2009'06.25.Thu
公開まであと…12日くらい?とにかくもうすぐカウントダウン!
level.47
今日は休みで、いい加減どうにかせなならんだろ!?とテスト前のような気持ちで部屋の片付けとついでに家事と…そして本題の「オタク作業」にドップリ浸かろうと何気に計画していたのですが、友人のお子の手を引いて歩いておりますた…。
アレ?
こんばんわ、スナです。上のお姉ちゃんの授業参観か何かでどうしても下の子をどうにかせなならん!と言う状態だったけど、ウッカリミスでどこにも預けが出来なくなってしまった!と困った顔で何気に悩んでいたキノキノに、
「私、みてようか?その日仕事休みだし。どうせ1時間くらいでしょ?」
いつものように仕事帰りにフラリ、ノラ猫のように寄ってムッシャムシャと遅い夕食を当たり前のように食べながら私は軽く引き受けたんですが、
ここ最近…遊びに寄っても時間も時間で滅多に顔を合わせていなかったお子と、しかも甘えん坊盛りの4歳の男の子の相手を私なんぞが出来るのか?!
しかも二人きり!数時間!!
ドキドキしてましたが、元々大人しくて教育の良く行き届いた良い子なので素直に私の言う事をきいてくれ、本当にホッとした。
途中で…
「お母さん~!お姉ちゃん~!」なんぞ喚き出されたらどうしよう…とそれだけが不安だったのですが、
意外にこの私とのデートに乗り気で、少し照れながらもトコトコ。何か…可愛いぞ?!
私の方がへばってしまってミスドに入り、そこで残りの時間を過ごすことにし、とりあえず食べ物を与えておけば良いかと好きなモノを言われるままに注文。
美味しそうに頬張る姿に、とりあえず餌付け成功と私もコーヒーを啜り、本を開いた。
キノキノのお子達は。
全く子育てと言うものを知らない私から見ても、ホンに良く出来たお子達だと感心するほど、礼儀正しくそして大人しく、素直で良い子です。ついでにお姉ちゃんはゾッとするほど大人びてもおり、シッカリ者過ぎるので、反対にこのお坊ちゃんが少々甘えん坊と言うところが、今回の唯一の心配の種でしたが、
前日に良くキノキノが言い聞かせてくれてたのでしょう。そして、アイテムとして色鉛筆とスケッチブックも持たせてくれてたし、元々、絵を描くのが結構好きみたいなので食べ終わった後は大人しく絵を描き描き…。
私も絵を描くのは嫌いではなく、むしろ好きなので、流石に飽きてきてモゾモゾとしだした頃、その色鉛筆を勝手に奪って、私が絵を描きながら話をしてやったらば、また乗ってきて…。
保育園に上がる前、英語のキッズスクールに少し通っていたこともあったことを思い出し、
「ABCの歌、知ってる?」と聞けば、コクリ。私が歌いながら、逆向きからアルファベットを書き出すと、一緒になって歌いだして…。
結局は「D」までしか覚えていなかったけど、続きを教えてあげるといえば、素直にと言うか興味深々で乗り出して食い入るように見つめて…。
「Z」まで書いて、そして数回歌ってあげたら、
「下に日本語でも書いて」と…。本気で歌いたがっているなと何だか私が嬉しくなって、ふり仮名を打ってやれば、
「ABCDEFG~♪」
指で1つ1つ押えながら大声で歌いだした。
周りに座っていた人々から時折、チラチラと見られる視線を感じたので「シー!もっと小さな声で!周りの人もいるからね!」
と言えば、すぐに囁くような声で…。
本当に可愛いなあ~と思い、気付いたら私も一緒に口ずさんでいた。
途中。
隣に座った大学生らしき男の子の2人組から茶化されたけど、無邪気に必死に歌うその子の姿に若者2人も一緒に歌ってくれたり…。
彼らが去った後も、何度も何度も…。
「アルファベット、完璧だね!」
思わずそう言えば、またテレながらはにかんだ。
人と向き合うってのは。
こーゆーことを言うんだと、改めて私は教えて貰いました。4歳の男の子から。
こちらが投げた分だけキッチリ素直に受け止め、そして投げた分以上のモノを素直に返してくれる。
ただそれだけなのに…。
素直に。ただ素直に。それだけなのに、大人と言うものは何て厄介なイキモノなんだろう。
本題に入る前に、
時候の挨拶から近況報告。相手を何気に労わる言葉…。えっと本題、何だったっけ?ってか、それより締めの言葉はどうする!?みたいな。
一個前の日記で…。
どうしても届かない声について書きましたが、ぶっちゃけ、
それが現実です。
私が。
1社会人として「ちゃんとした大人」の私が生きる現実です。
どんなに必死に真の声を心の底から叫んでも…永遠に伝わることがない。むしろ、心の声をむき出しにした分だけバカをみる。窮地に追い込まれる。
だから。
皆、それぞれがそれぞれに必死で。飲み込まれないように、見失わないように、自分のことばっかり必死で。
まともに生きる方が疲れるから、サラリサラリと受け流す。流されるのが1番。流れに任せるのが1番。
誰も…人の声に耳を傾けている余裕なんてない。
大人になればなるほど。
「ま、良いか」
ってのが多くなる。もしくは、
「ですよね」
ま、良いか。そうですよね。
流れに流れるままに。でも飲み込まれないように。必死で言葉を探している。なんて答えれば1番ベストなのか、そればかり必死に探している。
相手のことなんて考える場合ではないのは当たり前。そして、
自分の意思なんてのも。
あなたに向けられた、
たった1つの笑顔が。たった1度の視線が。
全てなのに。それすらも気付かなくて。
たった1つの言葉が。たった1度のジェスチャーが。
必死にもがいているあなたを救ってくれる1筋の光なのに、自分に夢中で見落として。
1人1人の顔が違うように、1人1人考え方も生き方も何もかも違う。
それは当たり前のこと。
だからこそ、「向き合う」ってことが大切なんじゃないかと思うのです。
そしてそれは決して困難なことではなくて、たった4年とちょっとしか生きていない人間でも極自然に出来ることなのです。
きっと彼も。
これから先、沢山沢山の辛いこと、困難なこと、悲しいこと、寂しいこと、悔しいこと…そんな苦い思いを沢山経験して、そしていつの間にか…
素直に単純にバカみたいに「ABCの歌」なんて歌うことが出来なくなるかも知れない。
歌う奴をバカにする日がくるかも知れない。
でもどうか、どうか…忘れないで欲しい。
あなたの歌声で救われたバカな人間がいたと言うことを。
「スナちゃん、絵が上手だね」
逆さまからテキトーに描いたのもあって、小学生以下の絵を書き殴って流石に「ヘタクソでごめんね」と思わず言った私に、キャッキャと褒めてくれたその言葉は、
嘘イツワリの無い、でも、優しさに満ち溢れた言葉でした。
20年後が楽しみです。
level.47
今日は休みで、いい加減どうにかせなならんだろ!?とテスト前のような気持ちで部屋の片付けとついでに家事と…そして本題の「オタク作業」にドップリ浸かろうと何気に計画していたのですが、友人のお子の手を引いて歩いておりますた…。
アレ?
こんばんわ、スナです。上のお姉ちゃんの授業参観か何かでどうしても下の子をどうにかせなならん!と言う状態だったけど、ウッカリミスでどこにも預けが出来なくなってしまった!と困った顔で何気に悩んでいたキノキノに、
「私、みてようか?その日仕事休みだし。どうせ1時間くらいでしょ?」
いつものように仕事帰りにフラリ、ノラ猫のように寄ってムッシャムシャと遅い夕食を当たり前のように食べながら私は軽く引き受けたんですが、
ここ最近…遊びに寄っても時間も時間で滅多に顔を合わせていなかったお子と、しかも甘えん坊盛りの4歳の男の子の相手を私なんぞが出来るのか?!
しかも二人きり!数時間!!
ドキドキしてましたが、元々大人しくて教育の良く行き届いた良い子なので素直に私の言う事をきいてくれ、本当にホッとした。
途中で…
「お母さん~!お姉ちゃん~!」なんぞ喚き出されたらどうしよう…とそれだけが不安だったのですが、
意外にこの私とのデートに乗り気で、少し照れながらもトコトコ。何か…可愛いぞ?!
私の方がへばってしまってミスドに入り、そこで残りの時間を過ごすことにし、とりあえず食べ物を与えておけば良いかと好きなモノを言われるままに注文。
美味しそうに頬張る姿に、とりあえず餌付け成功と私もコーヒーを啜り、本を開いた。
キノキノのお子達は。
全く子育てと言うものを知らない私から見ても、ホンに良く出来たお子達だと感心するほど、礼儀正しくそして大人しく、素直で良い子です。ついでにお姉ちゃんはゾッとするほど大人びてもおり、シッカリ者過ぎるので、反対にこのお坊ちゃんが少々甘えん坊と言うところが、今回の唯一の心配の種でしたが、
前日に良くキノキノが言い聞かせてくれてたのでしょう。そして、アイテムとして色鉛筆とスケッチブックも持たせてくれてたし、元々、絵を描くのが結構好きみたいなので食べ終わった後は大人しく絵を描き描き…。
私も絵を描くのは嫌いではなく、むしろ好きなので、流石に飽きてきてモゾモゾとしだした頃、その色鉛筆を勝手に奪って、私が絵を描きながら話をしてやったらば、また乗ってきて…。
保育園に上がる前、英語のキッズスクールに少し通っていたこともあったことを思い出し、
「ABCの歌、知ってる?」と聞けば、コクリ。私が歌いながら、逆向きからアルファベットを書き出すと、一緒になって歌いだして…。
結局は「D」までしか覚えていなかったけど、続きを教えてあげるといえば、素直にと言うか興味深々で乗り出して食い入るように見つめて…。
「Z」まで書いて、そして数回歌ってあげたら、
「下に日本語でも書いて」と…。本気で歌いたがっているなと何だか私が嬉しくなって、ふり仮名を打ってやれば、
「ABCDEFG~♪」
指で1つ1つ押えながら大声で歌いだした。
周りに座っていた人々から時折、チラチラと見られる視線を感じたので「シー!もっと小さな声で!周りの人もいるからね!」
と言えば、すぐに囁くような声で…。
本当に可愛いなあ~と思い、気付いたら私も一緒に口ずさんでいた。
途中。
隣に座った大学生らしき男の子の2人組から茶化されたけど、無邪気に必死に歌うその子の姿に若者2人も一緒に歌ってくれたり…。
彼らが去った後も、何度も何度も…。
「アルファベット、完璧だね!」
思わずそう言えば、またテレながらはにかんだ。
人と向き合うってのは。
こーゆーことを言うんだと、改めて私は教えて貰いました。4歳の男の子から。
こちらが投げた分だけキッチリ素直に受け止め、そして投げた分以上のモノを素直に返してくれる。
ただそれだけなのに…。
素直に。ただ素直に。それだけなのに、大人と言うものは何て厄介なイキモノなんだろう。
本題に入る前に、
時候の挨拶から近況報告。相手を何気に労わる言葉…。えっと本題、何だったっけ?ってか、それより締めの言葉はどうする!?みたいな。
一個前の日記で…。
どうしても届かない声について書きましたが、ぶっちゃけ、
それが現実です。
私が。
1社会人として「ちゃんとした大人」の私が生きる現実です。
どんなに必死に真の声を心の底から叫んでも…永遠に伝わることがない。むしろ、心の声をむき出しにした分だけバカをみる。窮地に追い込まれる。
だから。
皆、それぞれがそれぞれに必死で。飲み込まれないように、見失わないように、自分のことばっかり必死で。
まともに生きる方が疲れるから、サラリサラリと受け流す。流されるのが1番。流れに任せるのが1番。
誰も…人の声に耳を傾けている余裕なんてない。
大人になればなるほど。
「ま、良いか」
ってのが多くなる。もしくは、
「ですよね」
ま、良いか。そうですよね。
流れに流れるままに。でも飲み込まれないように。必死で言葉を探している。なんて答えれば1番ベストなのか、そればかり必死に探している。
相手のことなんて考える場合ではないのは当たり前。そして、
自分の意思なんてのも。
あなたに向けられた、
たった1つの笑顔が。たった1度の視線が。
全てなのに。それすらも気付かなくて。
たった1つの言葉が。たった1度のジェスチャーが。
必死にもがいているあなたを救ってくれる1筋の光なのに、自分に夢中で見落として。
1人1人の顔が違うように、1人1人考え方も生き方も何もかも違う。
それは当たり前のこと。
だからこそ、「向き合う」ってことが大切なんじゃないかと思うのです。
そしてそれは決して困難なことではなくて、たった4年とちょっとしか生きていない人間でも極自然に出来ることなのです。
きっと彼も。
これから先、沢山沢山の辛いこと、困難なこと、悲しいこと、寂しいこと、悔しいこと…そんな苦い思いを沢山経験して、そしていつの間にか…
素直に単純にバカみたいに「ABCの歌」なんて歌うことが出来なくなるかも知れない。
歌う奴をバカにする日がくるかも知れない。
でもどうか、どうか…忘れないで欲しい。
あなたの歌声で救われたバカな人間がいたと言うことを。
「スナちゃん、絵が上手だね」
逆さまからテキトーに描いたのもあって、小学生以下の絵を書き殴って流石に「ヘタクソでごめんね」と思わず言った私に、キャッキャと褒めてくれたその言葉は、
嘘イツワリの無い、でも、優しさに満ち溢れた言葉でした。
20年後が楽しみです。
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2009'06.22.Mon
公開まであと16日!
level.47
何気に開いたみくしぃ~のニュース@バカドリル。寝癖が「?」ってどんだけだよ!?ってか、たまにメガネ上司の頭、こんななってる…。このイラストもメガネだし…え?
でも全く持って母性本能はカスリも致しません。
バカドリル(ttp://bakadrill.com/pc/)
コンバンワ、スナです。苦戦していた案件は奇跡が起き、無事にカタがつきますた。本当に良かった…そして長かった…。
約2ヶ月間。
この案件の為に必死にあらゆるバトルに立ち向かっていた私は、勝利よりも大敗ばかりで…最後の戦いではついに泣いちゃったりもしたけれど、それでもずっと見守って来た(ホントに見守って来ただけ)のメガネとそのゲームのエンディングを一緒に目の当たりにした時、思わず、
「この約2ヶ月以上、私の戦いを見守ってくれてありがとうございました」
そうボソリと感謝の気持ちを告げた私に、寝癖が「?」のメガネも流石に感傷的になっていたらしく、無言で差し出されたその手を私も感慨深げに握り返そうとした時、
「スナさん~!電話鳴ってるよ~!!」
カレーライスさんの言葉に、あわわ~。慌てて席に戻るも「あ、切れた」
ま、そんなもんです、リアルRPGってもんは。
今日仕事で。
仕事の内容についてではなく仕事のやり方について、チームの女の子が総リーダーのオッサンにキレますた。
でも私もずっと密かに悶々と思っていたことではあったので、彼女の言い分は全く間違っていないと思うし、反対に彼女の意見は「もっと頑張りたい」と言う意識の上の意見でもあったので、どうにか少しでも彼女の気持ちを分かって欲しいと思いましたが、
結局会社(組織)なんてモノは、「ルール」が全てなのです。
以前の日記でも書いたことがありますが、その組織の「ルール」の罠に私もスッポリとハマって大変な思いをしたことがあり、その時はメガネが、陰で「理不尽なことばかりだけど…」と何気に励ましてくれそして何とか頑張って来れたのですが、
今回の女の子とオッサンリーダーの件については、チーム全体の前で繰り広げられ、しかもリーダーの上のカチョーまでが出てきて物凄く最悪な空気であった為、これから先…チーム自体の雰囲気がちょっとヤバイなと…。
チームの皆は終業時間でもあったし、そそくさと帰って行きましたが、私は彼女の残っている仕事で出来る手伝いをしたいと思い、その仕事の処理で離れた場所に向かっている途中で、
「あ~、そこの痩せている人~」
メガネがフラフラと前を丁度歩いていたのでそうボソリ言えば、
「失礼な!」
あ、聞こえてたのね…。マッチ棒のように細いメガネはスーツが良く似合っていますが、痩せているのがコンプレックスのようで「痩せ」と言う言葉に物凄く敏感です。羨ましいコンプレックスです。
そんなやり取りをしている間も。
席からはギャンギャンとバトっている声が聞こえて…。スグ近くにあった簡易のミーティングコーナーに何気に入って私はメガネに、今戦っている彼女の思い、そしてそのバトル内容についての自分自身の思い…そんなことを話しました。
自分でも珍しいと思うくらい、密やかで真面目な声で話す私にメガネも真面目な顔で真剣に話を聞いてくれましたが、
でも実際今、
このチームで一番苦しい立場に置かれているのはこのメガネ上司なんだと私は話しながら改めて思い、
「でもねっ」
急に明るい声で言った私にメガネもキョトンとしましたが、
「私たちの中で一番辛い立場なのはメガネさんなんだよ。だから、無理はしないで。このままだとメガネさんが潰れるから」
私の声がどこまでどう言う風にメガネに届いたのかは分かりませんが、何とも複雑な顔をして、そして口を開こうとしたその時、
「メガネさん!あのカチョーの名前、何て言うの!?」
突風のようにさっきまでバトっていた女の子がやってきてメガネは慌てて彼女の応対に追われて行きました…。私も彼女の仕事を持っていた事を思い出し、アタフタ…。
ま、こんなモンよ。リアルRPGなんてモンは。
人と人の繋がりってのは本当に難しいです。
だから人は「腫れ物」に触れるかのように接します。当たり障り無くそっと。たまには気付かないフリもします。
それが。
人と人との関わりで一番スマートなやり方だってことでもある。
人の為と書いて「偽り」と呼ぶ。
悶々としたこの今日の私の気持ちをキノキノに話をしたらば、彼女が何気に言った言葉です。
ああ、そうだよな~…。
この言葉はキノキノ自身の言葉ではなく、彼女も受け売りとのことなんだけど、でも痛いとこ付いて来るなと。
でもその「気持ち」が「ホント」なのかそれとも「イツワリ」なのかなんてことは、その人自身にしか分からない。
そして。
その気持ちを投げられた相手にしか伝わらないことなのです。
他人が「それ偽りよ」なんて断言できるものではない。
そもそも「偽り」だなんてハナっから言われる筋合いなんてどこにもない。
どうしても。
一番下っ端のカースト制度で言えば「奴隷」のような身分の私たち下々の声が、このカースト制度に何かしら影響を与えられるものじゃない。だから理不尽な思いを抱えながらも所詮「歯車の1つ」でしかないのだ。
でも。
必死に思いを訴えているその彼女の気持ちが一体どんなモノなのか…ってことをホンの少しでも分かろうとして欲しい。
そして。
その下々の声をダイレクトに受け止め、上に繋げるクッションになっているのがメガネたちであるワケだけど、
でもそのメガネたちの方が私たちよりも何千倍も居た堪れない理不尽な思いを抱えているのだ。
下々の1人でしかない私は、何も出来ないけど、でも、
私たちの心の声が「偽り」なんかじゃなくて、そして同時に、メガネたちの気持ちも少しでも掬い取りたいと思うその気持ちも決して「偽り」ではないと言う事を分かってほしいと思う。
結局は。
明日も明後日もずっとずっと。
何1つ変化の無いくだらない日々だろうけど、それでも、
「人の為に」と思う気持ちは「ホント」の気持ちだと言うこと。
私はそうやって自信を持って生きてゆきたいと思います。
level.47
何気に開いたみくしぃ~のニュース@バカドリル。寝癖が「?」ってどんだけだよ!?ってか、たまにメガネ上司の頭、こんななってる…。このイラストもメガネだし…え?
でも全く持って母性本能はカスリも致しません。
バカドリル(ttp://bakadrill.com/pc/)
コンバンワ、スナです。苦戦していた案件は奇跡が起き、無事にカタがつきますた。本当に良かった…そして長かった…。
約2ヶ月間。
この案件の為に必死にあらゆるバトルに立ち向かっていた私は、勝利よりも大敗ばかりで…最後の戦いではついに泣いちゃったりもしたけれど、それでもずっと見守って来た(ホントに見守って来ただけ)のメガネとそのゲームのエンディングを一緒に目の当たりにした時、思わず、
「この約2ヶ月以上、私の戦いを見守ってくれてありがとうございました」
そうボソリと感謝の気持ちを告げた私に、寝癖が「?」のメガネも流石に感傷的になっていたらしく、無言で差し出されたその手を私も感慨深げに握り返そうとした時、
「スナさん~!電話鳴ってるよ~!!」
カレーライスさんの言葉に、あわわ~。慌てて席に戻るも「あ、切れた」
ま、そんなもんです、リアルRPGってもんは。
今日仕事で。
仕事の内容についてではなく仕事のやり方について、チームの女の子が総リーダーのオッサンにキレますた。
でも私もずっと密かに悶々と思っていたことではあったので、彼女の言い分は全く間違っていないと思うし、反対に彼女の意見は「もっと頑張りたい」と言う意識の上の意見でもあったので、どうにか少しでも彼女の気持ちを分かって欲しいと思いましたが、
結局会社(組織)なんてモノは、「ルール」が全てなのです。
以前の日記でも書いたことがありますが、その組織の「ルール」の罠に私もスッポリとハマって大変な思いをしたことがあり、その時はメガネが、陰で「理不尽なことばかりだけど…」と何気に励ましてくれそして何とか頑張って来れたのですが、
今回の女の子とオッサンリーダーの件については、チーム全体の前で繰り広げられ、しかもリーダーの上のカチョーまでが出てきて物凄く最悪な空気であった為、これから先…チーム自体の雰囲気がちょっとヤバイなと…。
チームの皆は終業時間でもあったし、そそくさと帰って行きましたが、私は彼女の残っている仕事で出来る手伝いをしたいと思い、その仕事の処理で離れた場所に向かっている途中で、
「あ~、そこの痩せている人~」
メガネがフラフラと前を丁度歩いていたのでそうボソリ言えば、
「失礼な!」
あ、聞こえてたのね…。マッチ棒のように細いメガネはスーツが良く似合っていますが、痩せているのがコンプレックスのようで「痩せ」と言う言葉に物凄く敏感です。羨ましいコンプレックスです。
そんなやり取りをしている間も。
席からはギャンギャンとバトっている声が聞こえて…。スグ近くにあった簡易のミーティングコーナーに何気に入って私はメガネに、今戦っている彼女の思い、そしてそのバトル内容についての自分自身の思い…そんなことを話しました。
自分でも珍しいと思うくらい、密やかで真面目な声で話す私にメガネも真面目な顔で真剣に話を聞いてくれましたが、
でも実際今、
このチームで一番苦しい立場に置かれているのはこのメガネ上司なんだと私は話しながら改めて思い、
「でもねっ」
急に明るい声で言った私にメガネもキョトンとしましたが、
「私たちの中で一番辛い立場なのはメガネさんなんだよ。だから、無理はしないで。このままだとメガネさんが潰れるから」
私の声がどこまでどう言う風にメガネに届いたのかは分かりませんが、何とも複雑な顔をして、そして口を開こうとしたその時、
「メガネさん!あのカチョーの名前、何て言うの!?」
突風のようにさっきまでバトっていた女の子がやってきてメガネは慌てて彼女の応対に追われて行きました…。私も彼女の仕事を持っていた事を思い出し、アタフタ…。
ま、こんなモンよ。リアルRPGなんてモンは。
人と人の繋がりってのは本当に難しいです。
だから人は「腫れ物」に触れるかのように接します。当たり障り無くそっと。たまには気付かないフリもします。
それが。
人と人との関わりで一番スマートなやり方だってことでもある。
人の為と書いて「偽り」と呼ぶ。
悶々としたこの今日の私の気持ちをキノキノに話をしたらば、彼女が何気に言った言葉です。
ああ、そうだよな~…。
この言葉はキノキノ自身の言葉ではなく、彼女も受け売りとのことなんだけど、でも痛いとこ付いて来るなと。
でもその「気持ち」が「ホント」なのかそれとも「イツワリ」なのかなんてことは、その人自身にしか分からない。
そして。
その気持ちを投げられた相手にしか伝わらないことなのです。
他人が「それ偽りよ」なんて断言できるものではない。
そもそも「偽り」だなんてハナっから言われる筋合いなんてどこにもない。
どうしても。
一番下っ端のカースト制度で言えば「奴隷」のような身分の私たち下々の声が、このカースト制度に何かしら影響を与えられるものじゃない。だから理不尽な思いを抱えながらも所詮「歯車の1つ」でしかないのだ。
でも。
必死に思いを訴えているその彼女の気持ちが一体どんなモノなのか…ってことをホンの少しでも分かろうとして欲しい。
そして。
その下々の声をダイレクトに受け止め、上に繋げるクッションになっているのがメガネたちであるワケだけど、
でもそのメガネたちの方が私たちよりも何千倍も居た堪れない理不尽な思いを抱えているのだ。
下々の1人でしかない私は、何も出来ないけど、でも、
私たちの心の声が「偽り」なんかじゃなくて、そして同時に、メガネたちの気持ちも少しでも掬い取りたいと思うその気持ちも決して「偽り」ではないと言う事を分かってほしいと思う。
結局は。
明日も明後日もずっとずっと。
何1つ変化の無いくだらない日々だろうけど、それでも、
「人の為に」と思う気持ちは「ホント」の気持ちだと言うこと。
私はそうやって自信を持って生きてゆきたいと思います。
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