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cesta 07

かいしんのいちげき

2024'11.07.Thu
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2007'10.05.Fri
level.30

と言いつつ写真は天気予報ですけど…ポーランドの。


只今、夜中の3時前ナリ。10/6。

そして勇者はワルシャワにいます…

本当はクラクフと言う、ポーランドの南の小さな街にいるハズだったんですが…

そして今日の昼にはミュンヘン経由で北米サンフランシスコに一気に飛ぶ予定だったのですが…

本日6日夕方、空路一気にっではなく、予定を一気に越えて、カナダトロントに飛びます。

このブログアップも少々空いてしまった…

そのワケは、

一個前の、ワルシャワフレデリックショパン国際空港に向かう途中のバスでやられてしまったからです。

本当は無事にカナダに着いてユックリアップしようと思ったのですが、そして眠いのですが、もしかしたら日本から連絡が入るかも知れないのでもうちょっと頑張る為にブログアップしてます。なんじゃらほい。

ポーランド人は本当に良い人々です。

旅もだいぶ慣れ、アレだけ気を引き締めな!と言い聞かせていたのに、油断してしまった勇者が悪いのですが…財布をスラれてしまったのです。

しかも、超重要財布を…

cardは全て&cashも…ほぼ一文無しになってしまい、はぁ!??と一瞬、ワケが分からなかったのですが次の瞬間、頭の中が真っ白になって大パニックに陥っておりますた。ワルシャワの街の片隅で…(気付けば何故かバス降りてた)

魔物に所持金全部盗まれた!ですよ…

日本でも今まで生まれてこの方、財布もケータイも鍵も無くした事がない、ボケッとしてるワリには結構ガードが固い人間なんですが、そして常日頃も小銭と定期券位しか持っていなかった人間ですが、ココ、ワルシャワ…

言葉も知り合いも銀行のcardもcreditcardすらない…

え…!?みたいなね。


今まで仕事で…
切腹もののトラブルが何度かあり、営業と一緒に土下座したこともありますが、今回は本気でチェコとは違う「dead…」で終わっちまうのかよぉぉぉ!と本気で焦った。


しかし、
そんな大混乱の勇者を沢山の方々が助けて下さり、何とか命は繋がっとります。

でもやはりcreditcardがないのは(勿論、stopしてるYO!ゆきんこ、大変お世話になりました。あ、きのきの、再発行の通知が来るから机の上に投げつけといて)何とも頼りない、まさに攻撃呪文も防御呪文も回復すらも出来ない、単なるpowerバカなんでクラクフとシスコは断念した次第でございます。

それでも帰国しないのは…
単に諦めが悪い人間だからです。

こんなこと書くと凄い心配されるかも知れないから本当にカナダに着いてアップすれば良かったんですけど、ま、意気込みをば…


昨日は本当に長い一日で、でもあまり記憶がない感じ…
でも、ポーランド大使館の方々や、私を支えて下さってる日本や遠い海の向こうの大切な仲間たちが、物凄く親身にそして全力で力を貸して下さり、本当に人の温かさに触れました。

そして、とても苦い経験でしたが、大変勉強になりました。

「旅」と言うものは…
やはり私にとってとても実りあるものです。

苦しいこと辛いこと不安なこと…沢山沢山あって、でもグッと耐えて冷静に冷静に…ユックリで良いからといつも言い聞かせて、必死に歩いてきましたが、今回はつい抑えることが出来ず涙を溢してしまいました。


でも時にはそんな弱い感情を表に出してしまっても良いんだと…

そーゆー自分自身の心についても勉強になったし、何より本当に心強く、とても温かい人々がこんなにも私の周りにはいるんだとヒシヒシ骨の髄まで痛感しました。

お世話になった方々、本当に有難うございます。心から感謝してます。

本当は、
一刻も早く帰国して、元気で無事な姿を皆さんに見せたいけど、でもごめんなさい。


このCestaは、私自身を第一に考え行動しているものです。ワガママの局地です。

その為に…
旅立つ前、沢山の犠牲も出しました。

何かを自分の手にするならば、それ相応の代価が必要だと言う覚悟を私はしてきたんです。

今回のスリの件も…
大きな、生まれて初めてと言って良いほど大きな代価を支払いましたがその分、得たものもとても大きかった。

今回の旅はカナダトロントが海外は最終になります。

でも帰国し、旅は終わってもCestaは続きます。

旅立つ前に支払った、沢山の犠牲の代価として、旅の途中で様々な抱えきれない程のものを得て来ました。

それらを帰国後、ひとつひとつ確実に自分のものとするために、Cestaは続きます。


どーでも良いけど…ワルシャワであってた日本のアニメは、NARUTOっつうのです。知ってる?私は知らなかった…

昔、親父と暇で映画を見に行った時、映画を選んでいた私の側を離れ、チビッコ共と一緒になって、そのNARUTOの予告アニメを夢中で見ていた親父の背中が忘れられなくて覚えていたのですが…意外に面白かった。

このアニメでポーランド語で、
はい→タク
いいえ→ニェ
有難う→ヂュンクィー
であることを学びますたうふ。

つうか日本から連絡ないからもう寝ます。

ドブラノツー(おやすみなさいー)



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2007'10.03.Wed
level.29

ワルシャワ最後の朝です、オハヨウゴザイマス。只今AM10過ぎです。10/3

え、もう!?てなイキオイですけど事実です。

本当はジックリ派としては納得行きませんけど、色々あるんす…

今日は同じポーランド国内のクラクフと言う街へ飛びます。

いよいよアウシュビッツが近付いて来たYO

でも桐渕サン曰く、テレジーンの方が辛かったとのことなのでそこまでドキドキはしてないですけど日本語ガイド付きと言う贅沢をしてますからね、期待はしますよね。

アウシュビッツはドイツ読みで、ポーランド現地のその土地の呼び名は[オシフィエンチム]と言います。

この有名な場所が、実はポーランドの端の片田舎にあると言うこと、そしてアウシュビッツそれ以上の様な収容所が各地に沢山あったことを知ってますか?

私は知りませんでした。

ユダヤ人のことすら、ナチスとか戦争とか歴史的背景は何1つ無知ですけど、とにかくこの体で感じたい。その思いだけで今歩いてます。


でわでわ。クラクフへGO!


ちなみに…
写真はスターリンの贈り物のビルです。まだ早いけど空港へオッチラ向かってまつ。

しかし。確かにやりすぎだよコレ…



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