事を放って帰って来ましたけども、

明日、申請した時間をオーバーしないギリギリで出勤をしないとならない…。
2時間くらい申請したかったけど、1時間早出でも本気で渋られたから。

ってか、ホント私だって定時内で仕事片付けたいんだよ。


「すみませんでした…」

私の申請書を出せばさっさと先に帰った総リーダーがいなくなった後、メガネがボソリと言いに来ましたが、

「仕事が捌けない自分が悪いから謝らないで下さい。それに今日はメガネだったし、魔よけの指輪も忘れちゃってたから仕方ないですよ。服はオセロTシャツだし?」

「…突っ込むところが山ほどありすぎてどう答えれば良いのか分からないんだけど、とりあえずメガネは悪くない。メガネは関係ない。今日1日色々と大変だったスナさんを知ってるのに支援にやらせた俺が悪いから…」

ボサボサの頭をワシャワシャと掻きながら話しているメガネ上司の前髪辺りにチラリ、白いものを見つけたので「あ、白髪…」と思って思わず手を伸ばせば、

単なる綿埃ですた。

「何!?」

背が高いのでチビッコの私には届かなくて、腕を伸ばして背伸びをしている私に脅えておりましたが、

「何か付いてる」と言えば頭を傾けてくれアッサリと取れましたが、



「…俺の話、聞いてた?」

あんまり聞いてません。


自分の能力の足りなさで自分を責めるってのがあまり好きではありません。

トラブルなどが起きても、まずは今どうするべきか?と言う事を考える人間です。

落ち着いてから原因を考える。

だからいつもメガネとも取っ組み合いの言い争いのようなことばかりだけど、それはお客さんのことを1番に考えているからであり、そのためには今、どう動けば良いのか?と言う事しかお互い考えていないからだ。

でも無事に片付けば、お互い、

「さっきはすみませんでした!」

と一言スパッと謝って終了。それで良いと私は思ってます。


珍しくグダグダと私を選抜した自分を責めシュンとしている声は聞きたくなかった。


「今日ね、カレーライスさんが新たな定食屋を見つけたらしいから皆でそこに明日食べに行きましょう」

片付けながらそう言えば、どんな店?と聞いてくるものだから、

「う~んと…。エビフライとか煮物とかコロッケとか…オカズがてんこ盛りでそしてご飯もてんこ盛りで、そしてウドンが付いてるけどそれで600円なんだって」

「ウドンが付く必要はあるの?」

「さぁ…。でもどの定食を選んでもウドンはセットらしいですよ」


質や内容より量と安さが重要です。ビンボー学生かっ?!





シュンとしていたメガネも、綿埃の不意打ちを食らったのと、ワケの分からない定食屋の話で気がそがれたらしく、ようやくいつもの無表情になってますた。


自分を責める暇があるなら、明日はもっと良い日になるよう頑張ろうと考える方が余程生産的だ。

でもま、
とりあえず魔よけの指輪は忘れないようにしま…(どんだけ指輪に頼ってんだよ…)









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2009'04.18.Sat



level.47


一週間前から。
楽しみにしていたBランチの「鯛の煮付け定食」が完売で、ショックが隠しきれませんですた。

今日1番のショックな出来事です。


「どうする?私は別に何だって良いんだけど」
本当に、どうだって良いってな口調で一緒にお昼を食べている子が言っていましたが、反応できないほどフリーズしてしまっていた私のケータイがブブブ…と震え、ロクに着信も見ないまま反射的に出てみれば、

『もうお昼食べてる?』
カレーライスさんからですた。

「た…」

『た?』

「鯛の煮付け定食が完売してんですけどー!?」

『…あのさ今、俺とメガネさん、いつもの中華に来てんだけど…どうかなと思って…』


お昼は中華になりますた。


この部署に来て私はほぼ毎日、お昼は外に出かけます。一緒の連れもお昼を持ってこない人なのもあるのですが、一旦、この習慣が付くともう、狭苦しい休憩室でチマチマ昼食なんて食べてられません。

トイレもままならない束縛からせめて1時間でも解放される時間が無いと本当に気がおかしくなってしまう。


「お疲れ様です~」
私たちの姿に気付いてカレーライスさんが手を上げてくれたのですが、

昼時を過ぎた時間、すぐ分かるっての。


「何を食べてんですか?」
一目見れば分かる日替わり定食を男二人はガツガツ食べておりましたが、とりあえず聞いてみる。

「今日の日替わり、結構イケるよ?」
優しいカレーライスさんはそう答えてくれましたが、

「んじゃあ、天津飯で」


カレーライスさんのオススメで知ったお店ですが、本当にココの料理は美味しい。スターレーンの地下にあります。(分かる人にはコレで分かるはずだ)


「カレーライスさんが日替わりオススメしてんのに迷わず天津飯?!」
隣でムシャムシャ頬張りながらメガネ上司が話しかけてくるので、

「私も第3の眼を開眼させようと…」
一瞬、メガネ上司は「?」の顔をしましたが、

「ああ…そっちの天津飯ね…どうせなら俺は飛影の方が好きだけど」

「え~だって飛影は邪眼じゃないですか」

「だから何だよ…?飛影をバカにすんな」


「何の話…?」
私の連れがウンザリした顔で言いました。勿論、マンガトークです。
昼くらい、自由の身になったってバチは当たらんだろが…っ(逆ギレ)



昼ごはんくらいしか楽しみがないってのは、少々寂しいけど、

「ホントあの店、美味しかった」

会計を済ませ、会社へ向かっている途中でボソリ呟いたメガネ上司の横顔を見て、

「たまには外で食べるのも良いでしょう?パンばっかじゃ力が出ませんよ?米を食べないと!」

「…今度は天津飯を注文するよ。第3の目、開眼させないとね」

「何気に思ったんですけど、第3の目開眼してもメガネですか?」

「何で近眼前提!?」


ちなみに。
この店は会計時にドリンク無料チケットを1人1人にくれます。でもそのチケット1枚で4人まで無料になります…。

このドリンクチケットの魔の手にメガネも巻き込まれたか…と。


だって減らないどころか増えてるんだもの。連れが増えるたび、チケットも増えて行くと言う、本当に凄いシステムだなと思います。



「そういや…昨日貰ったメガネさんの仕事、ようやく全部終わりましたよ」

「それじゃあ、次の分は…」

「自分でやってくださいってか、褒めてください。上司の仕事を請け負う部下は私だけだと思いますけど」

「素晴らしい!」

「何ですか、ソレ」

「スナさんの真似」


あの泣きそうになりながらも必死に自分の気持ちを伝えた夜を境に、今までは一人で何でも抱え込んでしまうような人だったのに、開き直ったかのように次々押し付けてくるこの上司の力になれているんだと思う反面、

何か…違くね?

とも思う今日この頃です。


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