2009'02.20.Fri
level.46
朝からのドンヨリ曇り空は、夜間にはシトシト雨降りになっておりました。
今日1日の私だよ…。やはり雨神の申し子のごたる。
こんばんわ、スナです。今日、職場で泣いてしまいますた。
社内の問題で。
このままではこの会社の信用問題に関わるってなトラブルが発生してしまい、勿論、寝ぼけたことを言ってきやがった勃発部署に殴りこみをしたワケですが、
第一ラウンドは呆気なく完敗…。
メガネに相談し、メガネも手に負えないとメガネの上司に一緒に相談に行き、
改めて第二ラウンド開始。
何とか勝利を勝ち取り、キメのポーズでも取ろうかと言うところだったのですが、
その後にこの件に関して、あらゆる部署から問い合わせが入ってその応対に眼を回しておりますた。
でも。
120%私たちのミスではないので、堂々と対応出来ていたのですが、
今日の仕事、1つもやってねーよ…。
気付けば。定時とやらはとっくに過ぎており、インフルから完全復活した新人さんの姿はどこにも見当たりませんですた。
あれ?幻?(いや、ちゃんと出勤してたって)
ま。
とりあえず、気を取り直して今日の仕事を始めましょうかねとしたところで…。
事件は起こってしまったのです。
最後の最期にかかって来た問い合わせの電話が、ラスボスですた。
今日1日費やした私のこの時間全てを全否定すると言う、人間とは思えない内容。
ラスボスだよ、ホント。
並みの人間でも爆発しても可笑しくないだろってか、爆発しない方が可笑しいだろ!?ってな内容に、
ペットボトルのキャップ程しかない私のキャパでは、瞬間湯沸かし器ですよ。
私も。
自分とは思えないような低くてドスの利いた声で、今日1日対応したメモや書類の束たちを平手でパンパンと叩きながら捲くし立てれば、結局、
ガチャン!!
ですからね。
ラスボス、逃亡だよ。マジ、在り得ないんだけど。人を散々傷つけるだけ傷つけて「逃げる」だよ。
悔しくて悔しくて…っ 気付けば涙がポロポロ零れてますた。
「うう~。涙が出ちゃった。カレーライスさん~」
拭っても拭っても、ポロポロ涙が止まらないので、仕方なく自分から隣のカレーライスさんに言えば、
今日はとんでもない仕事量で仲良く残業決定だったカレーライスさんは、あまりにも酷い私の電話のやり取りと、不穏なオーラが気になってずっと私のやり取りを見ていてくれたのです。
気持ちが高ぶってメガネに事情を説明しに行けない私の代わりに、他のトラブル処理で追われていたメガネを探しに行き、そして連れて来てくれますた。
「どうした?」
カレーライスさんの席に座り、代わりにカレーライスさんは休憩を兼ねて席を外してくれましたが、それでも中々気持ちは落ち着かなくて…。
ウックウックと嗚咽している私が落ち着くまでメガネも黙って待っていてくれ、何とか話をし終えると、
「うん、分かった。後はやるから」
時折涙声になる私とは対照的に、冷静で小さいけどハッキリした声でそれだけ言うと、私の机に散らばっている、今日1日全てを持っていかれた書類やメモたちをまとめ、自分の机に持っていったかと思うと…
突如、私の坪井さんを掴むと、今日のTOPのようなポーズで、
「お疲れさま!」
「え…?」
涙も嗚咽も一気に引いたってか、今、目の前で起こっている現実全てに引いたよ…。
凍りついたこの空気に、タイミングよく休憩から戻って来たカレーライスさんが、
「…え、何?え…?」
流石のメガネも少々気まずそうに、ぎこちなく坪井さんを私に手渡すと、メガネを何度も上げながら再び別件のトラブル処理に姿を消してゆきました…。
「え?どしたの、メガネさん?」
いつもは温厚でどっしりしたカレーライスさんも流石に、今まで見たこともないほど動揺した表情で私に聞いてきましたが、
「さぁ…。私にも何が何だか…」
メガネなりの励ましだったのかも知れません。
止まない雨はない。明日は笑顔で仕事をしたい。
今日の終わりをそう思って迎えられただけでも良かったかなと。
PR
Post your Comment
profil
kategorie
poslední verze
(12/31)
(08/07)
(07/26)
(04/13)
(03/12)
(03/04)
(02/11)
kritika
[01/07 danna]
[08/12 える]
[02/19 ちか]
[02/15 える]
[01/12 える]
[11/16 ちか]
[11/14 きのきの。]
[11/11 みち]
[11/11 kotomi]
[11/11 ゆきんこ]
linkovat
svobodný