2010'02.09.Tue
level.49
発作を抑えるのに苦労してます。
何の発作って、勿論、牡蠣が食べたい欲求です。
最近、突発的に起こるので自分で自分にちょっと引いてます。たまにボソリ「オイスターソース」とか呟いていることをハヤシライス先輩に指摘されました。
「凄いですよね」
指摘された瞬間、そんな事を言った私に「何が!?」と即答したハヤシライス先輩…妥当な即答です。
「だって牡蠣ソースですよ」
言った自分でも意味分からない。
ナマスカール、スナです。皆さんお元気ですか?
私はあまり元気ではありません。牡蠣が食べられなくて元気ないのもありますが、それよりも実家に帰るのが年々辛くなってきたと言う深刻な現実を目の当たりにして元気が出ません。
先日。
久々に実家に帰省したのですが、引越し事件もあって父が話をしてくれないのです。
火事の件に関して…
母が「父さんには内緒にしとけ」と言ったので、ただ「イキナリ引越しなんかしてゴメン…」としか言ってないのですが、いい歳こいてフラフラ好き勝手やっている我が子にいい加減ショックを隠しきれないってな感じ…あばば。
これで「インドに行きます」なんぞ言ったらそれこそ大噴火が起こってスナ家追放の刑にされそうなので、黙っていることにしますが、
歳を重ねるたび、家族には言えない事が幾つも増えていく…と言う自分にブルーです…。
離れて生活をしている分、仕方ないことも多々あるのかも知れませんが、結局は「親に守られて生きている」と言う現実も確かなことで、それなのに、何1つ、親を幸せに出来ない親不幸者な自分の不甲斐なさに凹みます、それなりに。
今回の帰省は…少々切ないものでございやした。覚悟はしていたけれど。
まぁ、
父さんのことは置いといて…。
地元の友人から県警の音楽隊の無料コンサートに行かないか?とお誘いも受けていたので、トコトコとついて行ったのですが、
ここで少々驚くことが…。
中高と吹奏楽部でクラリネットをやっていたのもあり、こういったコンサートは好きだし、やはり自分のやっていたクラリネットを中心にみてしまうんじゃないかと思っていたのですが、何故か、
パーカッションの1人のオッサンが気になって仕方がなかったんです。
県警の音楽隊のコンサートをきちんとこんな大きなホールできちんと聴くのは初めてだったし、勿論、そのオッサンが知り合いだってワケではありません。初対面ですってか、オッサンは私の存在すら知らない。
一曲目から気になって気になって仕方なくて…。
まぁ、席も1階席で結構前の方だったし、しかもパーカッションに近い側でもあったワケですが、
「あのパーカッションのオッサン、シンバル叩くの上手いよね~」とか、全くシンバルを叩いたこともないくせに一曲一曲終わるごとにオッサンの感想を隣の友人に言うモンだから、友人もウザがっていたのですが、
でも本当にステキな演奏をみせてくれる人だなあと目が離せなかった。
そして。
最後の曲も終わり、アンコールで再び出てきた楽長(指揮者)が、マイクを持ってお礼を言ったかと思うと、
「ここでお知らせがあります。○○隊員」
その呼ばれた隊員こそ、私が始終眼が離せなかったパーカッションのオッサンでした。
パーカッションのオッサンも。
まさか自分が呼ばれるとは思ってもなかったらしく、名前を呼ばれても暫くは微動だしなかったのですが、
「○○隊員にも何も言ってなかったんですが…」
楽長さんは続けて話をしました。
「今年の3月で○○隊員は定年退職をされます。よってこのコンサートが彼にとって最後のコンサートともなります」
ご紹介されたパーカッションのオッサンも私の席から分かるほどビックリの表情をしてましたが、何より私が驚いた。
全く関係ない私ですけど。
「○○隊員、この音楽隊は何年になりますか?」
楽長さんのその質問に、少々恐縮しながら、
「3×年です…」
マイク無しでの返答だからハッキリした年数が聞き取れませんでしたが、30年以上もこの音楽隊を頑張ってきたと言う事に場内の観客は皆、感嘆した。
勿論。
通常のお仕事を皆さんされてます。県警だから、警察官で駐在さんだったり白バイ走らせたり…まぁ、本部で内勤の事務をされたり、とにかく、皆それぞれ警察のお仕事をされているワケです。
パーカッションのオッサンも、警察官として音楽隊員と同じ年数の任務を全うされ、そして今年3月に定年を迎えられると言う事です。
警察官だったら。
早出出勤もあり、当直もあり…と勤務は皆マチマチですが、それでも週に1回は皆で合奏するようにしていますとコンサートの途中で楽長さんが仰っておられましたが、このパーカッションのオッサンもクタクタに疲れた勤務後に、シンバルやティンパニーやらを叩いていたんだろうな~と思うと、
本当に本当に好きなんだなと思った。
そして。
彼自身と彼の身内だけが知っていた「最後の舞台」
その彼の気持ちが、今回初めて聴きに行った私にビシビシと伝わっていたんだと言うそのことが、凄く嬉しかったんです。
見ず知らずのパーカッションのオッサンの人生が。
一体どんなものだったかなんて、ホンの数時間その演奏を聞いただけの私になんかに分かるワケない。
だけど。
思いがこもった彼の演奏は、パーカッションの知識が全くない私にも凄く凄く響きました。
私は。
凄く音痴だし、リズム感も全くありません。中学の部活動で絶対選ばないと思っていた吹奏楽に入部したのも、仲が良かった友人達が全員吹奏楽に入部したからです。本当はぶっちゃけ陸上部に入りたかった。でも1人で帰るのが嫌だった。そんな安易でバカな動機です。
クラリネットを選んだのも。
楽器なんて1つも知らなくて、縦笛なら出来るんじゃないか?ってなホントアホな理由です…しかもクラリネットの名前すら知らなくて、「あの縦笛、何て言うの?」と隣の人に聞いて希望パートを提出した…。
そんな私だから。
本当に苦労したし、何度も何度も辞めようと思ったけれど、それでも毎日毎日1人、朝練→昼練→居残り練までバカみたいにやって…気付けばパートリーダーやらセクションリーダーにもなっていました。
吹奏楽が好きになっていたんだなと。
大勢の色んな人が集まって、そして1つのモノを創り上げるってのが凄く好きです。
感動します。
人数の多いクラリネットパートを誇りに思っていたのも。色んな性格の人が同じ楽器を愛し、一つになるってのが出来るからだった。その分、他のパートより苦労が耐えなかったけれど。
オーケストラで言えば、バイオリンやビオラに値するクラリネットは、曲の主旋律を担当することも多く、そのくせトランペットやサックスのように華やかで目立つ楽器ではなく、ぶっちゃけ縁の下の力持ち的な存在ですが、でもいつも歌うように演奏できるこの楽器は、音楽音痴の私には合っていたのかも知れない。
だから。
クラリネットとは真逆とも言っても良いくらいのパーカッションさん達が私には本当にお手上げのパートだなとつくづく思ってた。
どんな曲なのか楽譜を見ただけでは分からないし、勿論、1人で練習しても、パートで合わせても「何の曲?」ってなパーカッションさん達。
でも。
その一曲を盛り上げるためには絶対不可欠な存在であるパーカッションさん達。
シンバル1つ、絶対にミスは許されない、誤魔化されない(オマエはどんだけ誤魔化してきたんだと…)
それくらいの知識しかない私にも。
そのパーカッションのオッサンの思いがドーンと伝わったと言う事が本当に嬉しかったんです。
シンバル1つ、ティンパニーの音1つ、他、何て言う名前なのかも知らない楽器1つ…その1つ1つの音にオッサンのこれまでの3×年間の思いが込められていたんだなあ~。
慌しい日常。謝ってなんぼの仕事。疲れ果て何もする気が起きない部屋…。
一体、いつまでこんなノンキなことをやっているんだと言うシビアな現実。
自分自身のこれからのことを本気できちんと考えていかないとならない、時間が限られていると言う、この自分の人生の現実に凹んだのだけど、
パーカッションのオッサンの最後の演奏は、本当に私に勇気や元気を与えてくれました。
色々あってこその人生だなと。
パーカッションのオッサンだって。
仕事やプライベートで沢山沢山辛い事や苦しい事あっただろうけど、それでもこうして存在すら知らない1観客に自分の思いを届けることが出来る。
諦めず、自分を信じて。「好き」だと言う思いを歌うように届ける。
私もそんな人生を送りたいと思った。
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2010'01.29.Fri
level.49
どんだけグータラな一ヶ月なんだと…。
たま~に。
この上記サイトで何故か遊んでしまうのですが、今回のこの結果はちょっと衝撃だったので思わず保存。
他のモノ…例えば「会社」とか「学校」とかでもやってみましたが、どれもこれもダメ人間ばかりの集まりとなる結果ですた…。
ぐうたら社員90%、マッスル社員10%って何の会社だよ。
こんばんわ、スナです。確かにグータラ人間です。3日間ほど何もしないで空虚を見つめていたい。でもマッスルではない。
今度の3月くらいでYOGA歴が1年程になりますが、相変わらず筋力が付くどころか、最近はマジで骨や筋などがギシギシと悲鳴をあげるのでたまりません。
YOGAをすると体が柔らかくなると思ってらっしゃる人もおりますが、決してそんなことはありません。勿論、柔軟運動的なモノもありますが、基本、マッスルです。
ポーズを取ってプルプル小刻みに震えています。
同じ血肉で出来ているハズの姉は…
全く持って「骨や筋が痛い!ギシギシ鳴る!」なんぞの言葉を今まで聞いた事も無ければ、それこそ筋肉痛の話も1つも彼女の口から聞いた事がないし、何気に彼女の体はマッスル体型になりつつあります。
YOGAの先生達の身体つきに限りなく近づきつつあります。
しかし。
筋力は全く付かず、筋肉痛と言うどころか骨や筋が悲鳴を上げている私の体…何故にこうも違うのか!?本当に家族なのか!?
まぁ、週に1・2回行ければ良い方のたかが1年程の人間と、ほぼ毎日のようにマッスルマッスルやっている数年の人間とでは比較にならないのかも知れないのだけど、
自分、続けても体大丈夫なのか…と少々不安はあります…。
ま、何事も程ほどに。ですな。
その分、本当に風邪を引かなくなったし、慢性的な頭痛と胃痛が殆ど無くなりました。
YOGA効果なのかは分かりませんが、でも確かに良い気分転換にはなっています。
頭を空っぽにしてドッシャーと汗を掻きながら自分の体とジックリ丁寧に向き合うってのは合っているのかも知れない。
珍しく、一昨日、昨日と続けて行って、本日。
ベットから起き上がるのもやっとの、本当にギシギシ音が周りに聞こえているんじゃないかと思うほどの体でも、本当は今日も予約をしていて張り切って行くはずだったのですが、
相変わらずインフルエンザや風邪で半分くらいの人数しか仕事に来ていないので、当たり前に残業で泣く泣くキャンセル…。
OLさん向けに、夜の時間帯のレッスンも充実してはいるのですが、流石にそんなに遅くまでマッスル出来ない。常識的時間帯です。
つうか、
マジで何でこんなにもこの部署のこのメンバーは、何度も何度も当たり前のように体調不良者がいるのか!?ってのが本当に腹立たしい。
私もインフルになりたくて仕方がない。
基本、グウタラ人間ですから。
今年こそは。
海外に飛び出すぞ!と言う事で、また最近英語のお勉強もやっています。まぁ、私が今度行こうと思っているインドこそ、英語とか関係ないような気もしますが、とりあえず…。ヒンズー語とかの方が本当に分からない。
会社に。
それこそフラフラと1人でたまに海外に行っている男性がいて、別の部署の人なんですが何故か結構仲が良くて(同じニオイがするのかも知れない…)その男性とたまに英語の感嘆詞を言い合ったりします。結構面白いです。周りからみるとカナリの変人ですが。
私がインドに行きたいって言う事も、そして引っ越したことも知っているのですが、
「スナさん、いつ行くんだよ!?」
と毎回行ってきますが、引っ越して金がないんだよ!と言い返せば、スナさんも波乱な人生やってるよねとシミジミ言われてしまった…彼だけには言われたくなかった…。
その引っ越した先の今のビルでも…
上の部屋のカメラマンもたまにフラリ1人海外旅をするアウトローな人間だと不動産の担当者から聞いていたし、そしてこちらもやはり同じニオイがするのか、何故かしらこのカメラヤローにだけはしばしば遭遇するのですが、
「インドは行った事がないなあ~。でも行ってみたいよね。でも帰って来れなくなっちゃうかも~」
と1人で妄想してそして1人でその妄想を突っ走っていました。
確かにその気持ちは分かる。あまり分かりたくもないが。
上記にご紹介した、
海外1人旅(半分バックパッカー)のどちらの男性も。
凄く個性的で独特の…「自分」を持っている人で、全く別のタイプの人間なのに、何故かしら同じような感覚で接してしまうのは、
「自分」を持っていながらも周りにスンナリと心を馴染ませる人たちだなと感じるからだと思う。
他人の意見を構えたり拒んだり否定したり…そんな事は決してせず、あるがままを受け止め、だからと言って自分を見失うこともない。
人生を楽しんでいる。そう感じたからだと思う。
「インドに行って何をしたいの?」
カメラヤローにそう言われて、少し考え、
「ガンガーのほとりでYOGAのポーズを取りたい」
そう答えれば、
「なるほどね~。確かにスナさんならフツーにやってそう。だって、今だってYOGAしながらオレと話してんだもの」
丁度休みの日に。
珍しく暖かくて天気が良かったので、屋上でYOGAをしていたらカメラヤローがやって来てフツーに話しかけてきたからです。
「これ、結構難しいね!」
ポーズを教えろと言うので、木のポーズを順を追って教えてやれば、恐ろしい程フラフラと揺れるその姿があまりにも面白くて思わず笑えば、
「初めて笑った」
とニヤニヤしながら言われた。
Stay open to others, listen to them, but always look into yourself.
まわりに心を開いて、まわりの声をよく聞いて、でも常に自分自身を見つめること。
グウタラな私には、こんな大忙しのこと中々難しいけれど、YOGAのポーズを取るのと同じように、1つ1つユックリ順を追って焦らず楽しくやっていけたらと思います。
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