2008'07.16.Wed
level.43
「生きる」ってこういうことなんだよなと。
地球をグルリ、一周して探していたものの1つを今日、見つけることが出来ました。
私の話を「凄い凄い」と夢中で聞いてくれたけど、な~んも凄くも何もなくて、むしろ情けない私のその「凄い」旅路の目的の1つが実は、今、こうして私が見ているアナタの姿なんだと言う事を伝えたいけど、でも照れくさくて…。バカみたいに写真を撮るしか出来なくて。
人が生きると言うこと。「人生」と言う旅。そしてその旅の終わりは死ぬと言うこと。
でも終わりだからと言って何も無くなるワケではないと言うこと。
終わりは始まりでもあると言うこと。繋がっていくと言うこと。
決して。
あったことがなかったことにはならないと言うこと。
それを実証してくれているアナタこそ、「凄い」と言うこと。
何年振りだ!?と言うこの街。アナタたちに会いに行っている途中…、
一緒に歩いた通学路、一緒に遊んだ近所が、変わっていなくてもやっぱり沢山変わっていて、何だか記憶が混乱し、アレは夢だったのだろうかと思ったりもしたけれど、
やっぱり過去は夢なんかじゃなく、そして未来もきっと夢なんかじゃない。
この現実の「今」がそれを確証してくれている。
「良い友達を持っているね」と言ってくれたアナタに、誇りを持って「そうだね」と同感できるのも、みんなみんな、
アナタが私に声を掛けてくれて、一緒に帰ったあの日…。
アナタに会えたと言う、過去の私があるから、今、私は、涙が出るほど自慢し尽くしたい、掛け替えのない素晴らしい友人を得てくることが出来たのです。
数は少ないけど、でもみんなみんな大切な大切な友人達です。
本当の「友人」と言うのは、どう言うことかと言うことを教えてくれたアナタは、私にとって1番最初の、
「親友」です。
ずっとずっとこれからも…「お母さん」になったアナタも、
そしてきっと「おばあちゃん」になるだろうアナタも、
私のこの、「人生」の旅路で出会った最初の、
「親友」です。
出産、本当にお疲れ様でした。そして本当におめでとう!
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2008'07.14.Mon
level.43
気付いたら…繁忙期。
この仕事は一年目なので先が読めないってのはあるけれど、大抵、仕事っつうものはどれもこれも根本は同じなので何となく繁忙期が近づいていたのは分かる。
しかし。
ハンパねぇぇぇー!繁忙期。
こんばんわ、スナです。忙しい時こそ冷静な判断、冷静な対応が不可欠。ムキになったら負け。
んなこと分かってんですけど、元々キャパがペットボトルの蓋くらいしかないのでムキャキャー!と大変なことになっております…。
もう机に突っ伏して大声で泣き喚きたい…っ!
今日1日で何度そう思ったことか…。
グダ~とうな垂れて休憩室に行ったらば、同じチームの美人お姉さま2人が先に食事を召し上がっておられますた。
「あ、スナちゃん。今から?」
もう殆ど食べ終わっている美人2人が手招きしてくださったので恐縮しながらもご一緒させて頂く事に…。
「お疲れさまース…」
席についてパンの袋をガサゴソ開けていると、美人の1人のリーダーが、私の仕事の状況を心配してくださり何気にアドバイスをば、頂きますた。流石リーダー。ってか、このリーダーで本当に良かったなあとつくづく思う。
美人だし、優しいし。でも物凄く頼りになるし、何でも的確に答えてくれるし…マジで相談しやすい。
しかし。
それ以上に、このチームで良かったなあと思うのは…。
「ねぇねぇ、スナちゃんは何派だった?」
「はい?」
美人2人に見つめられてドキドキしながらも、遠慮なくムッシャムシャとパンを貪りながら間抜けな声で答えれば、
「子供の時に読んでいたマンガ雑誌」
はぁ…。マンガ…。
「『はなゆめ』か『マーガレット』ですかね」
姉のだったけど。姉が少女マンガ誌を買い、近所の幼馴染みが少年マンガ誌を買っていたので、ぶっちゃけ私はマンガ誌を自ら買ったと言う記憶が殆どありません。
「『はなゆめ』?良く分かんないなあ~。マーガレットは分かるけど。好きなマンガは何だった?」
リーダー…何でこんな話、してんですか?
「『いくえみ綾』とか…あ、『花より男子』は結構夢中になりましたね。ドラマは見てないけど」
「あ~。やっぱ時代が違うね~!マーガレットならば『アタックNO1』でしょ!」
「だよねー!」
あんま…少女マンガを読んでないので苦しみながら答えれば、あっさりスルー…。
つうか。時代が違いすぎる…っ!
超美人の2人なのに、話していることは凄いジェネレーションギャップを感じ、この違和感に戸惑いつつも…
そんな、黙ってれば「きれーなお姉さん」が時代を感じることを、それもマンガについて熱く語る姿はぶっちゃけ素敵★ですた。
いいな。こんな歳の取り方したいなとつくづく思いますた。
アタックNO1、読みます…っ!(そこかよ)
席につけば怒涛の現場。キビキビ皆に指示を出し、にっちもさっちも収拾付かなくなったとんでもない仕事を泣きながら持ってくる部下達の仕事の尻拭いを凛々しい顔で消化していく格好良いリーダーですけど、
こうして一旦離れれば極々フツーの美人おねーさん。
休憩は休憩。仕事は仕事。メリハリがありながらも、その休憩ではとってもフレンドリーなこの人は、
本当に上司として素敵な人だなあと思います。
「スナちゃん、子供の頃ブラックモンブランは何円だった?」
「え?う~ん…。80円ですかねぇ~。今は100円ですよね」
「私の時は10円の時があったよー!」
リーダー、ホントは…。おいくつですか…?
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