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cesta 07

かいしんのいちげき

2024'04.25.Thu
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2009'07.11.Sat


←きらめき団2009spring開催中!


level.48


いつかのお正月に。
お参りに行った神社で、私が撮った両親の写真。未だに使いこなせていない「スメ8」と言うトイカメラでパシャリ。
やっぱり…使いこなせていない…。

こんばんわ、スナです。ぶっちゃけ今回のきらめき団「自由」は、この写真を元に組み合わせて行こうかと思ったのですが、この写真の存在感があまりにも強すぎて、未熟な私にはどうしても出来なかった…てなわけで、この写真も今回のきらめき団ボツ写真だったりする。

どーでも良いですが、父の首に巻いているマフラーは、私の手編みです。


一昨日。
ウチが燃えました。









………。


ここまでこんな風に書くと、まるで実家が燃えてしまったような感丸出しですが、燃えたのは私の住んでいるこのマンションです。

って、どっちにしてもヤバイって!

そう、ヤバかったんです。本気で怖かった。


まぁ、実際は。
こうしてノンキにPC打っていられるって状態なんで、私の住んでいる部屋は何事もない状態なんで、ご心配なく。

出火場所は、下の階のナナメナナメナナメの部屋(分かりにくいな…)ってか、その部屋しか燃えていないので、たぶん、両隣も今もフツーに暮らしているんじゃないかな…と。

ってか、暮らせないとホント困ると思う。


消防隊員の。
言葉以上の迅速な対応によって、被害を最小限に押えることが出来たってことですが、隊員の話によれば、その部屋は全焼したとのこと。


世の中は。
出勤ラッシュ真っ最中の朝だったのも不幸中の幸いか、その日は遅番で、さっき寝たってな私は、ウトウトまどろんでいたのですが、けたたましい警報ベルの音にイライラ。

その後すぐに消防車のサイレンが聞こえ、ようやくこれでユックリ眠れる…なんぞノンキに100%、誰かのイタズラまたは誤作動だと思っていたのですが、

「これは本当です!逃げてください!!」

サイレンも警報ベルの音も遮るほどの罵声。…え?

外も慌しく駆け回る足音やドアの開け閉めの音が聞こえ、ようやくムクリ。

何気に窓をあけ、ベランダに出れば…


水、コッチ向いてるー!?

ホースの凄まじい放水が見えたかと思えば、一瞬にして目の前は真っ白になりました。

煙です。その煙に巻かれた瞬間、物凄い恐怖が押し寄せ、同時に、
ドンドン!!
激しく叩かれるドアの音。

着の身着のまま、ドアを急いで開ければ、TVや映画でしか見たことがなかった完全防備したファイアーマンの巨体が。

「早く逃げて!!」

「…ホントに!?うちのマンション!?」

「そう!早く!!」


廊下を見れば、慌しく駆けて行く着の身着のままの住人達の姿が…。頭も真っ白になり、そのまま私も飛び出し、マンションの外まで出たのですが…


ミルうううううううー!!!!


猫、忘れました。




再び、ダッシュでマンションに戻り、

「ミル、どこー!?」

まるで映画か何かのような状態。肝心のミル公は、ベットの下の衣装ケースの間に逃げ込んでおり、手が届かない。

「ミル、出てきなさい。逃げないと死んじゃうよ!?」

半泣きしながら必死に手を伸ばすけど、弱弱しく鳴く声しか聞こえない。

「お願いだから!!」

ベットをひっくり返そうとしたその時、警報ベルの音がピタリと収まり、放水も終わったようで急に静かになった。

恐る恐るベランダに出てみれば、あんなに凄かった煙も無くなっていたので、鎮火したことがようやく分かりました。

それでも。
頭が全く動かなくて、気付けばキノキノに電話してたのですが、彼女の声を聞いた途端、涙がドワー!と溢れ、喋るに喋れない。

朝の。
慌しい時間帯に。

パニックも良いところの私に、とてもとても穏やかで優しい声でずっと付き合ってくれて…電話をしだして約1時間後、ようやく頭が回りだし、感覚を取り戻すことが出来たってなワケですが、

本当に、本当に怖かった。


状況確認で。
恐る恐る外に出てみれば、丁度真上の部屋に位置する住人と1人のファイアーマンが部屋をチェックするため居たので、話しかけてみれば、

「もう、大丈夫ですよってか、居たんですか?!」

私の倍はありそうな、まるでクマのような大男のそのファイアーマンは、煤で真っ黒の顔をしてましたが、とてもとても優しい顔をしていて、

「…これからもここに住んでも大丈夫なんですか?」

なんぞバカな質問をする私にニッコリと笑いかけてくれたので、

「…怖かったです」

思わず、そんなことを言ってしまった。



こんなにも。
パニックに陥ったのは、ポーランドで財布を掏られ、ほぼ一文無しになってしまった以来だと思う。

実際。
本当にピンチに陥ると、あまり表に出ない人間です。普段は大袈裟すぎるほど、リアクションが大きいのですが、本気で頭が真っ白になると、何もかもストップしてしまう。

だから。
本当にピンチだと言うことがあまり周りには伝わらないみたいなんですが、

「…お話があります。後で良いですか?」

出勤した途端、小声で話しかけた私にメガネ上司は不思議そうな顔で頷き、朝のミーティングが終了し、そのまま簡易のミーティングルームに残った私の顔を覗き込んだ。

「今朝、7時30分くらいにですね、」

「うん?」

「…ウチが燃えました」

「………え?」

長すぎだろ、間。

「あ、私の部屋は大丈夫ですよ。燃えたのは下の階の部屋で…でも全焼したんだって」

「………マジ?」

「………帰って良いですか?あ、とにかく後半休でお願いしたいんですが…」

まだ来て数分。仕事も何も触っていない状態で「帰って良いですか?」

「………え?あ、まぁ…え?!」

しきりにメガネを上げながら、メガネも混乱。

「とにかく、今日はリーダーも休みだから、○さんに相談してみてから…」

どうしても他の人にはこの内容は知られたくなかったので、一瞬私はドキリと不安になったけど、

「○さん、スナさん、その~体調が悪くて今日、後半休取っても良いですか?」

サラリとそう言ってくれたメガネの機転に、意外に思いつつ感謝しながら、

「え?!スナさん、大丈夫ですが?!何ならすぐに帰っても良いですけど?!」

リーダーのオッサン代理の○さんはビックリしながら言った。

「あ、いえ…。今日約束のもあるし…ニャーギャーやって帰ります…」

「え?何て?ニャ?メガネさん、通訳願います」

「あ~。パパッと仕事片付けて帰るそうです…」

「あ、そ…。とりあえず後半休願い俺に頂戴ね」


殆ど寝てなかったし、何が何だかわけの分からない、映画の中のような状態から、有り触れたいつもの職場。

私はその時、やっぱりおかしかったなと今なら分かります。いつもの日常の中で、平常に振舞って、必死に仕事をやっつけ、いつも以上に没頭した気がするけど、ぶっちゃけ殆ど記憶がありません。


「ワガママ言って、ごめん…」

皆は食事休憩で居なかったけど、バタバタと1人忙しそうだったメガネは、休憩時間をだいぶ過ぎてもまだ席にいた。

ボソリ、そういった私をチラリ見て、

「大丈夫?」

「…はい」

「ホントに?」

「…ショックだったし、怖かった」

「うん…」

「帰ります…」

「うん。あ、さっきの引継ぎのヤツはちゃんと見ておくから」

「うん、オネガイシマス…」


その夜はキノキノにずっと付き合ってもらいました。前の昼からずっと飲み物以外、口にしていなかった私は、彼女の作ってくれた温かいクラムチャウダーを口にしてようやくそこで、

あ…生きてるんだ。

そう、実感した。



帰り。
恐る恐る非常階段から覗いてみた2階は。

玄関側の廊下は真っ黒で、鉄の結構重たい部屋のドアも熱でグニャリと変形していた。

何よりもニオイが凄まじくて、改めてぞっとして私は2階の廊下に足を踏み入れることは出来なかった。



ミルも。

帰って来た時は何とかベットの下から出てきたし、猫の扱い方を知っているキノキノにゴロゴロ甘えていましたが、

いつもは寝相の悪い私に嫌気を指して床やらクッションやらに寝ているのに昨夜はピッタリと寄り添って朝まで離れなかった。



1人で暮らすってのは…こーゆーことです。

全て自分で戦わないとならない。そして打ち勝たなければならない、絶対に。


そりゃ、キノキノのように、物凄く本気で支えてくれる大切な友人もいるけれど、

一昨日も、昨日も。

出勤のため、家を出る時が本気で戦いだった。もし…帰って来た時、私の部屋があの全焼した部屋のようになっていたらどうしよう。そんな思いがグルグルと渦を巻いて、キチガイのように何度も何度も点検しないと気がすまない。

電車の時間ギリギリまで何度も何度も。一度エレベーターのところまで行っても、また走って部屋まで戻ったりしている。

凄くきついです。

でも打ち勝たないとならない。


「大丈夫?」

今朝、出勤して隣の席のカレーライスさんと雑談していた私の頭に声が降ってきて見上げれば、メガネが心配そうな顔で見下ろしていた。

「…色々あるけど、とりあえずは。昨日も友達がずっと居てくれたし」

「…そう」

「昨日は、ホントにごめん。でもホントに昨日は、きつかった」

「うん…。あ、あの引継ぎのオーダー、無事に済んだから」

何の話?って顔でカレーライスさんは見ていたけど、それでもどうしても口に出して話をする気にはなれなかった。

本気でピンチに陥り、参りきっている自分を出すのはニガテなのです。


ポーランドで大使館の人に保護され、色々と優しくされたとき、

「そんなに優しくしないでください…」

思わずそう言ってボロボロと泣いてしまった。人の優しさは本当に胸に痛いです。

参りきって弱りきっているときは特に堪える。



でも何故かしらメガネ上司には、素直に話が出来たのはきっと、普段からヤツはあまり感情を表に出さないし、優しい言葉も滅多にかけてこない非情な人間ってか金星人なのだからだと思うのだけど、

ただ単にうまく言葉を選べない人なのかも知れない。一昨日は本当に酷い顔をしていたと思う私以上に、心配そうな酷い顔をしていたのは事実。

そこを利用してしまう私こそ、非情だと思う。


とまぁ。

色々とありますが、元気です。ちなみに全焼した部屋の住人がどうなったのかは分かりません。結局は、宇宙の彼方の金星よりも遠い、隣近所だと言う事です。

ただ、何がいつ、起こっても本当におかしくないんだなと。生きているって言う事は、それだけで、映画以上のドラマなのかも知れない。


皆様も火の元には十分、お気をつけくださいませ。


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2009'07.09.Thu


←「きらめき団2009spring」開催中!!


level.47


昨日も。
仕事帰りにホットヨガのレッスンをして来たのですが、初めて習う先生で、しかもあまりノンビリ屋の私には向いていない内容だったのでビックリした。

色んな先生が居る訳ですよ、ヨガと一言で言っても。
今回の先生は、特段激しい動きや難しいポーズを取ったりする訳ではなく、むしろ今までで一番楽だったかもしれないってな内容だったのだけど…

「はい、顔緩めて、目も緩めて~。腕と肩の力抜いて、でもお腹には力入れて腹筋使って~…」

と1つ1つの動作をするたびに1つ1つ言葉で説明をしてくれるんですよ。
言われた通りにせなならん!と体を必死に動かすんですが、その前に、先生の言葉を聞き取って、頭でその言葉をイメージして、そして運動神経使って体へ…なんぞやってると、

一体、どこまでやったっけ!?

みたいになってしまって、気づけば皆とはとんでもなくかけ離れたポーズを取っていたりしたのです。

まぁ、慣れなのだと思いますが、でもこの先生の授業は避けたいなと…。


こんばんわ、スナです。久々描いたヘタクソなTOP絵のポーズは、先生の言葉からかけ離れたポーズでは決してなく、実際にこんなポーズをするのもあります。

でもコレ、仰向けで寝ている状態だからね。決して立ってやってるワケではありませんからね。

肩甲骨が伸ばされ、同時に腰がギュッと捻られるので、凄く気持ちが良いです、ぶっちゃけ。

皆さんも布団の上でやってみてくんさい。



ヨガに通い出して…。

本気で体の調子が良いです。ピョンピョン飛び跳ねるほど、元気一杯!力がみなぎるぜよ!ってなことではないのですが、

常に…。肩こり、目の疲れ。偏頭痛に、体のだるさ。ちょっと階段を登っただけで発生する動悸、息切れ…

そういったものたちがカナリ緩和されたってことです。どんだけ病んだ体してんだ?ってなことですが、まぁ、一日の半分以上をPCと向き合って座っている状態なんで、どうしようもないんですな。

血やリンパの流れがどうしても滞ってしまい、老廃物が溜まりやすい上、その状態が慢性化してしまっているので…。


ま、健康でいられれば問題は何もないのですが、インドサバイバルに向けて、そろそろ筋力や体力も考えないといけないなとは思う…。

意識的に頑張らないといけない年頃になってくると、本当に若いって素晴らしいなとツクヅク思います。


さてさて。
「きらめき団2009spring」展覧会は皆様、ご覧になられましたでせうか…?ドキドキ。

まぁ、始まったばかりですし、9月末までやっているという、期間も長いので、焦って行かなくても全く問題はないってか、むしろ気が向いた時に来て欲しいモノですので、まだご覧になられてなくても全く構わないのですが、

あ、こーゆー世界もあるんだ~と是非ともきらめき団の存在を1人でも多くの方々に知っていただきたいとは心底思っておりますので、お時間がおわりでしたらば、是非とも遊びに来て頂きたいです。

このブログからは、ヘタクソなTOP絵の下にチマッと貼り付けられている小鳥ちゃんバナーをクリックすれば別窓で会場が開くようになっております。

勿論!無料です!!アヤシイサイトでは決してございません(こんなアヤシイブログの管理者が言うのもなんですが…)


おっと、もうこんな時間!

ねま…。
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