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cesta 07

かいしんのいちげき

2024'11.08.Fri
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2007'08.25.Sat



level.1

何だか…物凄いことになっているけど、なんちゃことない。

ショッピングモール内にある靴屋の真ん前の通路に、クラゲの入った水槽がドカッと置かれていただけだ。
そしてそのクラゲの写真を撮っただけ。

クラゲがただ撮りたかっただけだ。クラゲしか見えてなかった。でも、撮った後…冷静に見てみればこんなことになっていた。

ちょっと考えれば分かることなのだけど、私にはクラゲしか見えてなかった。だから余計、ビビった。

とまぁ…説明しても、すればするほど突っ込みたいことばかりなので、あまり言わない。(そもそも、どうしてクラゲの水槽が置かれているのか!?とか、どうしてそんなにクラゲに拘るのか!?とか…いろいろ)


とか言いつつ…1つだけ。
クラゲは好きだ。ってか、クラゲが好きだ。大好きだ!!!

別にクラゲの生態とか、種類の名前とか、そんなのは1つも興味がない。どーでもいい。でもクラゲが好きだ。
あのカタチ、あの動き…。1日マルッと見ていたい…っ!!
生まれ変わるなら…の候補でTOPクラスに上がる。

クラゲだらけの水族館があったら間違いなく常連になる。その為、家計が苦しくなろうがどーでもいい。クラゲビンボー。ブラボー!!KURAGE★BANZAI!!


…叫んでスッキリしたところで。

この写真を通して本当に言いたいことは、クラゲがどうのではなくて…。
自分の頭ん中は、恐ろしい程「常識」と言うものに囚われていると言うこと。
だって、ホント凄い…っ!って思ったもの、この写真見て。

クラゲは水中動物で、空中動物ではないと言うこと。

当たり前だ。
だけど…。その「常識」があるからこそ、この写真が面白いとも思えたのだ。

極々…。当たり前の有り触れたこの日常のスグ傍には…
実は「常識」が全く通用しない世界がある。

昔。
世界は平らで、この世の果ては崖っぷちになっていた。とか、
この太陽系は、地球中心に回っている。とか、
そんなデッカイ、神話のような話ではなくても、

私の前では、ぐーたれた相棒の老猫が、実は…
私がぐっすり眠っている真夜中、こっそり部屋を抜け出して、近所の大きな空き家の庭で、近所の猫達と晩餐会をやってんじゃないのか!?とか、

育てている植物たちは、普段は生きているのかどうかも定かではないような状態だけど、夜な夜な仲間達とヒソヒソ囁きあっているんじゃないか、私のダメ出しをしているんじゃないか!?とか、

そんな、ちょっとしたことをふと、思うときがある…。が、何てバカなことを考えてんだ!?と突っ込むよりも、それはそれでも良いかとか思う。


世界的に評価が高いチェコの映画監督、ヤン・シュヴァンクマイエル氏の映画を、今年の6月に生まれて初めて見た。

私にとって…。この監督の、この映画が初めてだったのは、ちょっと頂けなかったかも知れない…と思う。
チェコ人はこんなの見て喜んでいるのか!?そういや「変身」のカフカもプラハ生まれだったな…。

でも…っ!!
クラゲと同じくらい好きだ。ヤン・シュヴァンクマイエルも、カフカも。

「規律」や「法則」…。「常識」に繋がれることは必要だ。極々、フツーにこの世で生きていくならば。
でも、
その「一般的常識の範囲内」から抜け出してみることも、たまには必要だと思う。


今。
仕事で引継ぎ作業を、猛スピードでしているのだけど、あまりにも時間が足りなくて、私の犠牲となっている男性社員はもう、溺れる寸前だ。
何とか腕を引っ張っていないと、ブクブク沈んでしまう。
そんな彼に、私は良く、比喩表現で説明をすることにしている。

「sunaさん…。作業の途中で、他の緊急の仕事が入ったらもう…ワケわかんなくなっちゃうんだけど…」
「そうですね。緊急事態が発生しても落ち着いて、まずは冒険の書をセーブするように心がけてください。」

彼は…。思い切りRPGのゲームが好きなのだ。

「sunaさん。コレ、マスターできましたよ、ようやくですけど」
「そうですか、それは良かった。勇者○は、○○をマスターした…っ!経験値が1アップした。ですね」
「ですねって…経験値1だけ!?」

その人その人に合ったやり方で、時には…面白おかしくやるのが大切だと思う。
どんなに危機的状況でも、ユーモアを持つユトリはないと、絶対に打ち勝つことはできない。押しつぶされてしまうだけだ。

もっともっと。
そんな柔軟な考え方が、考えなくてもサラリと出来るような人になりたいと思う。

そしてそれは…
この「cesta」の目的の1つでもある。

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2007'08.24.Fri
level.1

特に何もしてないのに、最近家にいるとかなりダメ人間になる。

今日もだらだら午前を過ごしてしまい、バカバカ!

気分転換に…新たに手に入れたこのケータイ「ノサダ」から更新なんぞしてみた。ついでに写真もテストしてみた。つうかサラリとノサダとか書いたけど、私のケータイは武士の刀と同等なのだ。ちなみに…国内用のつい最近まで使っていたケータイは、「ヒキサダ」…ホントどーでも良いけど。

撮るものがなくて…我が家です…。
今年の猛暑を何とか乗り切ろうとしている私の必須アイテム、扇風機君。超旧型…。バチンバチンとボタンを押して風圧を変えるヤツです、はい。
今時は、リモコン付きのもあるとのことで…。って、扇風機はどうでも良いよ。
どーでも良いことばかりだよ。

最近…この「cesta」と同時進行で、9月頭に行く小旅行の計画も練ってるのだけど、自分の意外な性格に気付きつつある。まあ、昔から計画を立てるのは好きだったけど、特に「旅」の計画を立てるのは凄く好きなんだと思った。

面倒臭がりで、団体行動が苦手なので、今まで旅行と言うものとは自分は対極にいるのだと無縁に思っていた。

観光地をぞろぞろと大人数で必死に回り、結局は決まったポーズばかりのスナップ写真と役に立たない、訳の分からない土産と疲労しか残らないだろうと旅行と言うものはそーゆーものだろうと思って来た。
でもそうじゃない旅もあり、そしてそれはなんて私のこの人生に必要なものなんだろうと思った。

気まぐれで、ふらふらして、何を考えているのか分からない。そんな野良猫のような私には、旅すると言うことがこの私の人生そのもののような気までしてきた。

まだ…終わってもなく、だから勿論始まってもいないのだけど、こうして新たな旅立ちの準備をしていると、旅と言うものそのもの自体を、いろんな視点で考え、そしてこのつまらない旅の記録を読んでくださっている人々にも旅についていろんな視点で何かしら感じて貰えたらと思う。



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