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cesta 07

かいしんのいちげき

2024'11.01.Fri
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2010'08.06.Fri



level.49


昨夜、近所の定食屋で食べた焼き魚の骨が喉に突き刺さり、危うく呼吸困難に陥るところでした。

子供の頃以来だよ、喉に骨が突き刺さったの。

慌てて家に戻り、んが!と鏡を覗いたら骨が見える位置にあったので、迷わず指を突っ込んで流しのところで「オエ~オエ~」とやっておりましたら、取れました。

意外に気合で乗り切る体育会系です。


こんばんわ、スナです。熱中症にも気を配らねばならないこの猛暑続きの中、何をやってんだってな話ですが、ホントにね、やばかったです。

いつ何時、人は生死を彷徨うことになるか、分からんもんです。

インドでは「不浄の手」と呼ばれている我が利き手を迷わず突っ込んだ私は、これがインドだったら違う意味で、生死を彷徨うところでしたね。インド人らから死刑されてたよ。


最近のイベントと言えば…こんなことくらいしかありません。

仕事では色々ありますが、まぁ、どれもホント、冗談抜きでシリアスものです。

あまりにもシリアス過ぎて、逆に何か笑えますけど。あっはっはー


「あ、どーも、こんばんわ」

飲み物とアイスしか冷蔵庫に入ってなかったことに、晩飯を食べようとした瞬間に気付き、もうアイスで良いかと思いつつ、上記に述べたように最近シリアス続きでボコボコにヘコんでいたし、食べることくらいしか幸せを感じられなかったので、ここは景気付けにSUSHIでも食うか!と(100円寿司が回っているところが近くにある)チャリの鍵を外していると、またもや上のカメラに会いました。

あっちは丁度帰って来たところだったらしく、チャリを置こうとしていたのですが、

「大丈夫ですか!?」

と私が挨拶してんのに被せるようにそう言って来たので何事かと思えば、

「昨夜、ゲーゲー吐いてたでしょ?」

「え…」

聞かれてたのか?!何故!?

「あ、いや、聞くつもりはなかったんだけど、丁度階段上がっていると聞こえて来たもんで…。思わずピンポンした方が良いかと思ったけど、女性の部屋に…」

ゴニョゴニョ言いながら、頭をガシガシ掻いてました。

確かに、このビルの各部屋のドアはハンパ無い薄さで、ドア開けっ放しにしてたっけ?ってくらい、足音とか話し声が聞こえます。

玄関の傍のキッチンの流しでゲーゲー言ってたらばそりゃ…聞こえるよな。

「具合が悪かったんですか?もう大丈夫なんですか?まさか熱中症?!」

良く喋る男だとちょっと感心しながら、

「心配おかけしてすみませんでした。実はですね、魚の骨が喉に突き刺さってそれを取ってたんです」

「は…い?」

「だからですね、魚の骨が…」

あははと急に笑い出したので気まずくなって、

「ご飯食べてくるんで、そこどいてくれます?」

「1人?何食べるの?」

「1人。回る寿司でもと…」

また、あははといきなり笑い出し、

「スナさんって、ホント面白い人だねえ。オレも行く」

一緒に回る寿司を食べました。


「プリン、食べた?」

私達の住んでいるビルの道挟んでお向かいの1階にプリン屋が最近オープンしたので、その話をされたのですが、

「残念ながらプリンが食べられないんです」

「え?アレルギーかなんか?」

「私の人生でのプリン摂取量を越えてしまったので」

「何それ?」

「だから、プリン食べ過ぎて食べれなくなったんですよ」

「それでも食べるとどうなるの?」

「…震える?」

「マジ意味わかんねー!っつか、超弱点じゃなくねってかんなことあんの!?」

「まぁ…弱点ですね。ホントに食べたいのに食べられないんだから」

「ウケるー!」

何だかどーでも良い話ばかりだったのですが、そーいえば最近「笑顔」を見ていなかったなと何気に思った。

どーでも良い話なのに、ホントに可笑しそうに笑っているその横顔は、

仕事でイライラキリキリし、そして結局は落ち込んでいた私のカスカスしていた心に染み、そして、

どーでも良いってのは、こうして疲れ果て落ち込んでグジグジしている今の自分のことの方なんじゃないかと。


職場の仲間も上司も後輩も皆みんな、笑顔の1つなんて、ない。

帰りも遅いから、仕事と関係ない友人たちに会うことすら、ない。


そうやって真っ直ぐ家に帰って、風呂に入って、バタンとベットに倒れこむだけ。

たまに。
定食屋に寄ったかと思えば、魚の骨を突き刺す始末。


そんな私も、ここ最近、笑っていなかったことに気付きました。



「原爆ドームって見たことあります?」

帰って来て、階段を歩きながら私が何気に言えば、

「あるけど?」

唐突な私にちょっと驚いていた。

「今日、広島の原爆記念日ですよ」

ああ…とカメラは言った。

「屋上に行って、黙祷しませんか?」

私の提案にまたもやビックリしていたけれど、付いて来た。

「戦争とかって、実際経験していないから全く分からないんだけど、」

1分間の携帯のアラームを切りながら私は言った。

「分からないから良いんじゃなくて、分からないから知ろうとするべきことなんじゃないか思う」

「うん…そうだねえ」

「昔ね、アウシュビッツに行こうとしたことがあるのね、ああ、まぁ、今日の広島原爆とは直接関係ない話なんだけど、」

「うん」

「でも、途中でスリに会っちゃって…一文無し同然になってしまって結局行けなかったのね」

「そう!?」

「多分ね、まだ来るなって言われていたんじゃないかと…あまり勉強せずに向かったから」

「でもね、絶対また行きたいんだよね」

「スナさんは不思議な人ですね」

「何が!?ってか、どこが!?」

「オレに敬語は使わないで下さい」

「え?ってか、どこが不思議!?」

「敬語使わない方が良いですよ」

「アンタは使ってんじゃん?」

「スナさんは分かりやすい人ですね、敬語ん時はテンション低いときで、タメん時はそれなりのテンションの時。アウシュビッツ、オレも行ってみたいな」

「不思議とか、分かりやすいとか、どっちだっての。アウシュビッツはドイツ人が勝手に呼んでいるだけで、ホントはオシフィエンチムって言うポーランドの都市の名前なんだよ」

「ふうん」



仕事だから。
必死にやって当たり前。お金が絡むことなんだから、必死にやって当たり前。辛くて当たり前、疲れて当たり前。

でも何だかとてもチッポケな気がした。

ワケ分かんない世界大戦に巻き込まれて理不尽に命を絶たれてしまった沢山の過去の人々のことを考えながら夜空を見上げたりしていると。

そして。
やっぱり、笑顔は大切だなと。

戦争という時代を必死に生きた人々も、今、戦争を知らない私がこうして仕事でウンザリ疲れ切っている状態も、

どっちも同じ心だったんじゃないのかなと。

カスカスで、ちょっと触れれば跡形も無く粉々になりそうな…。

そんな荒れた場所には、やっぱり笑顔が一番だなと。



よし、明日も頑張るぜよ。





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2010'07.31.Sat


level.49

家族の歳は数え切れなくても、誕生日は忘れたことがない。

でもだからと言って何かをするワケでもないのだけど…。



こんばんわ、スナです。夏至の頃から比べれば、随分と日が落ちるのが早くなりましたねぇ~。
暑いのは勘弁して欲しいけど、日は長い方が良いな。帰宅時間が明るいとホント嬉しいので。夜の8時くらいまでいつも明るければ良い。暑いのは嫌だけど。

ワガママなことばっかブツブツ言ってますが、北欧の夏とかは白夜とかあるじゃないですか?羨ましい。ってか、そこまで行かなくても良い。チェコとか夏は夜の10時くらいまで昼間のようらしいです。めっさ理想。私が旅した時はあっと言う間に真っ暗になってましたけども。

短い夏を過ごす国の人々のせめてものご褒美なのかも知れない。


おっと、もうこんな時間。グダグダ世間話を述べている場合ではない(世間話だった…)

今日、7月31日は私の姉の誕生日です。でしたって言った方が良いかも…あばば。

家族の中で特に姉の誕生日には何もしないってのが私の習慣ですが、とりあえずメールは送ります。

しかし。
自分の歳すらも数え切れなくなってきたってか、数えたくないってないってな歳になってきているのに、今更姉に「お誕生日おめでとう!」とか、細心の注意を払わないと単なる嫌味でしか取られかねない内容になってしまうので、物凄くシンプルで短いです、メール。
ヘタしたら箇条書きになってしまったりもする…何の報告書?

姉とは。
私が生れ落ちたその時から、光と影のように、全くもっての正反対の人間です。
見た目も、好きなモノも嫌いなモノも、興味のあるモノもないモノも…とにかく性格も正反対。

ノンビリマイペースの私に、いつもガウガウと何やかんや突っかかってくるってか面倒をみようとしている姉…そんな姿を見て、親戚の方々や近所の方々からしばしば、私を姉、そして姉を妹と間違えられておりました…。


姉も私も県外の大学に行ったため、そして私がそのままそこにいつ居てしまい、実家に帰らなくなったのもあって、ふと気付けば、姉と同じ屋根の下暮らした時間はとても短く、だからたまに会って話をしても、話が殆どかみ合わない。

元々性格も正反対だからお互いを理解できること自体、ホント困難なのも輪をかけて、それぞれを取りまき過ごしてきた環境も知らないも同然なので、仕方ないのかも知れないし、姉とはもう一生一緒に住むこともないのだと言う事実も別に大して悲しいとも思わない。むしろ、それがお互いにとって一番良いことだと思う。

たまに数時間会って他愛無いお互いの近状報告をするくらいで丁度良い。

そんな距離感。血は繋がっているのに。この世で唯一の姉妹なのに。そんなもんです。


だから。
私にとって、姉って言うのは、幼い頃の記憶の中での印象が最も強く、そしてぶっちゃければ、その頃の姉の姿が私にとって理想の姉像でもあったりします。

姉だって弱い所やヘタレな部分や情けない一面とかも一杯あるだろうけど、私にとっての私の姉ってのは、

いつも強気で堂々としていて面倒見が良い、真っ直ぐでそれでいて何かどっかがズレていてでも憎めない。

そんな人物です。

今日のTOPのヘタクソな絵は、何年か前に描いたものですが、その前の晩に見た夢の一部だったりする…。

凄いイキオイで寝ている私を起こしている姉の図なのですが、しかも罵声どころか、踵落としとか、ビンタとか暴力沙汰で私を全力で叩き起こしているのですが、

何故か、クマの着ぐるみを着ていると言う…。

しかも…
本人はいたって真剣な表情で私に話しかけて来るもんだから、クマの着ぐるみは間違っていないんじゃないか?むしろ着ぐるみ着ていない私が悪いんじゃないのか?と思って足蹴にされながらもそればかりが気になって仕方なかったという、何とも疲れる夢でした…。

あくまで夢落ち…。

でも私の中の姉は、まさにそんな感じの人です。


結局。
今日、あくまでサラリと送ったメールに何一つ返事すらないのですが、返事がないことを期待していたので、何気にホッとしたり…。そんな姉が私の中の理想の姉です。

変な関係ですみません。


遠く離れていても。
たまに会っても周りからは姉と妹を逆に見られても。

それでも私にとっては世界でたった1人の姉です。いつも私の事を全力で面倒見てくれる、そしてその殆どが空回りしている、たった1人の姉です。

体には気をつけて。

この一年も。
あなたにとって最高にHappyな一年になりますように。

お誕生日、おめでとうございます。



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