2007'10.24.Wed
level.40
「あ、すみません。今、何日の何時です…か、ね…?ちなみにココ、日本、ですよね?日本語で通じてますよね?日本のドコですかね…?」
「失礼ですが…浦島太郎さんですか?」
なんて言われそうなことを言うヤバイ人間、スナです。日本人です。永住権を持つ日本に帰ってきました。
22日の夕方、無事地元の空港に降り立ち、私の保護者兼秘書的役割を完璧に果たしてくれた優秀なきのきのに無事保護され、次の日の23日朝方まで興奮気味の私に付き合ってくれ、しかも我がアジトまで車で送ってくれました。
いやはや、本当に素晴らしい人です、きのきのは。
こんなフラフラちゃらんぽらんの人間が、今こうして愛用のPCからブログをアップ出来ているのも全て彼女のお陰です。本当に有難う。いつもいつも本当に有難う。
そして。
寝てました。わっははー!
昨日、せめて最低限のことわっと、ハローワークと食料買出しには行きましたが、それも殆ど寝ている状態で、危なかった。よくもまあ、チャリで引っくり返らなかったもんだ。(写真参照って、写真まで撮ってる!)
辛い時、いつも思い出していたのが、この場面。
近所をこうして愛用のミニミニチャリで走っていたこの状態が、本当に幸せだったんだと気づいた。
ともかく、ま。
無事に我がテリトリーに戻ってきますた。
そして無事に眠りからも覚醒しますた、あはは…。
先ほど少々。
デジカメさんの中身を解剖していたのですが、ああ…こんなこともあんなこともあったなあ~と振り返っておりますた。
寂しかったり辛かったりばっかだったけど、本当に良い経験だった。
自分と120%向き合った。
ふざけたり、誤魔化したり…そんなこと絶対に出来ない状況で、冷静沈着に、120%常に自分と向き合った。
そうした現状で。
色んなことを見て感じて…。そうすると、眼に映る全て何もかもが、とてもハッキリと、そしてとても美しく懐かしく見えた。
普段は、
心の奥底でヒッソリと眠っているけど、不意に時折目覚めては私を動揺させるもう1人の「何か」の目で、常に世界は映し出されていた。
地元の空港へ向かう飛行機の中で読んだ「翼の王国」と言う雑誌にこんな記事が載ってました。
『2次元の絵葉書の風景をなぞるだけの旅では、美しい地球の本当の姿は見つからない。多次元の視野で見つめると、自然は多くの発見と感動を与えてくれる。そしてそれを見つけるのは私たち自身なのだ』
いつも感じていたけど…でもうまく分からなかった。
私の見ている今、この世界には、他にも存在する。ということ。
写真を撮り始めて…少しずつそれを確認できるようになってきていた。ああ、やっぱり私は間違っていなかった。
そして今回。
リアルに肌で感じたくて私は飛びました。
どんなに素晴らしい、言葉や写真や絵画では表現できないモノを、沢山沢山、肌で感じてきました。
でも。
これら全て…こうして私が自由奔放に飛び回ることが出来たのは全て、背中を押してくれた皆さんのお陰です。
飛び出すその1歩が、どうしても踏み出せなかった。
でも温かな沢山の手が、そっと私の頼りない背中を押してくれた。
そして。
飛んでいる間も、羽がもげてもう飛び立つことが出来ないと嘆いたり、グッタリうな垂れている時、そっと差し出してくれた沢山の手が、こうして再び、帰ってくる力となりました。
本当に、本当にありがとうございます。
私にはまだまだ沢山、やりたいことがあります。もっと、もっと!飛びたい。
ほんの少し、休憩しに帰ってきただけです。
これからも。
この「Cesta」は続いていきます。
「Cesta」とは、チェコ語で「旅」と言う意味です。人生も旅のようなもんだと思ってつけました。
サブタイトルは…何も思いつかなかったのでテキトーですけど(あわわー)、でも人間、いつでも本気でぶつかれば「かいしんのいちげき」を食らわせることができるんです。
それを実証したくてつけました。
この「Cesta」の「プロローグ」の旅での「かいしんのいちげき」は何ですか?と聞かれても、
「全てです」としか答えられません。全てです。
約1ヶ月…2ヶ月近く、こうしてフラフラ世界を旅することが「もう1つの世界」を見ることが出来るのだ。と言うわけでは決してありません。
私も結局は…。
チャリに乗って近所をふら付く自分に戻ったわけですから。
そう。
大切なものはいつでも傍にあります。それを忘れないで欲しい。それを私は伝えたい。
ずっとずっと…応援してくださった全ての方々へ心からのメッセージです。
この今日のブログは。
私をいつも支えてくれるきのきのをはじめ、今、読んで下さっている全ての方々へ捧げます。
本当に本当にありがとう。
そしてくんくん。誕生日、おめでとう。
24/OCT/2007
suna
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2007'10.22.Mon
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