2009'03.30.Mon
level.47
今日。
いつも一緒にお昼を食べてくれている人が私用でお休みだったため、休憩室で皆と一緒に食べようと、一人でいつものコンビニに買出しに行き、何にするか迷っていたらば、
メガネがノソリとやってきた。
一緒に休憩室に戻っている途中で…
何だか妙にソワソワして思わず、「一体いつになったら私の話を聞いて貰えるのでせうか…」と言ってしまった。
この繁忙期。
私語など1つも出来ない状態だし、早出も残業も当たり前。中々落ち着いて「向き合う」なんて時間、誰にもあるワケなく、そしてドタバタキィキィしている私に話しかける隙間も無かったのも悪かったのだけど、
「…新人さんのことでって言ってましたよね?」
と、とりあえずは覚えていてくれたことに安堵しつつ、それでもただでさえうまくまとまらないのに歩きながらなんてもってのほかだったし、結局…
「皆さん忙しいのは同じだし、何だかうまく言えないからやっぱり良いです…」
と、一体何なんだYO!?と言う返答をしてしまったのですが、
「仕事が終わってからが良いと思っていた…」
とも言ってくれたので、今日、
帰りにメガネとガチンコ勝負をしてきました。
22時を当たり前に過ぎてもまだ他のチームの人々も、そしてうちの他の島のリーダーや総リーダーのオッサンも残っていたし、メガネも仕事をしながらだったので、無理矢理の強行突破でしたが、
それでもどんなカタチでもようやく「向き合えた」と言う事にホッとした。
結局は。
一体何をどうしたいのか自分でも分からなかったし、結局はぶっちゃけ、このチーム全体の意識が変わらないとどうしようもない問題であったワケで、私のこの思いが現実に何かに繋がるのを求めるのならば、総リーダーや、その次の立場であるお隣の島のリーダーに相談をすべきなんですが、でも私は、どうしても!
メガネに聞いてもらいたかったんです。
ただ彼がそんな意見を聞かされてもどうしようも出来ないと言う、ただ単に嫌な気持ちになるだけなのは十分私も分かっていた。だからこそ、何度も何度も「やっぱり言わないでおこう…」と思ったりもしたワケで…。
でもそれでも。
ずっと心に引っ掛かり、封印したはずのこの気持ちが、ちょっとしたことでスグに蓋が開いてモヤモヤとなってしまうってのとずっとここ数週間葛藤していたのは事実。
だから。
例え、明日も明後日もずっとずっと…。
何も変わらないとしても、それで良い。
むしろ私は変化を求めてはいない。
ただ、私の気持ちを知って欲しかった。私の直の上司であるメガネだけに。
頭を掻き毟りながら必死で言葉を探している私に、
「大丈夫だから」
とちゃんと1つ1つ聞いてくれるのも、私はちゃんと分かっていた。ここ半年ほど、私のフォローを毎日のようにしてくれてるから。そして、新人さんがやってくるまでは隣でいつもいつも接してきたから。
私のたどたどしい言葉をきっと、頭の回転が人並み以上に速いユキンコレベルの彼にとってはイライラするもので、そして口を挟みたくて仕方がなかっただろうに、それでも、
何も言わずただ、私の言葉1つ1つを大事に掬い取ってくれました。
結局は。
思いの半分も言えてないと思うのですが、それでも、
「本当は…こんな自分じゃないんですよ。確かに口は悪いけど、こんなにもイライラキリキリして、ちょっとのことでキィキィ爆発してしまう自分が、私でも驚いてるくらいで…」
そんな、人生相談のようなことまで口走った言葉に、
「うん、スナさんはとても穏やかな人だと思うんだよね」
と言ってくれただけでも本当にホッとした。元来、いつもは周りからせかされたりお叱りを受けたりしてるカメのような人間なのに、職場では全く真逆の人物になってしまっている…そんな自分に動揺してうまくバランスが保てなくなってたのですが、
ああ、私は私だったんだと…。
皆の仕事のフォローをするのが仕事であるこのメガネや同じ肩書きを持つそれぞれの「上司」に対して私たちペーペーは、
開き直って、「助けるのが仕事でしょ?」と当たり前に上司に頼ったり相談したりするようなクールな考えも私は間違っているとは思わないし、そっちの方がお互いのためになったりもする。
でも私は…。
助け合いたいと思う。きちんと「向き合いたい」と思うのです。
「私は、まだ全然ダメで、今日だってメガネさんに一杯頼ってしまったし、これからだってまだまだ沢山助けて貰わないと仕事にならない人間で、だからこんな私がこんなことを言うのもなんだとは思いますが…」
長ったらしい前置きもジッと私を見つめ、表情1つ変えずに待ってくれたので、思い切って、
「こんな私でもメガネさんの仕事で出来ることがあるのならば、全部私にください」
現実は確かに厳しくて…。
昨日の人間の限界を超えるギリギリの仕事量だったという私の仕事量も、ぶっちゃけ他のチームには、軽く上を行く量を捌いている人も沢山いるし、私だって完璧に全てきちんと自分の仕事が追いついてなどいない。
それでも。
力になりたい。力になれるくらい、強くなりたい。
その気持ちは誰よりも強いと思う。
元上司と今でも何でも話が出来る関係であるのは、同時に、元上司の色んな思いも聞いてきたからだ。
この職場で、上に立つものの辛さや悩みを他のペーペーよりも知っている私は、
きっと同じような悩みや苦労を抱えている現上司のメガネに彼女をどうしても重ねてしまう。
男と女だし、環境だって違うから全く同じであるワケはないのだけども、でも、それでも。
新人さんのことも、それとは関係なくとも、そんなことはどーでもなんだってよくて、ただ、
少しでも支えになれたら良い。
その気持ちだけはどうしてもメガネに知って欲しかった。
「言葉」がニガテの私には、自分が本当にじれったくてきっと、ほとんど伝わっていないかも知れない。
でも決して、今。
言わなければ良かった…とは微塵も思ってません。
本当に本当に話を聞いてくれてありがとう。日が変わろうとしている時間まで、仕事が残っているのにちゃんと手を止めて私の方を向いて、
きちんと向き合って話を聞いてくれてありがとう。
そんな感謝の気持ちで一杯です。
「少しはスッキリした?」
最後にそう聞いてくれて「はい」と答えた私に、嬉しそうにそしてとても穏やかな顔で
「良かった…。話が聞けて良かった…」
そうボソリと呟いた声は、今まで1度も聞いたこともなかったとても優しい声で、本当に何だか泣きそうになったので、そそくさと帰ってしまったのですが、
今度、「聖★お兄さん」の3巻を貸す約束だけはキッチリ付けられてしまったので、一緒に好物のパンでも添えて貸してやろうと思います。
ってか、バトルマンガばっかしか立ち読みしないくせに、こんなちょっとマイナーでオタクっぽいマンガに夢中になっていたことに結構驚いた…。
このマンガを知っている人は、前の部署で一緒に働いていたマニアックな女の子1人だけだったのに~!
つか、マジで「聖★お兄さん」は面白い。オススメです。
とにかく。
今年の私のテーマでもある「向き合う」ってのは、やっぱり私にとってとてもとても大切なことであり、今日また1つ、それを実行できた自分を久々褒めてやりたいので、
levelは一つ、UPでござる。
※勇者スナのレベルが1あがった!特技の「向き合う」が1あがった!
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2009'03.29.Sun
level.46
長ったらしい精神的に病んだ日記を頭に放置しておくのも気が引けたので、他にもやることあるのに上がってきますた。
元上司に、YOGAの4月スケジュールをメールしなくちゃいけないとか…今したけど、やっぱりコレは…しないと。
今日は予想通り。
昨日に輪に掛けてハンパなく忙しく、本当にコレは人間の限界を超えているなと、もう人間ではないキィキィと形振り構わず現上司のメガネに、噛み付かんばかりに当り散らしていましたが、
それでも表情1つ変えない彼こそ、人間じゃないな…と。
結局。2時間残業、そして、
入社して今までで一番仕事をやった結果が出て、カレーライスさんに自慢してましたが、一緒に冷静に分析した結果、
「うん…。今日のコレが人間としてのギリギリの仕事量だよな」と二人で納得。
本当に人間じゃなくなっちゃうところギリギリってのを、改めてリアルに目の当たりにすると、ホントにゾッとする。
今日の報告書まとめ役である、隣の島のリーダーにその報告書を提出した際、そのリーダーからも
「本当にお疲れさまでした!」
と労わりの言葉を言われ、
「ハイ、心底疲れました…。私も人間だったんだとつくづく実感しました。これが限界です」
としみじみ答えておれば、
「人間!?」
とメガネが何言ってんだと言う顔で、クルリ振り返って言うもんだから、
「メガネさんは人間って言うより、宇宙人っぽいですよね?」
と私が素で言えば、
「どこが!?」
その動揺っぷりが、今日1日の怒涛の修羅場では無表情だっただけに、本当にメガネは宇宙人なんじゃないか!?と言う気になるんだってことに気づいてないのか!?
調子に乗って、
「何となく、宇宙人的な匂いがしますもん」
「何だよ!?宇宙人的な匂いって…」
「あえて言うならば、金星人って感じですよね。『ワタシハウチュウジンのキンセイジンダ』って言ってみ?」
「オマエな…」
私は。
常に宇宙人は絶対にいると信じているので、別におかしなことではないと思うのですが、私とメガネのやりとりにまだ残っていた他の人々が大爆笑してますた…何でだろう…。
最近。
また髪の毛を切って少しはスッキリしたのに、時折、何かを受信しているように髪の毛が逆立っているのは相変わらずなので、
やっぱり母星の金星と交信しているんじゃないかと思います。
この前、そのアンテナをつい無意識に触ってしまったのですが、物凄いイキオイで振り返ったので本当に腰が抜けるほど驚いた。
「すんません、交信中に…ついっ!」
「あ、いや…ってか何?交信?」
絶対あれは交信していた。
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