2009'08.29.Sat
←きらめき団2009spring開催中!!
level.48
8月28日。無事に「第1回チェコアニメ上映会」が開催されますた。
ご関係者の方々、そして、足元の悪い中、お集まり頂いた皆様方、本当に有難うございました!!
そして本当にお疲れさまでした。
やはり…「ママと子のチェコアニメ上映会」ってだけあって、結局は集中して鑑賞ってカタチは微塵もなかったワケですが(あわわ)、でも、
こうして「チェコ」と言う国について少しでも興味を持って頂き、まるで宇宙の彼方のような存在である遠いその国をほんのちょっぴりでも身近に感じ、異国だけどもでもその国も私たちと何も変わらない極フツーの温かい国なんだよと、そしてこうして愛くるしくステキな文化もあるんだよと知って頂くことが出来たこと、本当に嬉しく思い感謝しております。
どうしても。
初対面はニガテで、しかも!まだ一対一のタイマン?ならば何とか出来ても誰とどう話せば良いのか分からない、大勢の方々を目の前にすると、もう人見知りも良いところのダメ人間になってしまうって言う私の悪い部分が出てしまい、そこんところは反省すべき点ですけども、それでも以前よりはかなり素で色んな方々とお話が出来たのは良かったなあと…。
まぁ。
今回「主催者」の1人でもあり、自分のモトになっている部分についての集まりでもあったワケだから、こちらからアタフタ話しかけなくても自然と色々聞いてくださったって言う事に救われたって部分がかなりあった…と言うダケなのだけども、でも、
本当にやって良かった。心からそう思う。
仕事と、こういったプライベートの掛け持ちは。
本当にきつい割に、地味で誰も何も知らない部分だからぶっちゃけ嫌になります。
でもせめて何かしら楽しんで欲しい!と言う思いはあるから、大したことではなかったけれど、チラシの作成や、そして会場を華やかにする生け花を久々生けたことは、ぶっちゃけ面倒だったし、きっと「なくても良いこと」なんだとも思ったけれど、それでもやっぱり、
当日を楽しんでくれた方々の表情をみて、頑張って良かったなあ…と。
前夜。
ちょうど職場の呑み会と重なってしまい、花については本当に迷いました。
生花を私は使うので、そんなに早く仕入れることは出来ないし…。
メガネに相談して私は呑み会のメンバーには数に入れて貰わず、仕事が終われば走って花屋に直行。
店終い寸前に飛び込み、その場にあった少ない花を見ながら頭でどうにかイメージし、何とか仕入れ完了。
簡易で包んで貰った大きな花束を抱え、電車に飛び乗り、家で水揚げ作業をし、それが終われば再び電車に飛び乗り、駅に着くなり走りながらメガネに電話。
呑み会も終わり寸前に滑り込み~ってな過酷な状況を何とかクリア。
別部署に異動になったけど参加していたカレーライスさんと、そしてメガネと三人で呑みなおし、夜中に帰宅。
朝の6時に起床し、花を生けて会場へ。
誰にも何も言わなかったけど、結構…ぶっちゃけ、きつかった…。
でも。
職場のメガネやカレーライスさんから「準備は終わった?」と言われれば「余裕」と答え、
当日会場では「誰でも簡単に生けられますよ。大したことないですよ~」と笑顔で接した自分が、
嫌いではない。
最近。
謎の病気に侵され、顎が痛くて食事がままならず、常に腹ペコの状態で、それでもイライラしてたし、痛みも必死に所要量を超えて飲んで何とか誤魔化しやってきたという、本当に辛くて長い一週間だった。
だから益々。
自分も責めるし、そして余裕がないからちょっとしたことで落ち込んだりイライラしたりして周りの人々にも随分と迷惑をかけてしまっていた。
こんなんじゃダメだ!と言い聞かせるけど、頑張れば頑張る分、自分を追い詰め、そして何もかもが嫌なことばかりに思えてくる。
被害妄想や自己嫌悪、そしてネガティブ極まりない最悪な「負の無限ループ」に私はスッポリとはまってしまっていた。
そんな中。
今日参加してくれた方の1人に、友人のヨガの先生がいらっしゃり、その方はカードでその人の悩みや不安をアドバイスしてくれるってなこともしていて、普段の私ならば頼まないけども、何故か凄く引っ掛かり、思い切って依頼した。
まぁ、内容は「今年インドに行ってもOKなのか?」ってな依頼でしたが、それよりも、その結論に至るまでのこれまでの私の状況や心境を解きほぐし、そして未来に繋げて結論を言ってくれたと言うそのことに対してが、本当に今、私が求めていることであったので、本当に本当に救われました。
過去も未来も大事。だけど何より「今」が大事。
感受性が激しい私は、どうそれと上手く向き合い、そしてどうすればそれを良い方向に活かせることが出来るのか…?
そりゃ現実はやっぱり容赦なくて、弱い私はすぐにまたのまれてしまうかも知れない。
でも今年の目標でもある「向き合う」と言うこと。これだけしっかり忘れずにいれば必ず道は開けるのだと言うこと。
自分と向き合い、自分を受け入れる。
今の私に一番必要なことで、一番の課題。
気付けば…
謎の「顎痛」もかなり緩和されていた。恐らく、自分からの警告サインだったんだろうなあと…。
昨夜。
ずっとずっと自分が不安に思っていることの1つを、メガネ上司にメールで打ち明けた。
それは私自身で解決するべきことであり、それを相談されたからと言ってメガネは何も出来ないことだった。
だから言わなくても良いことってかむしろ言わない方が良いことだったのだけど、でも、
私が異常なほどまで、必死に職場の呑み会に参加をしようとした理由にもかかわることだったので伝えてみようと思った。
夜中まで呑んで、そして休みだった今日。
寝ることが生きがいでもあるような彼にとって、きっと昼過ぎまで寝ているだろうと思ってたし、返事も期待なんて1つもしていなかったのだけど、結構早い午前中に返事があった。恐らく、起きてスグに読んで返事を打ったのだろうと思う。
「スナさんがそんな風に思っていることがあったなんて知らなくて、本当にすみません」
謝る必要なんて1つもないのに、丁寧に長いメールを返してくれた。
まだ上映会真っ最中にそのメールに気付いたので返事はだいぶ遅くなってしまったのだけど、でも、先生の「人生相談」的な占いの後だったので、素直に返事を返すことが出来、良かったと思う。
「向き合う」と言う大きなテーマに順ずる、「知ると言うこと」そして「伝えると言うこと」及び「受け入れると言うこと」
いつもは。
本当に生意気なことばかり言って、「俺は悪魔の化身か!?」とまで彼に言わせてしまっていたけれど、でも本当は、
私はいつもいつも彼にただ甘えているだけで、でもそれが恥ずかしくて上手に感謝の気持ちを表現出来ないだけだった。
どんだけ仮面を被っているんだ!?とメガネに対して思っていたけれど、でも実は、
一番仮面を被っているのは、この私だった。
優しい、相手を思いやる繊細な返信メール内容に、つくづく自分が情けなくなったけれど、でも普段ならば誤魔化して悪態の一つでもついたけど、
「いつも助けてくれて有難う」
そう素直に返事が出来たその瞬間、ようやくこの数週間ずっともがいて苦しんでいた「負の無限ループ」を抜けた。
私にはまだまだやるべき沢山のステキなことがある。
明日からも頑張んべ!
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2009'08.25.Tue
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level.48
ダウンしてしまいますた。突然ですが。
こんばんわ、スナです。今朝起きたら熱が38度近くあり、吐き気と頭痛が凄まじく、全くテンションが上がらない。
とりあえず会社に行けば、否応無しにテンションを上げざるを得まいと支度をし、家を出たけれど、
向かった先は病院ですた。アレ?
有休が無いってワケではないのだけど、インドで大量消化してしまう予定なのでなるべく使いたくない。
会社に電話した時も、とりあえず診察結果が出てから前半休にするか1日休みにするか判断させてくださいと連絡。
どんだけケチな勇者なんだと…。結局はケチが勝って頑張って後半戦やってきましたけども、もう頭が割れそうで…手の震えも止まらず、意識朦朧の中、ホントにぶっ倒れるかと思いますた。
一体、何だったのか…?とりあえず新インフルでは無いとのこと。咳や喉の痛み、鼻水などの症状は全くなくて、とにかく発熱と吐き気と、何より頭痛を訴えるが医師も「ふぅ~む」と首を傾げるばかり。私も一緒に「ふぅ~む」と傾げてみた。
そうして下された診断結果、
「インフルエンザならば38度以上の発熱になりますんで、とりあえず…風邪じゃね?」
まぁ、見える症状が発熱ってなだけなので、しかもリンパなどは腫れていないので、プロの医師とは言え、これ以上は何とも言えないわな…。
その代わり薬の種類はハンパない。
夏の暑さの疲れと、日頃のストレスと、プライベートでも何だかんだと慌しく過ぎ去った疲れが一気に出てしまったのかも知れないなと。
本日。滅多に会えないクンクンからお誘いを受けていたのですが、やはりココで無理してもクンクンにも迷惑を反対にかけてしまうだけになってしまうので、電話で事情を説明し、とりあえず今日の約束はキャンセル。本当にごめんよ、クンクン。
実家に帰った時、母と珍しく2人で色々と話す時間があったのですが、結局話すことと言えば…仕事の愚痴。
ここ数週間…ってか、今日もだったけど、本当に酷い仕事内容ばかりで溺れる寸前だったので…。
母は黙って聞いてくれてましたが、もう何年も前に亡くなった母親(私からすれば祖母)と、今も頑張って生きている父親(私からすれば祖父)の話をし出した。
私の祖母は…
子供だった私の記憶の中でも、本当に口が悪くていつも何かしらグチグチと思い煩っていた。本人はそれが性格なので全く気付いていなかったのかも知れないけれど、細かいことまで心配性で…。良く言えば自分のことよりも周りのことばかり目に付いて、しかもその人の悪いところや弱点ばかりに気が行って、それらばかりを勝手に心配してしまうと言う、お人よしだったのだと思う。
でも本当に口が悪く不器用だったので周りも中々素直に受け止めてあげることが出来なかった。
それに対して祖父は…
大らかでノンビリユッタリ自由気ままで、自分のやりたい放題。気持ちにユトリもあるから周りの人々にもとても優しくて私の母親も私の祖父からは一度も怒られたことも勿論、手を上げられたこともなかったとのこと。
そんな二人だったから当時としては珍しく、職場内の大恋愛の末の結婚、そして、長年夫婦としてやってきたのかも知れないけれど、祖母は亡くなる何年か前からいつも…孫の私にも、「ジーサン、早く死ねば良いのに…」と口癖のように言っていた。
その言葉の裏にはたぶん…マイペースで勝手気ままでボーっとしている頼りない祖父より先に自分が死んでしまうことを怖れ心配し、自分が亡き後の世界を思い煩っていたのかも知れないなと…。
結果、今現在の現実は…
本当にあっという間に祖母はこの世を去ってしまい、祖父は今も生きている。
ぶっちゃけ、祖父は独身の頃から極度のヘビースモーカーでそれもおそらく関係あるのかもしれないけど、何度も脳梗塞やらで倒れたのに、それでも今も頑張って生きている。
「生まれ持った性格だから中々難しいかもしれないけれど…」
母はそう言って私を見た。
「あまり色々思い煩いなさんな」
母の言葉に私は何も言い返せなかった。
「あんたはジーサンの遺伝子を良く引き継いで左利きだし、頭の渦も2つあるし、ボ~っとしてるし周りを良く振り回すマイペースだけど、そのくせ心配性でお人よしだから、本当は全く自分にとって必要ない問題や心配まで抱え込んでしまう子やったから…ホント母さん、アンタの扱いが分からんやったわ~」
子供の頃、私は母が怖くて滅多に2人で話すことが出来なかった。母も私の面倒は姉にばかり押し付けていた。
「反対に姉ちゃんは、結構度胸があってそして素直な子やったから手に取るように行動や考えていることが分かる。何でこんなにも違う子が出来てしまったんやろ?」
「知らないよ」
母も姉とソックリで素直で裏表が全くない。そしてそれが100%悪気も何もないので嫌味に全く聞こえず、それどころか愛嬌に思えてつい、笑ってしまう。
「頭でゴチャゴチャ考えたらダメ。頭を抱え込むんならその両手を下に持って行きなさい」
「え?」
不思議そうな顔をした私に、母は自らジェスチャーで表わしてくれた。頭を抱え込んだその両手を胸元に…。
「心と相談や。自分の心が『楽しい』と感じることは何や?って」
思い煩うことなく楽しく生きよ。
母は自分の両親の生き方を例えにまで出して、娘の私にその言葉をくれた。
「人の立場に立って物事を考え、一生懸命思いやったり行動したりすることは凄く偉いことやで。でも人の弱い所や不安な所、そう言った…う~ん何やろ?『負』の部分って言うの?何かよう分からんけど、そういうところばかりアンタが心配してもな、結局は無駄なだけで終わってしまうことが大半や。人ってのはな、案外強いイキモノだからアンタが心配せんでもちゃんと生きていける」
「…私、そんなに良い人間じゃないよ」
「うん。だからこそ言ってるんよ。アンタごときが心配しても余計なお世話や」
口を尖らせた私を見て母は苦笑した。
「他人の心配をする前に、自分の心配をしなさい。アンタが一生懸命自分の為に頑張ってそして笑っているだけでも周りに力を与えられることもあるのだから。中途半端なお節介は時に残酷なこともあるのだから」
私が大人になってから…
数年に1度、こうして母と2人でジックリ話す時間を持っている気がする。
子供の私には出来なかった話が今の私ならばちゃんと受け止め、分かってくれるんだと母なりの「教育」を今更ながら実感しています。
口下手で引っ込み思案で…そのくせ感受性だけは人一倍あって、いつも私は姉のスカートを握り締めて影に隠れていた。
学校で苛められても友達とケンカをしても、何も言わずただ1人で泣いていた私を母は知っていながらも、どう声を掛ければ良いのか分からず姉や父に間に入って貰っていた。
母は私のことなんて興味がないんだと思っていた時期もあったけど、でも家族の中で一番、母が私を見ていてそしていつも気にかけてくれていた。
母こそ、私のことなんて思い煩わず、楽しく生きて欲しい。
そのためにももっともっと母や姉のように、しなやかで元気な女性になりたいと強く思う。
思い煩うことなく、楽しく生きよ。
全くそのとおりだ。
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