level.1
久々、馴染みのカフェに入り浸る。
いつもはブレンドコーヒーを注文するところだが、今日はアメリカンコーヒーを選択した。と言って、何か激的に変わることもない。
フツーに飲む。
怒涛のごとく予約し捲くった宿のスケジュールやら、飛行機での移動日やらを整理する。妙に焦って獲得したので、何が何だか分からなくなってきていた。これで空白のスケジュールが一目同然だ。
チェコを旅した、ある芸術家の本を読んだ。この人との考え方や感じ方が、今、私が考えたりイメージしているのとピタリ当てはまるので、ちょっとドキドキした。
チェコの世界的作家、カレル・チャペックの「あいさつ」というコラムが紹介されていた。
チャペック曰く、
「ほかの民族、よその国を理解するのに必要なのは、知識ではなく、イメージすること」
名所、旧跡を知ることではなく、そこに住んでいる人の日常の営みをイメージすれば、ほら、人の顔が見えてくる…。
そんな、ありとあらゆる人に公平に伝えたいと言う気持ち、相手の立場に立ってのコミュニケーション。
さすが、チャペック。
今、必死に訪れようとしている国々、街々の情報収集にいそしんでいるけれど、それよりも大事なのは…、
どうしてその国、その街を知りたいのか!?と言うこと。
ブランドの名も無き古いカシミアのコートを、大切に大切に長い間着るのが当たり前の、そんな人々に私は会いたいのだ。
今1度、原点に戻ろう。
そして同時に。
今、私の住んでいるこの「日本」を、私が知りたいと思っている国々の人々には、どう映っているのか想像してみた。
「SAMURAI SOUL」はまだ…健在だろうか…っ!?
そんな風にイメージしていくと何だか面白い。きゃっほぅー。
『植物が7年かかって育つのと同じ速度で1つのことを作り上げていく』
『モーツァルトのオペラを見ながら、ゲラゲラ笑って手を叩いている』
『不意に現れてはパッと姿を消す、錬金術師たちの迷路』
ああ。早く行ってみたい。
イメージは無敵だ。最大の防具で、最強の武器だ。
※sunaの「妄想」が1上がった…っ!
今日から記録をつけることにする。
一体、何の記録なのかと問われて答えるとするならば…
単なる1人の日本人チビッコが、何か頑張ってるその有様…ってこと。
何か頑張ってんだけど、何をどう、頑張ってんのかは…よう分からん。そして本人もどうしてこんなことに命をかけてしまってんのか、分からないってこと。
でも1つ。確かなのは…
コレをやらない限り、このチビッコは後にも先にも何処にも進めないってこと。
きっとコレは…
チビッコの「人生」と言う長い長い「旅」にとって、無くてはならない「試練の旅」であり、同時に、避けては通れぬ「運命の旅」でもあるのだ。
とても怖いけど、とても不安だけど…。でも。もうやるしかない。やるしかこのチビッコには選択肢はないのだ。
そんな穏やかではない「旅」だけど、でもそれなりに色々目的はあって…。でも何よりも、
「必ず生きて帰る」
これを最大で最終的目標として、旅に出る。
何かを得る為には、何かを犠牲にしなければならない。
この今の生活の中で、犠牲にしてまで得たい「何か」を探しに旅に出る。
どーでも良いけど、
このブログのmain titleになっている「cesta」とは、チェコ語で「旅」と言う意味です。
そして、そのcestaの主人公であるチビッコの名前は、
「suna」って言います。今後、ひとつよしなに…。
そんな感じで。